くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

タワウも肉骨茶

2008-06-12 23:58:44 |  旅のグルメ

土曜日、シパダンで3ダイブを終えると、セレベスエクスプローラーは、まるで逃げるかのように、
さっさとシパダンを撤収。シパダンからセンポルナまで、セレベス・エクスプローラーの船足では
6時間かかるとキャプテンはおどすが、4時間ほどで着いた。
本来、日曜下船のところ、ものずきな私は、今回も船がセンポルナに着くと、即下船し、タワウへ。
タワウのホテルに着くと、荷物を置くやいなや、即、食べ物を求めて外出。

タワウでは、屋台のシーフード、KEDAI KOPIのミーゴレン、ミースープ、露店で売っているお好
み焼きのようなやつ、山東餃子、ココナッツプリンが食べたい。あれも食べたい、これも食べたい、
でウィッシュリストに限りはないなのだ。もう食いだおれてしまいたい。一時的に胃拡張になってし
まいたい。たとえ、それで太ったとしても、増えたものは、また減らせばよいのだから。そうは思っ
ても、食べられる量に限界があるのが残念だ。

街が、蒼い夕闇に包まれると、タワウのKEDAIは皆、うすぼんやりとした灯りの中で営業している。
目をこするような照度が、ノスタルジックな感じで味がある。適当に歩いていたら、KKのNo1バク
テ屋と同じ名前の、「佑記茶室」があった。「あだばくて~?(バクテアリマスカ~?)」と、言いながら
店に入ると、やさしそうなメガネの店主が、「アリマス~」と片言の日本語。気の強そうなヨメが、
「さゆーる?(野菜は?)」と聞いてくる。何の野菜かと聞くとこれ「これ」、と見せてくれたが、何菜か
はわからない。店主が「オイシイデスヨ~」とまた日本語。あまりに感じがいいので、サユールも
頼んでみた。

バクテの構成は、KKの佑記茶室と、まったく同じ。これは、ご親族かな。
豚のいろいろな部位が入ったスープの茶碗と、具のないスープだけの茶碗、中国茶、チリだけの
シンプルな構成。KKの佑記の方が、スープの味は、より強いが、このタワウの佑記のバクテが、
これまで食べたバクテの中で、いちばんおいしいような気がした。「オイシーデスヨー」の野菜炒めも、
本当においしかった。

サユルとバクテとテでRM9.70だから、300円ってところかな。
なんとなく腹8分目な感じなので、ココナッツプリンをテイクアウトしようかと、いつものオーシャンレス
トランに向かった。行ってみたら、何かの15周年会合をやっており、そんな感じでもないので、すご
すごひきかえした。オーシャンレストランは、夜は、けっこう高い確率で、貸し切られているなあ。

あー。もっといろいろなローカルフードが食べたい!と、思いつつ。タワウの短い滞在は終わった。