シーフェストの朝
何やら外が騒がしくて目が覚めた。
がやがや、がやがや。
まだ真っ暗、起き上がるのはおろか、時計を見ることすら面倒くさい。
寝直そうとするが、外のガヤガヤが耳につき眠れない。
明るくなって、カーテン開けると…
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早朝から、水揚げしたり、セリやったりで騒がしかったのだ。
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7時スタートのシーフェストの朝食ブッフェへゆくと、大混雑。
99%が、大陸からのお客様。
スタート時間で、ほぼ満席。
あまりに混んでいるので、奥の間が開放された。
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ビュッフェボード前のハイエナ状態に参戦するのが面倒で、かつ、種類は豊富で見た目は悪くないが、味はよくないのがシーフェストだから、コックがゆがいてくれるミースープにした。
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デザートはオンデオンデにお芋のお菓子にしときましょ。
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センポルナ→タワウ
午前10時半過ぎ、約束どおり、SUVはやって来た。
ちょっと走ったら「ちょっと待って」とすぐに止まる。
何か用かと思ったら…
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SDCの小屋の前。
懐かしがれってことかな?
お気持ちにお答えして、テキトーにパチリ。
この小屋に立ち寄らなくては旅が始まらなかった時代は、いい時代だったなぁ。
市街地を抜けるあたりになってから、給油すると言うので、「もう過ぎたけど…。」
「Oops!ソーリー!」でUターン。
来た道を戻り、センポルナに不案内なコタキナバル人。
でも、タワウ空港までの1時間半は、迷いようもない。
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道中また、大いに語る。
新規事業展開にあたってのお役所への憤りとか、日々のぼやきとか、タンクの話とか、ここの治安の話とか、クリスチャンでもマレーシアではイスラム教授業は必修だったとか、多岐にわたってしゃべりまくる。
で、最後に、「空港通過しちゃったみたいだよ。」
「Ohhhh! ソーリー、ソーリー!」で二度目のUターン。
ここまで送ってくれるだけでもありがたい話だ。
空港で丁重にお礼を言って、ばいばい。
AK6267 タワウ13:45コタキナバル14:35
エアアジアのキオスクでもたつくと、マレチャイの人びとがあーだこーだと助けてくれた。
さーせん、お待たせして。
荷物を預けたら、上のレストランでランチにした。
ドリアンプリンと。
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しっかりドリアンのにおいがする。
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大好物のミバサ・シーフード。
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ドリアンプリンが4リンギット、ミバサが15.50リンギット。
空港値段だなぁ。
エアアジアは、きょうも定時運行。
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タワウはどこまでも青空だったのに、KKに着いたら、グレーな感じだった。
ホテル マンダリン
空港タクシーで、きょうの宿泊先、ホテルマンダリンへ。
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市役所の横、ガヤストリートの入り口にある老舗ビジネスホテルだが、長年スルーしていた。
このたびリノベーションがあり、コスパ◎のホテルになったようなので、さっそく試してみることに。
レセプションのスタッフは、みんな若いが、とっても感じがいい。
部屋は狭いが(と言っても、日本のビジネスホテルより広い)、1泊なら問題ないレベル。
Avantang Spa
せっかくKKにいるのだから、ここのトラディショナルなマッサージを受けたい。
バリや他の地域でのマッサージは物足りない。
カダザン伝承の、ぐいぐい来るやつを。
というわけで、ずっと行ってみたたかった、数年前にできたハイアットのスパにTRYだ。
予約の電話を入れたら、夕方の空きに難色を示されたが、短時間ならokとのこと。
18時すぎ、とりあえず、マッサージに行ってみる。
ハイアットのスパ、「アヴァンタン・スパ」は地下にある。
ふつうはスパの入り口付近って、アロマ感漂うものだが、ここはカルキ臭。
上がプールだからだ。
地下に無理にスペース見つけて、スパ作りましたな、後付け感は否めない。
それに、エントランスやレセプションもしゃれてていいと思うのだけれど、実にあっさりしている。
レセプションには、男女ふたりのスタッフがいた。
明るい女性スタッフが私のなまえを見て、「あら、ここにもいるわよ。」と隣のメガネ男子をつつく。
隣には、カダザン族っぽい男子。
完全一致ではないが、昔も「君と同じ名前の従兄弟がいる。」と言われたことがある。
カダザン語の音が、私の名前の読みに似ているのだろう。
「トラディショナル・ボルネオ・マッサージ1時間で!」と言ったら、「他のメニューもいかがですか?」
「でも、空いてないんですよね?」と答えると、そこは商売、「なんとかしますよ。それにキャンペーンで20%割引にです!」ですと。
まんまと相手の手中にはまり、ボディスクラブも。
だって、「ココナッツ&バニラナリッシュ」って、私にとっては超好みの甘々路線だ。
さて、待合室も施術室も、診療所なみにシンプル。
でも、施術は高品質で、バニラココナッツスクラブも幸せなひとときだった。
一流ホテルのスパにしては質素だけれど、トータル335リンギットで、なかなかコスパよしなスパだった。
佑記肉骨茶
スパ出て、スリアサバのスーパー経由で最後の晩餐。
KKで食べておきたいものは、山ほどあれど、やはり締めにバクテを。
新しいバクテ屋が何件かできているが、ここはやはり安心の老舗にしとく。
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テーブルに着いて、「チャンプルーで」と言うと、「チャンプルーはダメだ、あの中から選べ」と壁の写真をさされる。
猪肚、猪肝、猪腸、猪腰、三層肉、拝骨、猪脚、猪尾…
「???」
パーコーと豚足と尾わかる。
肝はレバー、腸はモツ、三層肉はバラというのもわかる。
ググれば肚は胃で、腰は腎臓ですか。
二種類以上頼むと大量に来そうだし、瞬時に選べないし、冒険せず、手堅く三枚肉をポソポソと。
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なんか味気ない。
次は新記か金記かな?
でも、スープはここが一番だし…
カンポンスレラのココナッツプリン
基本的に、佑記肉骨茶は、腹8分目で追われる店だ。
だからマンダリンホテル前は通過して、カンポンスレラのココナッツプリンをテイクアウト。
今宵はHUA HING SEAFOOD RESTAURANTという店のもの。
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ぱかっ。
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13.78リンギットで得られる至福のとき。
あしたのフライトは午前5時35分。
ホテルでシャワー浴びて、プリン食べて、空港へのタクシーはUBERで配車予約。
ホテル近くには、いつもタクシーが止まっているが、早朝ならタクシー予約したほうがいいと、ホテルスタッフに言われたので、だったら安いUBERで。
アプリで配車リクエストしたら、22時半には就寝。
何やら外が騒がしくて目が覚めた。
がやがや、がやがや。
まだ真っ暗、起き上がるのはおろか、時計を見ることすら面倒くさい。
寝直そうとするが、外のガヤガヤが耳につき眠れない。
明るくなって、カーテン開けると…
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早朝から、水揚げしたり、セリやったりで騒がしかったのだ。
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7時スタートのシーフェストの朝食ブッフェへゆくと、大混雑。
99%が、大陸からのお客様。
スタート時間で、ほぼ満席。
あまりに混んでいるので、奥の間が開放された。
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ビュッフェボード前のハイエナ状態に参戦するのが面倒で、かつ、種類は豊富で見た目は悪くないが、味はよくないのがシーフェストだから、コックがゆがいてくれるミースープにした。
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デザートはオンデオンデにお芋のお菓子にしときましょ。
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センポルナ→タワウ
午前10時半過ぎ、約束どおり、SUVはやって来た。
ちょっと走ったら「ちょっと待って」とすぐに止まる。
何か用かと思ったら…
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SDCの小屋の前。
懐かしがれってことかな?
お気持ちにお答えして、テキトーにパチリ。
この小屋に立ち寄らなくては旅が始まらなかった時代は、いい時代だったなぁ。
市街地を抜けるあたりになってから、給油すると言うので、「もう過ぎたけど…。」
「Oops!ソーリー!」でUターン。
来た道を戻り、センポルナに不案内なコタキナバル人。
でも、タワウ空港までの1時間半は、迷いようもない。
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道中また、大いに語る。
新規事業展開にあたってのお役所への憤りとか、日々のぼやきとか、タンクの話とか、ここの治安の話とか、クリスチャンでもマレーシアではイスラム教授業は必修だったとか、多岐にわたってしゃべりまくる。
で、最後に、「空港通過しちゃったみたいだよ。」
「Ohhhh! ソーリー、ソーリー!」で二度目のUターン。
ここまで送ってくれるだけでもありがたい話だ。
空港で丁重にお礼を言って、ばいばい。
AK6267 タワウ13:45コタキナバル14:35
エアアジアのキオスクでもたつくと、マレチャイの人びとがあーだこーだと助けてくれた。
さーせん、お待たせして。
荷物を預けたら、上のレストランでランチにした。
ドリアンプリンと。
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大好物のミバサ・シーフード。
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ドリアンプリンが4リンギット、ミバサが15.50リンギット。
空港値段だなぁ。
エアアジアは、きょうも定時運行。
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タワウはどこまでも青空だったのに、KKに着いたら、グレーな感じだった。
ホテル マンダリン
空港タクシーで、きょうの宿泊先、ホテルマンダリンへ。
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市役所の横、ガヤストリートの入り口にある老舗ビジネスホテルだが、長年スルーしていた。
このたびリノベーションがあり、コスパ◎のホテルになったようなので、さっそく試してみることに。
レセプションのスタッフは、みんな若いが、とっても感じがいい。
部屋は狭いが(と言っても、日本のビジネスホテルより広い)、1泊なら問題ないレベル。
Avantang Spa
せっかくKKにいるのだから、ここのトラディショナルなマッサージを受けたい。
バリや他の地域でのマッサージは物足りない。
カダザン伝承の、ぐいぐい来るやつを。
というわけで、ずっと行ってみたたかった、数年前にできたハイアットのスパにTRYだ。
予約の電話を入れたら、夕方の空きに難色を示されたが、短時間ならokとのこと。
18時すぎ、とりあえず、マッサージに行ってみる。
ハイアットのスパ、「アヴァンタン・スパ」は地下にある。
ふつうはスパの入り口付近って、アロマ感漂うものだが、ここはカルキ臭。
上がプールだからだ。
地下に無理にスペース見つけて、スパ作りましたな、後付け感は否めない。
それに、エントランスやレセプションもしゃれてていいと思うのだけれど、実にあっさりしている。
レセプションには、男女ふたりのスタッフがいた。
明るい女性スタッフが私のなまえを見て、「あら、ここにもいるわよ。」と隣のメガネ男子をつつく。
隣には、カダザン族っぽい男子。
完全一致ではないが、昔も「君と同じ名前の従兄弟がいる。」と言われたことがある。
カダザン語の音が、私の名前の読みに似ているのだろう。
「トラディショナル・ボルネオ・マッサージ1時間で!」と言ったら、「他のメニューもいかがですか?」
「でも、空いてないんですよね?」と答えると、そこは商売、「なんとかしますよ。それにキャンペーンで20%割引にです!」ですと。
まんまと相手の手中にはまり、ボディスクラブも。
だって、「ココナッツ&バニラナリッシュ」って、私にとっては超好みの甘々路線だ。
さて、待合室も施術室も、診療所なみにシンプル。
でも、施術は高品質で、バニラココナッツスクラブも幸せなひとときだった。
一流ホテルのスパにしては質素だけれど、トータル335リンギットで、なかなかコスパよしなスパだった。
佑記肉骨茶
スパ出て、スリアサバのスーパー経由で最後の晩餐。
KKで食べておきたいものは、山ほどあれど、やはり締めにバクテを。
新しいバクテ屋が何件かできているが、ここはやはり安心の老舗にしとく。
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テーブルに着いて、「チャンプルーで」と言うと、「チャンプルーはダメだ、あの中から選べ」と壁の写真をさされる。
猪肚、猪肝、猪腸、猪腰、三層肉、拝骨、猪脚、猪尾…
「???」
パーコーと豚足と尾わかる。
肝はレバー、腸はモツ、三層肉はバラというのもわかる。
ググれば肚は胃で、腰は腎臓ですか。
二種類以上頼むと大量に来そうだし、瞬時に選べないし、冒険せず、手堅く三枚肉をポソポソと。
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なんか味気ない。
次は新記か金記かな?
でも、スープはここが一番だし…
カンポンスレラのココナッツプリン
基本的に、佑記肉骨茶は、腹8分目で追われる店だ。
だからマンダリンホテル前は通過して、カンポンスレラのココナッツプリンをテイクアウト。
今宵はHUA HING SEAFOOD RESTAURANTという店のもの。
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ぱかっ。
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13.78リンギットで得られる至福のとき。
あしたのフライトは午前5時35分。
ホテルでシャワー浴びて、プリン食べて、空港へのタクシーはUBERで配車予約。
ホテル近くには、いつもタクシーが止まっているが、早朝ならタクシー予約したほうがいいと、ホテルスタッフに言われたので、だったら安いUBERで。
アプリで配車リクエストしたら、22時半には就寝。