<4月の鑑賞予定映画>
~みんなのしらない、すみっコ物語~
2019年 日本映画 (2019.11.08公開)
配給:アスミック・エース 上映時間:66分
監督:まんきゅう
原作:サンエックス
脚本:角田貴志
美術監督:日野香緒里
主題歌:原田知世 「冬のこもりうた」
ナレーション:井ノ原快彦/本上まなみ
<見どころ>
たれぱんだ、アフロ犬、リラックマなどのキャラクターで知られるサンエックスに
よるすみっコぐらしの劇場版アニメ。寒がりで人見知りのしろくまをはじめ、
ぺんぎん?、とんかつたちが、絵本の世界に迷い込む。監督を『アイドルマスター』
シリーズなどのまんきゅう、ナレーションを井ノ原快彦、本上まなみが務める。
<ストーリー>
「喫茶すみっコ」にやってきたすみっコたちが、地下室で発見したとびだす
絵本を見ていると、仕掛けが動き始めて絵本の中に吸い込まれてしまう。
絵本の世界ですみっコたちは、自分が誰かわからないひよこ? と出会い、
ひよこ? の家を捜すことにする。
<感想>
サンエックスの人気キャラクターの「すみっコぐらし」。
私もサンエックスキャラの中では、リラクマの次に好きなキャラクターで
LINEスタンプも持っています(笑)
当初、鑑賞予定に入っていなかったのですが、TVで「泣ける映画」と
話題になっていたので、どんなものかと思いまして、ポイントで鑑賞。
キャラクターが全くわからなくても、冒頭でキャラクター紹介があるので
予備知識がなくてもふつーに観られます。
キャラクターにファンはそれぞれ思い入れがあるので、声をあてがわず
台詞は字幕で、細かいことはナレーションで補うという方式は、私は良かったと
思いました。
すみっコたちは、いわば「マイノリティ」な存在。
そんな彼らが、じぶんの居場所をみつける、そのあたりに大人たちが
共感し、感動するのでしょう。
私は、情緒が他の方より欠落しているのか?泣くどころか、ウルっとも
来ませんでしたが、「自分のいばしょがみつかってよかったね」
という、ホッコリした気持ちになれました。
あと、絵本が紙であるというのを、うまく利用した展開はなかなか面白かったです。
なので、「ひよこ」のあの顛末は、切なかったですね。
確かにホッコリしましたが、いかんせん話はゆるゆる(わかってはいたけど)
なので、ポイント鑑賞で正解だったかも(笑)
点数:5点 (10点中)