NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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<1月の鑑賞予定映画>

「室町無頼」「サンセット・サンライズ」「雪の花ーともに在りてー」「アンダーニンジャ」

「決算!忠臣蔵」

2019年12月08日 | 邦画

~討ち入り、やめとこか!~

2019年  日本映画  (2019.11.22公開)
配給:松竹    上映時間:125分
監督:中村義洋
原作:山本博文  『「忠臣蔵」の決算書』  新潮新書
脚本:中村義洋
美術:倉田智子
音楽:高見優
出演:堤真一/岡村隆史/石原さとみ/濱田岳/横山裕/妻夫木聡
   荒川良々/西村まさ彦/木村祐一/橋本良亮/寺脇康文/桂文珍/山口良一
   大地康雄/千葉雄大/堀部圭亮/上島竜平/山崎一/波岡一喜/板尾創路
   鈴鹿央士/鈴木福/滝藤賢一/笹野高史/西川きよし/竹内結子/阿部サダヲ

<見どころ>
忠臣蔵で知られる大石内蔵助が記した決算書を基に、討入り計画の実像に迫る
山本博文の著作を実写映画化。予算内で討入りを成し遂げようとする家老と勘定方の
奮闘を描く。大石を『孤高のメス』などの堤真一、大石を支え続ける勘定方をお笑い
コンビ「ナインティナイン」の岡村隆史が演じる。『殿、利息でござる!』などの
中村義洋がメガホンを取った。

<ストーリー>
1701年、赤穂藩藩主・浅野内匠頭が江戸城・松之廊下で刃傷騒ぎを起こし、
浅野家お取り潰しと内匠頭の即日切腹が決まる。筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は
お家再興のために幕府へ働きかけるが、その思いは断たれてしまう。
江戸の庶民たちは吉良上野介へのあだ討ちを熱望するが、討入りするにも
多額のお金が必要だった。
(以上、シネマトゥディより)

<感想>
話のもとは、大石内蔵助が討ち入り決行までの潜伏期間で使用した費用すべてを帳簿に
記録していた「決算書」。
今まで数多くの、討ち入り話が映像化されていますが、「お金」をテーマにした
忠臣蔵は、これが初めてではないでしょうかね?
何をするにも「お金」が必要ですもの、これはなかなか興味深いです。

 
「討ち入りするまでには、こんなにお金がかかったんだぞ!」
というお金メインの話なので、討ち入りシーンは殆ど(全くに近い?^^;)
出てきません。これ、かなりの肩透かしです。切り口は違っていても
お決まりの討ち入りシーンは、もう少しあって欲しかったです。
なんか味気ないのよねぇ。

 
吉本の芸人さんが数多く出演していて、コメディ映画として楽しむことはできました。
しかし、あれだけの吉本芸人が出てるなら、もうちょい突き抜けた笑いが
欲しかったのも確か。特にきよし師匠のシーンは、全く笑えなかったのが残念。

一つ思ったのが、横山裕さんが結構時代劇に案外時代劇に合っているうこと。
殺陣や立ち回りなどをもっと勉強されれば、俳優としての幅も広がるのでは?
と感じました。

全体的に楽しく鑑賞できましたが、DVDで充分かも。

点数:6点 (10点中)

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「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」

2019年12月07日 | 邦画

~みんなのしらない、すみっコ物語~

2019年  日本映画  (2019.11.08公開)
配給:アスミック・エース  上映時間:66分
監督:まんきゅう
原作:サンエックス
脚本:角田貴志
美術監督:日野香緒里
主題歌:原田知世  「冬のこもりうた」
ナレーション:井ノ原快彦/本上まなみ

<見どころ>
たれぱんだ、アフロ犬、リラックマなどのキャラクターで知られるサンエックスに
よるすみっコぐらしの劇場版アニメ。寒がりで人見知りのしろくまをはじめ、
ぺんぎん?、とんかつたちが、絵本の世界に迷い込む。監督を『アイドルマスター』
シリーズなどのまんきゅう、ナレーションを井ノ原快彦、本上まなみが務める。

<ストーリー>
「喫茶すみっコ」にやってきたすみっコたちが、地下室で発見したとびだす
絵本を見ていると、仕掛けが動き始めて絵本の中に吸い込まれてしまう。
絵本の世界ですみっコたちは、自分が誰かわからないひよこ? と出会い、
ひよこ? の家を捜すことにする。

<感想>
サンエックスの人気キャラクターの「すみっコぐらし」。
私もサンエックスキャラの中では、リラクマの次に好きなキャラクターで
LINEスタンプも持っています(笑)

当初、鑑賞予定に入っていなかったのですが、TVで「泣ける映画」と
話題になっていたので、どんなものかと思いまして、ポイントで鑑賞。

 
キャラクターが全くわからなくても、冒頭でキャラクター紹介があるので
予備知識がなくてもふつーに観られます。

キャラクターにファンはそれぞれ思い入れがあるので、声をあてがわず
台詞は字幕で、細かいことはナレーションで補うという方式は、私は良かったと
思いました。

すみっコたちは、いわば「マイノリティ」な存在。
そんな彼らが、じぶんの居場所をみつける、そのあたりに大人たちが
共感し、感動するのでしょう。

私は、情緒が他の方より欠落しているのか?泣くどころか、ウルっとも
来ませんでしたが、「自分のいばしょがみつかってよかったね」
という、ホッコリした気持ちになれました。

あと、絵本が紙であるというのを、うまく利用した展開はなかなか面白かったです。
なので、「ひよこ」のあの顛末は、切なかったですね。

確かにホッコリしましたが、いかんせん話はゆるゆる(わかってはいたけど)
なので、
ポイント鑑賞で正解だったかも(笑)

点数:5点 (10点中)

コメント (2)
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