◆第7回 「遥かなるヌーヨーカ」
江戸での剣術修行を終えた龍馬(福山雅治)は、土佐に帰る。
逞しくなって帰ってきた息子を見て安堵する、父・八平(児玉清)。
龍馬は、再度江戸での修行を八平に願い出る。
15か月振りに戻ってきた土佐は、ずいぶん変化していた。
土佐は、「攘夷」一色の状態で、武市(大森南朗)は、かつての仲間たちから
先生と呼ばれるようになり、武市道場の雰囲気は、以前と違い殺気に近い空気が
流れていた。
龍馬は、加尾(広末涼子)お再会する。
加尾は、弥太郎(香川照之)の下で学問を学んでいたが、弥太郎は加尾の
おかげで江戸へ行くことになったのを機に、なんとプロポーズ。
当然、加尾は断っていた。 加尾は、まだ龍馬のことが好きだったのである。
加尾が自分のことを好いていることも、弥太郎が加尾のことを好きなのも
まったく知るよしのない、龍馬。
龍馬のせい?でふられたと勘違いしている弥太郎は、さらに龍馬に嫉妬。
そこへ、龍馬が現れる。弥太郎は、川田小龍(リリー・フランキー)という
絵師のところへ行き、西洋話を聞きにいくところだった。無理やりついていく龍馬。
そこで龍馬は、幼馴染の近藤長次郎(大泉洋)に会う。長次郎は、小龍の弟子に
なっていた。同じ場所に、武市も来ていた。
小龍:「日本は世界から見れば、ちっぽけな島国にすぎない」
西洋文明の素晴らしさを説く小龍に対し、攘夷派の侍たちは激怒。
残った弥太郎と武市は意見対立してしまう。
龍馬:「まずは、この日本を守るという心がけを持つことじゃ」
弥太郎:「おぬしは、江戸へ行ってへりくつがうもぅなった」
黒船を見た龍馬に興味を持った小龍は、龍馬の家へ押しかけ
しばらく居候することになる。そんな時、八平が倒れる。
八平は、龍馬のいない間に病が進行していたが、龍馬に知らせてはなるまいと
家族でそれを隠していたのだった。
龍馬:「わしは、なんも知らんと江戸で好き勝手なことを・・・」
しばらく小康状態が続いたある日、龍馬は父が寝ている部屋を訪れる。
八平:「龍馬、わしに構うな。
この世に生を受ければ己の命を使い切らんといかん。
使い切って生涯を終えるがじゃ。おまんは、一回りもふたまわりも
大きゅうなって帰ってきた。それで十分ぜよ。
子の成長が、親にとって一番の幸せなのじゃ」
その夜、1枚の絵を描く小龍に八平が話かける。
八平:「龍馬は年をとってから出来た子です。長い付き合いが出来んと
覚悟しちょったのに・・・心配でたまらん。
龍馬は、華を咲かせてくれるがでしょうか?」
小龍:「あれは、なかなか太いぞ。きっと大きい華咲かせるぜよ」
八平:「そうですか・・・・華が見たかったのう・・」
あぁ・・・ハンカチが・・・・。
ある晴れた日、龍馬一家は八平を連れて桂浜へ出かけた。
龍馬は、家族に黒船を造って、遠い異国へ家族と一緒に旅するのが夢だと語る。
八平:「おまんは、そんなことを考えちょったか。
みんな、行くがぜよ。こんな嬉しい日は初めてじゃ」
八平が息を引き取ったのは、この日からまもなくのことだった・・・。
(本文は、HPの文を一部引用しています)
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今週は、涙なみだの回でした。
子供の成長が親にとっては一番の幸せ。それを見ずにして自分は
この世を去る無念さが、ひしひしと感じたお話でした。
小龍と語るシーン、桂浜でのシーンは、涙が止まりませんでした。
児玉清さんの演技は、ほんと素晴らしかったです。
それとは対照的なのが、武市半平太の顔つき。
攘夷へと思想が進んでいくにつれ、鬼のような形相になってきました。
思想の違いで、龍馬とものちに離れてしまう武市の今後の動向にも
目が離せませんね。
そして・・・「ヌーヨーカ」って、ニューヨークのことだったんですね。( ̄▽ ̄;)
たった150年前は、こんなんだったかと思うと、ほんと時代の変わり具合の
早さに驚きます。
次週、弥太郎がメインかしら?
で・・・おいおい あの父ちゃん、また何かやらかすんですか?
ほんと、親子で対照的です、龍馬と弥太郎は・・・。
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