くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

モル旅2014 ガーフ環礁編(6) 3月6日(木)

2014-05-07 10:13:12 |  ダイビング
睡眠時間3時間ちょいで、無情にも起床時間。
うしみつどきにやって来たジンベイは、いったいいつ帰っていったんだろう?
連日、水面休息でゴロゴロしているから、寝不足でもそんなに疲労感はない。
筋肉痛は相変わらずだけれど…。
早くもダイビング最終日。
せっかく日曜まで休みなのに、ダイビングが木曜で終わりってのは残念。
夕べはジンベイも来たし、カジキも3回出たし、きのうまでのダイビングはまあまあ…。
というか、客観的にとらえれば、むしろ当たり。
でも、もうひとつパンチがほしい。
なにがともあれ最終日。
願わくば、きょうでガーフはおわりにしたい。

1st dive Villigili Kandu
けさはヴィリギリ・カンドゥ。


ああ、やはりきょうも、すべてが遠い。
この距離感が、そこそこいろんなものが出ていても、このガーフをまあまあとしか思えない所以。
グレーリーフも…

サバヒーも…

バラクーダも…

ナポレオンも…

マルコバンも…

と思ったら、マルコバンは近づいてきた。

母船に帰ったら朝食。


2nd dive Villigili Kandu
ヴィリギリ・カンドゥふたたび。
グレーリーフがいっぱい。
写真は目をこらさないと見えない…。



ちょびっとだけ近づけた。

グレーリーフの群れは、いつだって楽しい。
しかしながら、リーフはいつもながら不毛。

カンドゥへの導入部分は、さながら月面。



そしてチャネル内へと…。
展開する景色は、まったくもってワンパターン。
カンドゥは大物遭遇チャンスの宝庫。
でも、この単調な景色と強い流れで、リラックスできないのがカンドゥの残念なところ。
不毛なところで、不毛な出会い…。



たまにツバメウオがぱらぱら。

グレーリーフの次にうれしかったのは、カラーブレニー。
イシガキカエルウオによく似ている。

このテのブレニーって、わりとしらけたロックの上が好きだなぁ…。
残念ながら、なかなか正面はむいてくれない。
見上げれば。浅瀬にカスミアジの群れ…。

ぼけぼけ。
見下ろせば、不毛な砂地になんらかアジ系。

明るい水面近くも、殺風景。

母船に戻ってランチ。


3rd dive 不明のギリ
MAPを見れば、トップが水深1mなのでギリなのだが、ポイント名がわからなくなった。

そしてラストダイブらしく、まったくのまったり。
外洋を見れば、たまにサメが通ったり…

イソマグロが通ったり…

でも、基本はマクロ。
それじゃなくても、モルディブは固有種だらけでよくわからないうえに、ガーフの子たちは、さらになじみ薄系が多く、手持ちの図鑑では、なかなかマッチできない。
ダムゼル系のスズメダイ、フィリピンスズメダイに似ているけれど、この紺と黄色のテールがパキっとわかれてる、けっこう目つき悪めの子たちとか…

この胸びれのつけねが黄色いのは、マラヤン・クロミス(Malayan chromis)というらしい。
モルディブのマレーちゃん。

インポスターブレニーと思っていたけれど、ディスコ・ブレニー(Disco Blenny)というらしい。
ちょろちょろするのでなかなか撮れない。

マクロじゃないけど、ホソフエダイの群れとか、

エソ夫妻とか、

正直、いそいそと観察したい種はあまりいない。
テンジクダイ系はかなり豊富で…。

ぜんぜんピンがあわないトゥシー・カーディナルフィッシュ(Toothy Cardinalfish)。

ウスモモテンジクダイ???

ピンがあわなかったり、光が当たりすぎたり当たらなかったり、テンジクダイ系撮影は厄介ぢゃ。
そういえば今回、ハゼ系は、モルディブらしいドラキュラさん、オーロラさん、トールフィンさんに出会うことないまま、終わってしまった。
ブルー・ストライプド・ゴビー(Bluestriped Pigmygoby)。

キンセンハゼ。

シックススポッテッド・グライダーゴビー(Sixspotted Glidergoby)。

イソハゼ系。

そしてモルディブは、私が名まえを覚えられないベラ・ブダイ系がホントに多いとあらためて思う。
これはシチセンムスメベラのygぽい。




クマザサの群れは潤沢。

カラー・ブレニーにしばらくストーキング。

バックのキクメイシの菊目にピンがあってる…。

キクメイシだけじゃない、いろんなサンゴもりもり。




マッシュルームさんごもごろごろ。


サンゴの住人たち…。
ふだんはペアなのに三角関係なテングカワハギ。

そして、美しい枝サンゴを彩る、無数のスズメダイたち。
Yellow axil chromisっぽいけど、微妙に尻尾の上の、黒いふちどりの入る位置が違う…

デバスズメダイ




うーん…。
まあ、ラストダイブって、まったりに持ってゆくもんだけれど、もうちょっとガーフでアドレナリン出しておきたかった。

エキジットしたら、ドーニのスナック、カツオとココナッツも食べおさめ。

どちらも大好物。
最後だし、いっぱいくれるので、いっぱい食べとく。

母船に戻れば、おいうちをかけるようにおやつ。


そして最後の晩餐。
きょうもずらり。

洋風も…



モルディビアンも大充実。
各種ヘディカ。


メインはガルディア。
食用バナナ。

でんぷんズ。(タロイモとパンの実かなんかだったっけ!?)

カツオのスープ

紫オニオンのみじん切りにモルディビアンチリ。

ココナッツフレークをかけて、

これらを、こんなふうに素手で混ぜるのがモルディブ流。

できあがりー。

苦手という人も少なからずいるけれど、私は年にいちどは食べたいアイテム。
ヘディカで揚げ物大魔王、イモ類で糖質大魔王、しかもパスタが参戦して炭水化物大魔王。
ガルディアには人一倍の料のココナッツフレークをかけ、生野菜だってもりもり。
そのうえビールに、同じテーブルのメンズがふるまうワインに。
ああ、また帰ったら、ワークアウトはふりだしに戻る感じだなぁ…。
でも、おいしいからじゃんじゃんいっとく。
これ、めったに食べられないから、どんなに太ってもいいから、一時的に胃拡張になりたいくらい。
というわけで、ラストナイトもよく食べ、よく飲み、ふけていった。
コメント
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