NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

「浅田家!」

2020年10月17日 | 邦画

~それは、一生に一枚の家族写真~

2019年  日本映画  (2020.10.02公開)
配給:東宝    上映時間:127分
監督:中野量太
原案:浅田政志 「浅田家」「アルバムのチカラ」(赤々舎刊)
脚本:菅野友恵/中野量太
美術:黒川通利
衣装:西留由起子
出演:二宮和也/妻夫木聡/黒木華/菅田将暉/渡辺真起子
   北村有起哉/野波麻帆/風吹ジュン/平田満

<見どころ>
第34回木村伊兵衛写真賞を受賞した浅田政志の著書「浅田家」
「アルバムのチカラ」を原案にした人間ドラマ。家族写真を撮りながら
成長していく主人公の姿を描く。監督を『湯を沸かすほどの熱い愛』などの
中野量太が務め、脚本は『乱反射』などの菅野友恵と中野監督が共同で担当。
主人公を二宮和也、その兄を『悪人』などの妻夫木聡が演じる。

<ストーリー>
家族を被写体にした卒業制作が高評価を得た浅田政志(二宮和也)は、
専門学校卒業後、さまざまな状況を設定して両親、兄と共にコスプレした
姿を収めた家族写真を撮影した写真集「浅田家」を出版し、脚光を浴びる。
やがてプロの写真家として歩み始めるが、写真を撮ることの意味を模索する
うちに撮れなくなってしまう。そんなとき、東日本大震災が発生する。

<感想>
聞いたことのあるイントネーションやなぁと思ったら、ロケ地、津市なんですね。
あとで調べたら、浅田氏は津市出身。だからなのね、納得。


浅田家の家族愛が深い。なんのかんの言いながらも主人公を温かく
見守る姿が心に沁みます。特に、妻夫木聡さんが演じたお兄ちゃんの
「お前が幸せなことがお父さんもお母さんも何よりも幸せで、
お前が悲しいと、お父さんお母さんは何よりも悲しい」
この台詞には泣けました。親は、子供に対してはそう思うよね。

そして、幼馴染のわかなちゃんが最高!(黒木華ちゃんの演技も!)
ああいう潔くて懐の深い女性に私もなりたいです☆


後半、東日本大震災の話が出てきますが、写真を洗って持ち主に
返すというボランティアがあったの、恥ずかしながらこの映画で
初めて知りました。一瞬を切り取った「写真」の存在がどれだけ
影響を与えるかを改めてこの映画で感じました。

二宮さんの演技も素敵でしたが、周りの俳優さんたちの演技が
とにかく素晴らしい。みんな助演賞もらってもいいんじゃない!?
ぐらい印象に残る演技力でした。
また、出番が少なめでしたが、「菅田将暉」を消した菅田くんの
演技が凄かった!これは菅田君ファンは必見ですよ~。

笑えて泣ける素敵な作品でした。賞レース、これは来ますね。

点数:8点 (10点中)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする