なぜか山登り
年越しはキナバル山♪
10年ぶりのキナバル山♪
キナバル山で山スカート♪
本当のところ、「♪」と浮かれるよりは、むしろブルー。
あれは2005年5月のこと。
ひたすらしんどかったキナバル山…。
「もう山登りなんてしない!」と心に誓ったキナバル山…。
あっという間に月日は流れ、キナバル登山のことを鮮明に覚えているつもりでも、喉元過ぎれば熱さを忘れ…。
そう、人間は忘却の生きもの。
また登ってみようかな~、なんて気の迷い。
お正月の東京は嫌いだし、会社は9連休にはならず暖かい海には行けない…。
それに、超個人的なこだわりもある。
2014年はなんと、私がサバ州に出会ってしまって20周年。
シパダンにたどり着くより前に、機内から見た金色に輝くキナバル山に心奪われたところから、サバ熱にかかっている。
20代から40代という事実に愕然としながらも、20周年記念第一弾として、サバ州の象徴であるキナバル山に登りたい。
そんなこんなで、この気の迷いを実行に移させるのは、いとも容易なことだった。
だから、20周年の幕開けは、キナバル山からにして、シパダンはまた後日。
登りはじめたら後悔するのはわかっている。
今回は一人だし、お金で解決できるのなら、キャンセル料払ってやめちまおーかな、なんてぎりぎりまで悩んでみたりもした。
でも、この前は、骨折・激太り・生理のトリプルパンチ、満身創痍で歩いたから、大変だったんだ。
あれから10も年くったけど、今回は骨も折ってないし、体重は14キロは軽いし、生理にもあたらない。
ここ2年は日々ワークアウトもしてるから、運動不足だった当時よりはましなはず。
それに、KK直行便も復活した今、3泊4日でKK旅ができる。
これはもう、神が「行け」といっているに違いない。
と、完璧こじつけ状態で、キナバル登山決行。
ダイバー的アドホック登山グッズ
KK直行便はありがたいが、時間が悪い。
成田発14:55、コタキナバル着20:05。
超中途半端で、もうちょっと早いとか遅いとか、どっちかにしてほしいもんだ。
ただ、中途半端な時間のフライトなだけに朝は楽。
よってパッキングは、いつものごとく、当日朝になってしまった。
さて、いつもと違う荷物。
今回限り、登山をすることはないだろうから、お金はかけられない。
登山口から山小屋までは、Tシャツでよいから、ボトムは海用レギンスで代用。
山スカートがわりにユニクロのウォームイージースカート。
山小屋から山頂までの気温が低くなる場所用には、ユニクロのフリースと暖パン。
どうせ下山のとき、花崗岩では尻からすべってパンツは擦り切れるだろうし、長い階段地獄では、赤土でドロドロになって即廃棄の運命だから、ユニクロで十分。
風よけはSプロのボートコートで代用。
でも、これは逆にあんまり汚したくないし、穴とかあけたくないなぁ…。
雨具はダイソー。
適当なニットキャップが見つからず、さすがにサーフビニーかぶったら頭むれそうなので、キャップもダイソー。
山頂用手袋もダイソー。
軍手は避難袋からひとつ引っ張り出し。
ソックスはキャンドゥ。
この年末年始にキナバル山に登ることに自己満的意義があるのであって、山ガールファッションなんてこだわってられない。
ライトもダイビングライトで代用したいところだが、やはり慣れない山歩き。
両手があくように、ドンキで980円のヘッドライトを買った。
何から何までチープである。
ただ、シューズだけは、ちゃんとナイキの登山靴にしてみた。
前回、トレーニングシューズで大丈夫と言われ、帰ってからも普段ばきできそうなやつを、センターポイントのナイキショップで買ったが、下山時に何度もツルっとなったので、靴だけはしっかりしたものを。
まあ、ポーターなんかはビーサンで歩いてたりするし、山ガールの友だちによれば、すべるのは靴底のせいではなくヘタだからなんだそうだ。
最初は機内持ち込みですまそうと思っていたが、ダイビング用具がないと荷物が超軽いので、いつものダイビングバッグに、ポーターに預けるバックバッグと、自分が背負うバックバッグを、両方ともパッキングずみにしてつめこむことにした。
それでもダイビングバッグ内はスカスカ。
帰りに大量にマレーお菓子に調味料が買える♪
おうち→銀座→成田→KK
きょうも成田には、銀座から900円のバスでアクセス。
バスは楽天トラベルで予約するしかないので、全額ポイント支払い。
ゆとりをもって、成田に出発の2時間半前に着くように銀座発11:26発にした。
バスに乗る時に、ケータイの予約確認画面を見せなくてはならないので、地下鉄で銀座に着いたら、予約確認メールを出してみる。
ここでよーくメールを見ると、京成バスって書いてある。
9月は京成じゃなかったけど、きょうは京成なのね、くらいに軽く受け止める。
でも、このあいだは「THEアクセス成田」って名まえだったが、きょうはどこにもその文字がない。
この前は銀座となっていたが、今日のは数寄屋橋と書いてある。
メールののりばリンクを一応クリックしてみる。
出てきた地図は、同じ位置に見えるが、微妙に私の思う宝くじ売り場から道を隔てている。
楽天の地図わかりづれー、と憤って京成バスのサイトで乗り場を調べたら、なんと乗り場は宝くじ乗り場むかいの教会側だった。
危ない、危ない。
それでも余裕の10分前に乗り場に着いた。
10分前なら、他にバスを待つ人がいてもよさそうだが、誰もいない。
バス停には「リムジン」の文字があるが、リムジンは3000円コースだし、私のは900円…。
本当にここ?
いちおう成田ゆきの時刻表が掲示されていて、26分の文字がある。
道路を隔てた「THEアクセス成田」のバス停には、たくさんの人が並んでいるので、ここでよいのかとどんどん不安になる。
でも、バス停の時刻表には、26分もあるから、ここでよいはず。
ふと有楽町の方を眺めると、スカイラウンジが目に飛び込んできた。
大学生の頃、面白半分に2~3回行ったことがあり、あの頃でさえレトロな感じがしたのに、まだ健在なんだ。
スキーに燃えていた大学生の頃…。
それを機に、なんだか昔を思い出した。
スキーはダイビングにはまるあまり訣別。
こどものころは銀座にピアノを習いに来ていたけれど、練習が嫌いで、中学生になったのを機にリタイア。
中・高時代は洋画オタで日比谷・有楽町・銀座界隈をうろうろしていたっけ。
ついでに洋楽にもはまり、山野楽器やら十字屋をうろうろ。
あわせてプロ野球おたくにもなり、銀座松屋でサイン会があるとサイン会に行ったりもしたなぁ。
(当時、プロ野球名鑑を熟読し、セパ12球団、全選手を暗記していたほど。地元なので、ヤクルトファン感謝デーに行ったり、神宮にもよく行った。在阪球団の選手が松屋でサイン会を行えば、のこのこ出かけて行ったのだ。今は、ペナントレースの順位さえ把握していない。)
と、銀座って、私の飽きっぽい過去が凝縮された場所なのだ。
でも、こんなに飽きっぽい性格なのに、20年もシパダンに通っているのだから、シパダンってすごい。
過去を振り返ることにも飽きてしまったが、バスは来ないし、待ち人は私だけ。
ここでよいのかと猜疑心の塊になるが、やがて東京駅の方から緑色のバスが見えてきた。
たしか、ホームページで見たバスはあんな色。
バスは期待通り私の目の前で止まり、中から数名のチャイニーズらしき人たちが降りると、空っぽになった。
これが折り返すのかな?と路肩に降りたら、愛想のない女性ドライバーから「26分のバスは次に来ます」と告げられ、どうやら場所は間違っていなかった。
そして、定刻より数分遅れで、8割くらい埋まったバスが来た。
バスからは、先ほどの女性ドライバーとは違って、今度は愛想のよい男性ドライバーが「XX様ですね?」と降りてきた。
どうやらアクセス成田は銀座発東京経由で、京成バスは東京発銀座経由のルーティングのようだ。
みそかの晴海通りは渋滞していて、バスはなかなかすすまない。
車窓から歌舞伎座見て、高速乗ればスカイツリーで、軽く東京観光。
進行方向に向かって右手は日差しが差し込み、乗客たちは暑そうにしてたり、うとうとしているが、私が座った左手は冷え冷え。
冬はの日中は右手、夏は左手に座るのがよさそうだ。
成田空港第二ターミナル
成田に着いたら、ブーツとコートをバッグにしまいこみ、早くも夏仕様にチェーンジ。
MHのカウンターにゆくと、予想どおり長蛇の列。
通常のチェックインとインターネットチェックインのレーンを分けていないので、内側にいる係員にむかって「すみませーん、インターネットチェックインもここに並ぶんですかー?」と聞いたら、「こちらへどうぞ」ってな具合。
チェックインをすませると、うーん、おなかがすいた。
フライトまでまだ2時間あるし、軽く食べようかと思うが、レストランはどこも混んでいる。
機内食はあるし、KKに着いたらなんかしら食べに行くから、食べ過ぎは禁物。
セブンで気になっていた「金のロール」90円を買ってみた。
金…おなかがすいているのに、金は言い過ぎじゃない?と思うしろものだし、なんの足しにもならず…。
特に見たいショップがあるわけでもないし、保安検査場には長い列ができていたから、さっさと出国することにした。
保安検査場の混雑のわりには、出国審査場はするする。
MHはサテライトから出るが、シャトルが廃止され、初の連絡通路利用。
まず、シャトル乗り場あとから、連絡通路に出るまで、いかにもシャトルあとをふさぎました、って応急処置で見た目がよろしくない。
そして、長い連絡通路で、のろい動く歩道に乗っかっているのは、全然楽しくない。
駐機している飛行機も少ないし、景色もつまんない。
途中、MHのクルーに抜かれたが、マレー系女性のヒップの位置があまりに高くプリっとしているので、マレー人ってこんなにバットリフトだったかいな?と思ったが、あとからゆくクルーはそんなことはなかった。
空港職員の人たちは、みんな歩いているけれど、いい運動になりそう。
シャトルの待ち時間緩和のためにコンコース化したようだけれど、結局、3分シャトルを待ったところで、シャトルの方がマシな気がする。
シャトルの跡地にはやがてテナントが並ぶというので、そうしたら、もっと華やかな雰囲気になるのだろう。
さて、ゲートに着いたのは40分前くらいだけれど、閑古鳥。
こんなにお客さん、少ないの?
空腹に勝てず、売店でバームクーヘンなんざ買って食べる。
12/30 MH81 成田14:55 コタキナバル20:05
Boeing 737-800。
KKIA(コタキナバル国際空港)で見れば、これが飛行機の標準サイズ。
でも、成田で見ると、とてもちっちゃい。
満席でももともとの収容人数も少ないから、待ってる人も少ないわけだ。
赤ちゃんを抱いた奥さんが、「え~、これ大丈夫かしら?」と言い、ダンナが「大丈夫」と言っている。
同じボーイングのジェットなのに、人はどうして小さいとこわくて、大きいと平気と思うのか不思議。
私のシートナンバーは5A。
エコノミークラスの最前列。
バルクヘッドでバシネットを装着できる列だから、お隣はあの人たちかしら?と思いながら機内へとすすむ。
まあ、飛行機がちっこいので、ジャバラ内の歩行距離が長い。
決してほめないMHだが、あまりにも乗り慣れているので、良くも悪くも落ち着く。
お隣かと思っていた赤ちゃん連れ夫婦は後ろの方に行ってしまった。
席に着いてシートポケットをチェックすると、機内誌がびっくりするほど汚い。
お隣が来ないうちに、隣のと交換しちゃえ!とせこく隣のを引っ張り出すと、同様だった。
そして、やって来たのは、チャイニーズの年老いた母と、そのアラフォー娘。
ラストミニッツまで買い物をしていたようで、免税のバーバリーのバッグを3つはひっさげており、KKの裕福なファミリーのよう。
フライトはほぼ定刻にプッシュバック開始。
離陸まであと数機やりすごすような機長からのアナウンスがあって、その後、飛び立った記憶がない。
気がついたときには、隣の娘が、片手にピーナツをおかんの分と2パックにぎりしめ、もう片手でヘッドホンと格闘している。
寝ていると、ヘッドホンも、ピーナッツも置いてゆかないMHのサービスレベル。
関西のときも羽田のときもそうだったが、B737-800の日本-KK間のフライトについてくるエコノミークラスのクルーって、いつもレベルが低い。
MHのビジネスクラスのクルーはまあまだし、KL線はエコノミーでもこんなじゃない。
MHの国内線なんて、ときどき寝ていると、ピーナツ3パック置いていくくらいなのに…。
汚い機内誌を見る限り、見たい映画はジョブズくらいで(ジョブズの伝記を買っても読まない私は単にアシュトン・カッチャーが見たいだけ)、わざわざクルー呼んでまでヘッドホンもらって映画を見るよりは、少しでも体力温存のために眠っていたいからよしとしよう。
トイレには立たないつもりで窓側をとったので、歯磨きができない以上、歯にはさまりがちなピーナツもパスということで。
やがて機内食。
キャセイのアジアン・ベジタリアンがまともだったので、より東南アジアなMHのアジアン・ベジタリアンもいいのでは?とリクエストしておいた。
が、出てきたのは、インディアンスタイルというよりは、とろみのある和風な野菜カレーライス。
まずいわけではないが、スパイシーな豆カレーをイメージしていただけに、拍子抜け。
そして、みずからは決して買わないキウィがデザート。
あんまり得意じゃないけど、しっかりいただく。
これならフィッシュミールにしときゃよかった…。
ちなみにお手拭きも出さないし、Tigerのせてないし、7upと頼んだのに飲んでみたらスプライトだし、コーヒーはネスカフェの味だし。
搭載もしょぼいと、さまざま不満を胸に、目を閉じて過ごす。
フィリピン上空になると、だいぶ暖かくなってくる。
外はすっかり暗くなっていた。
そして、KKには、ほぼ定刻の20:10に着いた。
最初、キャプテンのアナウンスでは雨だったが、すでにやんでいた。
前方だし、勝手知ったるKKIAなので、きょろきょろする人びとを後目にさっさと入国。
荷物を待っていると、つけまつげバチバチに、この南国で冬物マキシワンピースという、見たから頭の弱そうな、若い日本人女子ふたりがやって来て、ターンテーブルをバックに自分撮りをはじめた。
今の子は、どこに行くにもつけまつけるで、大変だねぇ…。
思えばわれわれも20年前には、フルメークでSEDCOへディナーに行って、汗でどろどろになったり、エリートモデルズとか来てへその出るような恰好してたことを考えれば、人からは、さぞバカっぽく見られていたことだろう。
私の荷物はいつも軽いがきょうはさらに2分の1以下の8キロ。
いつもはぷっくりして出てくるのが、きょうはあまりにぺしゃんこな状態で出てきたので、危うく見過ごすところだった。
相変わらず税関はノーチェックで、手持ちのリンギットが少ないので、珍しくレートの悪い空港で両替。
1リンギット33.33333......円。
円高のときから6-7円も損。
やはり1ドル98円くらいでいてー。
ホテルエデン54
さてさて、KKでのホテルは、ホテルエデン54。
ここ数年のKKにありがちな、古いビルを改装して無理にホテルにしちゃった系である。
トリップアドバイザーでの評価は高いけれど、所詮は入れ物が古いので、期待はしない。
タクシーカウンターでは、すぐにホテルエデン54をわかってくれたが、ドライバーにクーポン渡すと「?」。
クーポンには「Hotel Eden54」と印字されてるのに、「メリディアン?」と尋ねてくる。
「メリディアンじゃなくてホテル・エデンって書いてあるっちゅーの」と言うと、「場所がわからない」。
だったら、会社に連絡して聞きなさい。
「ガヤストリートの54番」と番地まで教えるが、「カンポンアイル?」とかみ合わない。
「54はガヤストリートのストリートナンバーのはずだから、ガヤストリートの終わりまで行って!」というが、また「メリディアン?」と言ってくるので、いらいらいらいら。
とにかく、ガヤストリートに向かって走るように言う。
何をしに来たかと問われ、「山にゆく」と答えたら、「山にゆくのに車はあるのかい?」となり、「ある」と言ってんのに、「山に行くのに車がなければ何百リンギットで」とセールス。
人の話は聞かないし、ひたすらいらいらさせる、インド系のうざいドライバーで、腹立つー。
ガヤストリートに入ってからも、反対側ばっかりさがしているし、本当に使えない。
無駄にガヤストリートを一往復して、やっと「あったあった!」と到着。
そんなマイナーなホテルエデン54のレセプションと客室は2階。
1階には小さなカウンターにおじさんがいて、あとはイスが二脚あるだけ。
おじさんが荷物を持ってあがってくれるが、ダイビングの重器材があったらたいへん。
機材持参のダイバーにはおすすめできない宿だ。
レセプションには、スッキリしたチャイニーズ女性たぶん30代。
事前にクレジットで全額決済させられているし、個人情報もフォームで登録しているからか、パスポートチェックもなく、デポジット徴収もなく、チェックインは秒殺。
今日とれたのは、超コンパクトなお部屋で狭いせまい。
もちろん、カーテンを開ける、即、閉める裏通りビュー…。
ショートじゃらんじゃらん
荷物を置いたら、ディナーへ出発。
佑記肉骨茶の前を通り、もちろんバクテに心ひかれるが、待ち人多し。
しかも、丸テーブルをいくつかくっつけて1ダースほどの若いチャイニーズ系たちが、絶賛男子会実施中で、なかなか空きそうにない。
早寝しなきゃならないので、並ぶ系は避け、行き当ったクダイコピへ入る。
ミバサと思ってたのに、入り口でラクサのバナーを見たら、ラクサが食べたくなり、ラクサとテタレにした。
テタレのあわあわを見ると、幸せ。
カフェのスチームには萌えないが、テタレの泡萌えである。
そしてラクサ。
あんまり考えずに、さらにチリを投入。
加減せず飲んだら、予想以上に辛く咳き込む。
途中、なんかの寄附を求めるガールズが来たがしかってぃんぐ。
見ていると、KKの人ってけっこう寄附しがちなんだけど、Tigerをちびちびやっていたおっさんは、寄附を求められたらいきなり狸寝入りをはじめた。
それでもガールは3分くらい粘っていた。
ココナッツミルクのスープがおいしいラクサで汗だく。
スープの熱さとチリの辛さで、代謝アッープ!
ホテルエデンの両隣はスーパーで、ホテルを背にして右どなりはトンヒンという食料品と日用品メインのいわゆるスーパーマーケット、右どなりはフルーツやお菓子などをメインに置いている小型スーパーである。
トンヒンでは、あした持ってゆくミネラルウォーター1.5リットルX2本と、チョコレート、そして忘れちゃいけないTiger Beer。
フルーツ屋にはミニミニココナッツがあったのでGET 。
エデンには共用冷蔵庫があって、ビールを突っ込んで部屋にかえる。
冷蔵庫をチェックしたら、大量にブツが入ってるけど、いったいゲストは皆、何をそんな凍らせるのだろう?
部屋に戻り、シャワーを浴びようと、足ふきを広げると超黒ずんでいて不機嫌になる。
バジェットホテルに真っ白いタオルやリネンは期待できないが、そろそろ交換でしょ。
シャワーは簡易シャワーで、湯温があがらず、これまた不機嫌に。
そしてココナッツ。
切れ目は入っているが、なかなか開けられない。
そういえば今年はドールのヤングココナッツとの格闘にはじまり、ここで格闘おさめか。
パックものではないココナッツウォーターはやはりいい。
就寝前に水分とりすぎだけれど、ココナッツウォーター空けたら、タイガーを3回くらいにわけてぐび飲み。
7時間は寝たいから、さっさと就寝。
年越しはキナバル山♪
10年ぶりのキナバル山♪
キナバル山で山スカート♪
本当のところ、「♪」と浮かれるよりは、むしろブルー。
あれは2005年5月のこと。
ひたすらしんどかったキナバル山…。
「もう山登りなんてしない!」と心に誓ったキナバル山…。
あっという間に月日は流れ、キナバル登山のことを鮮明に覚えているつもりでも、喉元過ぎれば熱さを忘れ…。
そう、人間は忘却の生きもの。
また登ってみようかな~、なんて気の迷い。
お正月の東京は嫌いだし、会社は9連休にはならず暖かい海には行けない…。
それに、超個人的なこだわりもある。
2014年はなんと、私がサバ州に出会ってしまって20周年。
シパダンにたどり着くより前に、機内から見た金色に輝くキナバル山に心奪われたところから、サバ熱にかかっている。
20代から40代という事実に愕然としながらも、20周年記念第一弾として、サバ州の象徴であるキナバル山に登りたい。
そんなこんなで、この気の迷いを実行に移させるのは、いとも容易なことだった。
だから、20周年の幕開けは、キナバル山からにして、シパダンはまた後日。
登りはじめたら後悔するのはわかっている。
今回は一人だし、お金で解決できるのなら、キャンセル料払ってやめちまおーかな、なんてぎりぎりまで悩んでみたりもした。
でも、この前は、骨折・激太り・生理のトリプルパンチ、満身創痍で歩いたから、大変だったんだ。
あれから10も年くったけど、今回は骨も折ってないし、体重は14キロは軽いし、生理にもあたらない。
ここ2年は日々ワークアウトもしてるから、運動不足だった当時よりはましなはず。
それに、KK直行便も復活した今、3泊4日でKK旅ができる。
これはもう、神が「行け」といっているに違いない。
と、完璧こじつけ状態で、キナバル登山決行。
ダイバー的アドホック登山グッズ
KK直行便はありがたいが、時間が悪い。
成田発14:55、コタキナバル着20:05。
超中途半端で、もうちょっと早いとか遅いとか、どっちかにしてほしいもんだ。
ただ、中途半端な時間のフライトなだけに朝は楽。
よってパッキングは、いつものごとく、当日朝になってしまった。
さて、いつもと違う荷物。
今回限り、登山をすることはないだろうから、お金はかけられない。
登山口から山小屋までは、Tシャツでよいから、ボトムは海用レギンスで代用。
山スカートがわりにユニクロのウォームイージースカート。
山小屋から山頂までの気温が低くなる場所用には、ユニクロのフリースと暖パン。
どうせ下山のとき、花崗岩では尻からすべってパンツは擦り切れるだろうし、長い階段地獄では、赤土でドロドロになって即廃棄の運命だから、ユニクロで十分。
風よけはSプロのボートコートで代用。
でも、これは逆にあんまり汚したくないし、穴とかあけたくないなぁ…。
雨具はダイソー。
適当なニットキャップが見つからず、さすがにサーフビニーかぶったら頭むれそうなので、キャップもダイソー。
山頂用手袋もダイソー。
軍手は避難袋からひとつ引っ張り出し。
ソックスはキャンドゥ。
この年末年始にキナバル山に登ることに自己満的意義があるのであって、山ガールファッションなんてこだわってられない。
ライトもダイビングライトで代用したいところだが、やはり慣れない山歩き。
両手があくように、ドンキで980円のヘッドライトを買った。
何から何までチープである。
ただ、シューズだけは、ちゃんとナイキの登山靴にしてみた。
前回、トレーニングシューズで大丈夫と言われ、帰ってからも普段ばきできそうなやつを、センターポイントのナイキショップで買ったが、下山時に何度もツルっとなったので、靴だけはしっかりしたものを。
まあ、ポーターなんかはビーサンで歩いてたりするし、山ガールの友だちによれば、すべるのは靴底のせいではなくヘタだからなんだそうだ。
最初は機内持ち込みですまそうと思っていたが、ダイビング用具がないと荷物が超軽いので、いつものダイビングバッグに、ポーターに預けるバックバッグと、自分が背負うバックバッグを、両方ともパッキングずみにしてつめこむことにした。
それでもダイビングバッグ内はスカスカ。
帰りに大量にマレーお菓子に調味料が買える♪
おうち→銀座→成田→KK
きょうも成田には、銀座から900円のバスでアクセス。
バスは楽天トラベルで予約するしかないので、全額ポイント支払い。
ゆとりをもって、成田に出発の2時間半前に着くように銀座発11:26発にした。
バスに乗る時に、ケータイの予約確認画面を見せなくてはならないので、地下鉄で銀座に着いたら、予約確認メールを出してみる。
ここでよーくメールを見ると、京成バスって書いてある。
9月は京成じゃなかったけど、きょうは京成なのね、くらいに軽く受け止める。
でも、このあいだは「THEアクセス成田」って名まえだったが、きょうはどこにもその文字がない。
この前は銀座となっていたが、今日のは数寄屋橋と書いてある。
メールののりばリンクを一応クリックしてみる。
出てきた地図は、同じ位置に見えるが、微妙に私の思う宝くじ売り場から道を隔てている。
楽天の地図わかりづれー、と憤って京成バスのサイトで乗り場を調べたら、なんと乗り場は宝くじ乗り場むかいの教会側だった。
危ない、危ない。
それでも余裕の10分前に乗り場に着いた。
10分前なら、他にバスを待つ人がいてもよさそうだが、誰もいない。
バス停には「リムジン」の文字があるが、リムジンは3000円コースだし、私のは900円…。
本当にここ?
いちおう成田ゆきの時刻表が掲示されていて、26分の文字がある。
道路を隔てた「THEアクセス成田」のバス停には、たくさんの人が並んでいるので、ここでよいのかとどんどん不安になる。
でも、バス停の時刻表には、26分もあるから、ここでよいはず。
ふと有楽町の方を眺めると、スカイラウンジが目に飛び込んできた。
大学生の頃、面白半分に2~3回行ったことがあり、あの頃でさえレトロな感じがしたのに、まだ健在なんだ。
スキーに燃えていた大学生の頃…。
それを機に、なんだか昔を思い出した。
スキーはダイビングにはまるあまり訣別。
こどものころは銀座にピアノを習いに来ていたけれど、練習が嫌いで、中学生になったのを機にリタイア。
中・高時代は洋画オタで日比谷・有楽町・銀座界隈をうろうろしていたっけ。
ついでに洋楽にもはまり、山野楽器やら十字屋をうろうろ。
あわせてプロ野球おたくにもなり、銀座松屋でサイン会があるとサイン会に行ったりもしたなぁ。
(当時、プロ野球名鑑を熟読し、セパ12球団、全選手を暗記していたほど。地元なので、ヤクルトファン感謝デーに行ったり、神宮にもよく行った。在阪球団の選手が松屋でサイン会を行えば、のこのこ出かけて行ったのだ。今は、ペナントレースの順位さえ把握していない。)
と、銀座って、私の飽きっぽい過去が凝縮された場所なのだ。
でも、こんなに飽きっぽい性格なのに、20年もシパダンに通っているのだから、シパダンってすごい。
過去を振り返ることにも飽きてしまったが、バスは来ないし、待ち人は私だけ。
ここでよいのかと猜疑心の塊になるが、やがて東京駅の方から緑色のバスが見えてきた。
たしか、ホームページで見たバスはあんな色。
バスは期待通り私の目の前で止まり、中から数名のチャイニーズらしき人たちが降りると、空っぽになった。
これが折り返すのかな?と路肩に降りたら、愛想のない女性ドライバーから「26分のバスは次に来ます」と告げられ、どうやら場所は間違っていなかった。
そして、定刻より数分遅れで、8割くらい埋まったバスが来た。
バスからは、先ほどの女性ドライバーとは違って、今度は愛想のよい男性ドライバーが「XX様ですね?」と降りてきた。
どうやらアクセス成田は銀座発東京経由で、京成バスは東京発銀座経由のルーティングのようだ。
みそかの晴海通りは渋滞していて、バスはなかなかすすまない。
車窓から歌舞伎座見て、高速乗ればスカイツリーで、軽く東京観光。
進行方向に向かって右手は日差しが差し込み、乗客たちは暑そうにしてたり、うとうとしているが、私が座った左手は冷え冷え。
冬はの日中は右手、夏は左手に座るのがよさそうだ。
成田空港第二ターミナル
成田に着いたら、ブーツとコートをバッグにしまいこみ、早くも夏仕様にチェーンジ。
MHのカウンターにゆくと、予想どおり長蛇の列。
通常のチェックインとインターネットチェックインのレーンを分けていないので、内側にいる係員にむかって「すみませーん、インターネットチェックインもここに並ぶんですかー?」と聞いたら、「こちらへどうぞ」ってな具合。
チェックインをすませると、うーん、おなかがすいた。
フライトまでまだ2時間あるし、軽く食べようかと思うが、レストランはどこも混んでいる。
機内食はあるし、KKに着いたらなんかしら食べに行くから、食べ過ぎは禁物。
セブンで気になっていた「金のロール」90円を買ってみた。
金…おなかがすいているのに、金は言い過ぎじゃない?と思うしろものだし、なんの足しにもならず…。
特に見たいショップがあるわけでもないし、保安検査場には長い列ができていたから、さっさと出国することにした。
保安検査場の混雑のわりには、出国審査場はするする。
MHはサテライトから出るが、シャトルが廃止され、初の連絡通路利用。
まず、シャトル乗り場あとから、連絡通路に出るまで、いかにもシャトルあとをふさぎました、って応急処置で見た目がよろしくない。
そして、長い連絡通路で、のろい動く歩道に乗っかっているのは、全然楽しくない。
駐機している飛行機も少ないし、景色もつまんない。
途中、MHのクルーに抜かれたが、マレー系女性のヒップの位置があまりに高くプリっとしているので、マレー人ってこんなにバットリフトだったかいな?と思ったが、あとからゆくクルーはそんなことはなかった。
空港職員の人たちは、みんな歩いているけれど、いい運動になりそう。
シャトルの待ち時間緩和のためにコンコース化したようだけれど、結局、3分シャトルを待ったところで、シャトルの方がマシな気がする。
シャトルの跡地にはやがてテナントが並ぶというので、そうしたら、もっと華やかな雰囲気になるのだろう。
さて、ゲートに着いたのは40分前くらいだけれど、閑古鳥。
こんなにお客さん、少ないの?
空腹に勝てず、売店でバームクーヘンなんざ買って食べる。
12/30 MH81 成田14:55 コタキナバル20:05
Boeing 737-800。
KKIA(コタキナバル国際空港)で見れば、これが飛行機の標準サイズ。
でも、成田で見ると、とてもちっちゃい。
満席でももともとの収容人数も少ないから、待ってる人も少ないわけだ。
赤ちゃんを抱いた奥さんが、「え~、これ大丈夫かしら?」と言い、ダンナが「大丈夫」と言っている。
同じボーイングのジェットなのに、人はどうして小さいとこわくて、大きいと平気と思うのか不思議。
私のシートナンバーは5A。
エコノミークラスの最前列。
バルクヘッドでバシネットを装着できる列だから、お隣はあの人たちかしら?と思いながら機内へとすすむ。
まあ、飛行機がちっこいので、ジャバラ内の歩行距離が長い。
決してほめないMHだが、あまりにも乗り慣れているので、良くも悪くも落ち着く。
お隣かと思っていた赤ちゃん連れ夫婦は後ろの方に行ってしまった。
席に着いてシートポケットをチェックすると、機内誌がびっくりするほど汚い。
お隣が来ないうちに、隣のと交換しちゃえ!とせこく隣のを引っ張り出すと、同様だった。
そして、やって来たのは、チャイニーズの年老いた母と、そのアラフォー娘。
ラストミニッツまで買い物をしていたようで、免税のバーバリーのバッグを3つはひっさげており、KKの裕福なファミリーのよう。
フライトはほぼ定刻にプッシュバック開始。
離陸まであと数機やりすごすような機長からのアナウンスがあって、その後、飛び立った記憶がない。
気がついたときには、隣の娘が、片手にピーナツをおかんの分と2パックにぎりしめ、もう片手でヘッドホンと格闘している。
寝ていると、ヘッドホンも、ピーナッツも置いてゆかないMHのサービスレベル。
関西のときも羽田のときもそうだったが、B737-800の日本-KK間のフライトについてくるエコノミークラスのクルーって、いつもレベルが低い。
MHのビジネスクラスのクルーはまあまだし、KL線はエコノミーでもこんなじゃない。
MHの国内線なんて、ときどき寝ていると、ピーナツ3パック置いていくくらいなのに…。
汚い機内誌を見る限り、見たい映画はジョブズくらいで(ジョブズの伝記を買っても読まない私は単にアシュトン・カッチャーが見たいだけ)、わざわざクルー呼んでまでヘッドホンもらって映画を見るよりは、少しでも体力温存のために眠っていたいからよしとしよう。
トイレには立たないつもりで窓側をとったので、歯磨きができない以上、歯にはさまりがちなピーナツもパスということで。
やがて機内食。
キャセイのアジアン・ベジタリアンがまともだったので、より東南アジアなMHのアジアン・ベジタリアンもいいのでは?とリクエストしておいた。
が、出てきたのは、インディアンスタイルというよりは、とろみのある和風な野菜カレーライス。
まずいわけではないが、スパイシーな豆カレーをイメージしていただけに、拍子抜け。
そして、みずからは決して買わないキウィがデザート。
あんまり得意じゃないけど、しっかりいただく。
これならフィッシュミールにしときゃよかった…。
ちなみにお手拭きも出さないし、Tigerのせてないし、7upと頼んだのに飲んでみたらスプライトだし、コーヒーはネスカフェの味だし。
搭載もしょぼいと、さまざま不満を胸に、目を閉じて過ごす。
フィリピン上空になると、だいぶ暖かくなってくる。
外はすっかり暗くなっていた。
そして、KKには、ほぼ定刻の20:10に着いた。
最初、キャプテンのアナウンスでは雨だったが、すでにやんでいた。
前方だし、勝手知ったるKKIAなので、きょろきょろする人びとを後目にさっさと入国。
荷物を待っていると、つけまつげバチバチに、この南国で冬物マキシワンピースという、見たから頭の弱そうな、若い日本人女子ふたりがやって来て、ターンテーブルをバックに自分撮りをはじめた。
今の子は、どこに行くにもつけまつけるで、大変だねぇ…。
思えばわれわれも20年前には、フルメークでSEDCOへディナーに行って、汗でどろどろになったり、エリートモデルズとか来てへその出るような恰好してたことを考えれば、人からは、さぞバカっぽく見られていたことだろう。
私の荷物はいつも軽いがきょうはさらに2分の1以下の8キロ。
いつもはぷっくりして出てくるのが、きょうはあまりにぺしゃんこな状態で出てきたので、危うく見過ごすところだった。
相変わらず税関はノーチェックで、手持ちのリンギットが少ないので、珍しくレートの悪い空港で両替。
1リンギット33.33333......円。
円高のときから6-7円も損。
やはり1ドル98円くらいでいてー。
ホテルエデン54
さてさて、KKでのホテルは、ホテルエデン54。
ここ数年のKKにありがちな、古いビルを改装して無理にホテルにしちゃった系である。
トリップアドバイザーでの評価は高いけれど、所詮は入れ物が古いので、期待はしない。
タクシーカウンターでは、すぐにホテルエデン54をわかってくれたが、ドライバーにクーポン渡すと「?」。
クーポンには「Hotel Eden54」と印字されてるのに、「メリディアン?」と尋ねてくる。
「メリディアンじゃなくてホテル・エデンって書いてあるっちゅーの」と言うと、「場所がわからない」。
だったら、会社に連絡して聞きなさい。
「ガヤストリートの54番」と番地まで教えるが、「カンポンアイル?」とかみ合わない。
「54はガヤストリートのストリートナンバーのはずだから、ガヤストリートの終わりまで行って!」というが、また「メリディアン?」と言ってくるので、いらいらいらいら。
とにかく、ガヤストリートに向かって走るように言う。
何をしに来たかと問われ、「山にゆく」と答えたら、「山にゆくのに車はあるのかい?」となり、「ある」と言ってんのに、「山に行くのに車がなければ何百リンギットで」とセールス。
人の話は聞かないし、ひたすらいらいらさせる、インド系のうざいドライバーで、腹立つー。
ガヤストリートに入ってからも、反対側ばっかりさがしているし、本当に使えない。
無駄にガヤストリートを一往復して、やっと「あったあった!」と到着。
そんなマイナーなホテルエデン54のレセプションと客室は2階。
1階には小さなカウンターにおじさんがいて、あとはイスが二脚あるだけ。
おじさんが荷物を持ってあがってくれるが、ダイビングの重器材があったらたいへん。
機材持参のダイバーにはおすすめできない宿だ。
レセプションには、スッキリしたチャイニーズ女性たぶん30代。
事前にクレジットで全額決済させられているし、個人情報もフォームで登録しているからか、パスポートチェックもなく、デポジット徴収もなく、チェックインは秒殺。
今日とれたのは、超コンパクトなお部屋で狭いせまい。
もちろん、カーテンを開ける、即、閉める裏通りビュー…。
ショートじゃらんじゃらん
荷物を置いたら、ディナーへ出発。
佑記肉骨茶の前を通り、もちろんバクテに心ひかれるが、待ち人多し。
しかも、丸テーブルをいくつかくっつけて1ダースほどの若いチャイニーズ系たちが、絶賛男子会実施中で、なかなか空きそうにない。
早寝しなきゃならないので、並ぶ系は避け、行き当ったクダイコピへ入る。
ミバサと思ってたのに、入り口でラクサのバナーを見たら、ラクサが食べたくなり、ラクサとテタレにした。
テタレのあわあわを見ると、幸せ。
カフェのスチームには萌えないが、テタレの泡萌えである。
そしてラクサ。
あんまり考えずに、さらにチリを投入。
加減せず飲んだら、予想以上に辛く咳き込む。
途中、なんかの寄附を求めるガールズが来たがしかってぃんぐ。
見ていると、KKの人ってけっこう寄附しがちなんだけど、Tigerをちびちびやっていたおっさんは、寄附を求められたらいきなり狸寝入りをはじめた。
それでもガールは3分くらい粘っていた。
ココナッツミルクのスープがおいしいラクサで汗だく。
スープの熱さとチリの辛さで、代謝アッープ!
ホテルエデンの両隣はスーパーで、ホテルを背にして右どなりはトンヒンという食料品と日用品メインのいわゆるスーパーマーケット、右どなりはフルーツやお菓子などをメインに置いている小型スーパーである。
トンヒンでは、あした持ってゆくミネラルウォーター1.5リットルX2本と、チョコレート、そして忘れちゃいけないTiger Beer。
フルーツ屋にはミニミニココナッツがあったのでGET 。
エデンには共用冷蔵庫があって、ビールを突っ込んで部屋にかえる。
冷蔵庫をチェックしたら、大量にブツが入ってるけど、いったいゲストは皆、何をそんな凍らせるのだろう?
部屋に戻り、シャワーを浴びようと、足ふきを広げると超黒ずんでいて不機嫌になる。
バジェットホテルに真っ白いタオルやリネンは期待できないが、そろそろ交換でしょ。
シャワーは簡易シャワーで、湯温があがらず、これまた不機嫌に。
そしてココナッツ。
切れ目は入っているが、なかなか開けられない。
そういえば今年はドールのヤングココナッツとの格闘にはじまり、ここで格闘おさめか。
パックものではないココナッツウォーターはやはりいい。
就寝前に水分とりすぎだけれど、ココナッツウォーター空けたら、タイガーを3回くらいにわけてぐび飲み。
7時間は寝たいから、さっさと就寝。