~スポットライトの中、愛を求めて~
2019年 イギリス映画 (2020.03.06公開)
本年度アカデミー賞 主演女優賞受賞作品
配給:GAGA 上映時間:118分
監督:ルパート・グールド
原作:ピーター・キルター 舞台「End Of The Rainbow」
脚本:トム・エッジ
美術:ケイヴ・クイン
衣装:ジェィニー・ティーマイム
音楽:ガブリエル・ヤーレ
出演者:レネー・ゼルウィガー/ジェシー・バックリー/フィン・ウイットロック
ルーファス・シーウェル/マイケル・ガンボン/リチャード・コーデリー
ロイス・ピアソン/ダーシー・ショー/アンディ・ナイマン
ダニエル・セルケイラ/ベラ・ラムジー/ルウィン・ロイド
<見どころ>
『オズの魔法使』『スタア誕生』で知られる女優・歌手のジュディ・ガーランド
を、『シカゴ』などのレネー・ゼルウィガーが演じた伝記ドラマ。47歳の若さで
亡くなる半年前に行ったロンドン公演に臨むジュディを映し出す。自ら全曲歌い
上げたレネーをはじめ、フィン・ウィットロック、ジェシー・バックリーらが共演。
監督を『トゥルー・ストーリー』などのルパート・グールドが務める。
<ストーリー>
ミュージカル映画のスターだったジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)
は、遅刻や無断欠勤を重ねた結果、映画のオファーがなくなる。借金が増え続け、
巡業ショーで生計を立てる毎日を送っていた彼女は、1968年、子供たちと幸せに
暮らすためにイギリスのロンドン公演に全てを懸ける思いで挑む。
(以上、シネマトゥディより)
<感想>
「オズの魔法使い」は、映画館ではなく、地上波で観ましたが
ドロシーを演じていた陰に、あんな薬漬けで頑張らされていたとは
夢にも思わず・・・。いくら彼女が太りやすい体質だからといって
薬漬けの毎日にさせるなんて、怖すぎ。
久々のレネー・ゼルウィガー、特にラストシーンが圧巻。
自身も低迷期があっただけに、ジュディとレネーがリンクして見えました。
幼少期で受けた傷って、大人になってからも影響出るんですよね。
幼くしてTOPに登り詰めた代償ってなんて大きいんでしょう。
そして、娘のライザ・ミネリもジュディと同じような人生を歩んでしまう
という皮肉。
映画では詳しく描かれていませんが、彼女はあの当時では数少ない
LGBTの理解者。LGBTの象徴であるレインボーフラッグは、「虹の彼方に」
に着想を得て作成されたと言われています。
なので、ラストでゲイカップルがこの歌を歌うシーンと、ジュディが
憑依したかのようなレニーの歌い上げるシーンは、胸がこみあげてきました。
レニーの代表作がまた増えた、そんな作品ですね。
点数:7点 (10点中)
久々の映画なので是非みたいです。
でも映画館もしばらくお預けですね。
映画にしろお芝居にしろコンサートにしろ、世界中が自粛や中止ですが、文化活動が衰退しないか心配です。
主演女優賞、納得の演技でした☆
行く機会が出来ましたら是非!
映画、軒並み上映が延期になる作品が出ていますね。
コンサートやイベントが自粛が続くと、衰退が危ぶまれます。
私も夏に発表会が控えていますが、どうなるのか?本当に心配です。
ワクチンor特効薬が開発されれば、事態も変化
してくるだろうと思いますが、それはまだまだ先ですね・・・。
最後の歌は泣けました・・・
>LGBTの象徴であるレインボーフラッグは、「虹の彼方に」
これ知らなかったです。あのエピソードとってもよかったですよね。
最後の歌のシーンは、圧巻。
ジュディが憑依しているように感じました。
レインボーフラッグは、TVのインタビューで
トランスジェンダーの外国人の方が、話していたのを
観て、私も知りました。
ゲイカップルのエピソードも良かったですよね。
胸がジーンと来ました♪