先週、カパライ・スティで、シパダンに潜ってきた。
カパライでは、新しくできた部屋に泊めてもらえた。
熱帯の海に、なぜか暖色系のファブリックだけど、落ち着ける。
さて、本題のダイビング。
今回は滞在中毎日、シパダンで3ボートダイビングさせてもらえたので、カパライ・マブールまわりのボートダイビングに参加するチャンスはなく、カパライはJETTYの下だけでおしまい。
パッチワークのような、紫系のオオモンイザリウオ、ジョーフィッシュ、クマドリイザリウオ、サンセットでのニシキテグリなど、カパライのレギュラー陣に再会。
そして、シパダン。
3月18日からの4日間、シパダンでは、特別なことはなかった。
一言で言えば、緑のシパダン。
東南アジアの海の写真でよく見る、緑がかった海だった。
ようは、透明度がとても悪かったのだ。
それでも、毎日3ボートシパダンへ行けたことで大満足。
毎日3ダイブともシパダンになるか否かは、シパダン午前6時エントリーの早朝ダイブを希望するゲストの人数にかかっている。
希望者が8人いないと、早朝はキャンセルされてしまうが、今回は早起きをいとわない、シパダンで潜りたい人が多かったということだ。
ボートの出発は午前5時半。
午前5時すぎに起きても、空はまだ暗く、星が光っている。
日の出を待たず、薄暗い中をボートは出発するが、ドロップオフに着く頃にはすっかり明るくなる。
早朝ダイビングは、毎回、タートルトムからエントリー、バラクーダポイントへドリフトし、コーラルガーデンの入り口でエキジットするコースどり。
この時間帯には通常、カンムリブダイたちがタートルトムの浅瀬にたまっているのが見られる。
エントリー直後、寝起きでスローなカンムリブダイとのひとときのあとは、深度を下げ、MAX30メートルまで潜るが、早朝の深場はまだ暗くて、よく見えない。
その暗さと海の濁り具合から、ハンマーヘッドに会えそうな雰囲気が漂っていたが、遇えずじまいだった。
バラクーダポイントでは、ガーデンイールがゆれ、ホワイトチップが休憩している。
ホワイトチップって、よく添い寝してる。
バラクーダポイントからコーラルガーデンに点在するサンゴの陰を覗けば、ハダカハオコゼがゆらゆら。
早朝ダイビングのあとは、リゾートに戻って朝食。
そして、食後一服する余裕もないまま、ふたたびシパダンへむけて出発。
2本目、3本目は、サウスポイント、スタッグホーンクレスト、タートルパッチといった島の南側のポイントに潜ることが多い。
サウスポイントの浅瀬には、ギンガメが常駐。
ギンガメにつっこむロウニンアジは、どんどん巨大化してるように思う。
リーフのきわでは、ウメイロモドキもよく通る。
シパダンの顔、アオウミガメ。
頭上からやってくる者がいれば、
まっすぐこちらに向かって泳いでくるものがいて、
クリーニング中のものもいる。
休憩中のカメもいれば、
カメラ目線のカメも。
そして、透明度に影響されないマクロ陣・・・
畳一畳ほどのスペースに、アケボノハゼが1ダースほどいたりするのも、シパダンのすごいところだし、クダゴンベ、ニチリン、ウミウシなんて、いくらでもいる。
4日間ともこんな感じだった。
比較的レアだったのは、バラクーダポイントで飛んでいったヒメイトマキエイ2枚だけ。
他は、いつものシパダンの面々だった。
3ダイブを終え、カパライに戻るのが、だいたい12時半前後。早っ。
カパライは、水上バンガローのバルコニーが快適でリラックスできるので、ダイビングをしない時間も、これまたよいのだ。
なによりも、日の高いうちに飲むBEERがおいしいので、ついつい午後のダイビングは怠りがちに。
毎朝5時すぎには起きるので、就寝も早く。
さて、透明度が悪かったこと、これといった大物が出なかったこと、ゴミが多かったことで、仲間うちでは、「シパダンって、こんなだったっけ?」という失意の声がちらほら。
シパダンは、どちらかといえば透明度はよくないことが多いが、今回は、かなり悪い部類だった。
また、コーラルガーデンの水面には、大量のゴミが漂着しており、異様に表面張力のある泡もたっていた。
近隣の島民が投棄したのか、それともどこかの島で嵐があって流されてきたのか。
シパダンからリゾートが立ち退いた今、水面のみならず、ビーチのゴミも多かった。
ビーチには、錆びた乾電池が落ちていたり、環境に悪そうな感じだったし、海は生活ゴミがひどく、水中に浮かぶゴミを拾ってみたら、紙おむつだったり。
島のセキュリティたちが、バンドまがいのことをやっているのが聞こえてくることがあるが、そんな時間があれば、ゴミのひとつも拾うとかしてほしい。
多くのリゾートは、PADIなんだから、PROJECT AWAREをもっと開催すればいいんだ。
みんながなんとなくがっかりな感想だったシパダンだったが、そうは言っても、こうして振り返ると十分いろいろ見ているわけだ。
みんな、帰る頃には「腐ってもシパダン」という結論になった。実際、腐ってはいないのだ。
こうして、また、他の海に行けなくなってしまう。
よりよいシパダンを求めて、次は9月だ。
カパライでは、新しくできた部屋に泊めてもらえた。
熱帯の海に、なぜか暖色系のファブリックだけど、落ち着ける。
さて、本題のダイビング。
今回は滞在中毎日、シパダンで3ボートダイビングさせてもらえたので、カパライ・マブールまわりのボートダイビングに参加するチャンスはなく、カパライはJETTYの下だけでおしまい。
パッチワークのような、紫系のオオモンイザリウオ、ジョーフィッシュ、クマドリイザリウオ、サンセットでのニシキテグリなど、カパライのレギュラー陣に再会。
そして、シパダン。
3月18日からの4日間、シパダンでは、特別なことはなかった。
一言で言えば、緑のシパダン。
東南アジアの海の写真でよく見る、緑がかった海だった。
ようは、透明度がとても悪かったのだ。
それでも、毎日3ボートシパダンへ行けたことで大満足。
毎日3ダイブともシパダンになるか否かは、シパダン午前6時エントリーの早朝ダイブを希望するゲストの人数にかかっている。
希望者が8人いないと、早朝はキャンセルされてしまうが、今回は早起きをいとわない、シパダンで潜りたい人が多かったということだ。
ボートの出発は午前5時半。
午前5時すぎに起きても、空はまだ暗く、星が光っている。
日の出を待たず、薄暗い中をボートは出発するが、ドロップオフに着く頃にはすっかり明るくなる。
早朝ダイビングは、毎回、タートルトムからエントリー、バラクーダポイントへドリフトし、コーラルガーデンの入り口でエキジットするコースどり。
この時間帯には通常、カンムリブダイたちがタートルトムの浅瀬にたまっているのが見られる。
エントリー直後、寝起きでスローなカンムリブダイとのひとときのあとは、深度を下げ、MAX30メートルまで潜るが、早朝の深場はまだ暗くて、よく見えない。
その暗さと海の濁り具合から、ハンマーヘッドに会えそうな雰囲気が漂っていたが、遇えずじまいだった。
バラクーダポイントでは、ガーデンイールがゆれ、ホワイトチップが休憩している。
ホワイトチップって、よく添い寝してる。
バラクーダポイントからコーラルガーデンに点在するサンゴの陰を覗けば、ハダカハオコゼがゆらゆら。
早朝ダイビングのあとは、リゾートに戻って朝食。
そして、食後一服する余裕もないまま、ふたたびシパダンへむけて出発。
2本目、3本目は、サウスポイント、スタッグホーンクレスト、タートルパッチといった島の南側のポイントに潜ることが多い。
サウスポイントの浅瀬には、ギンガメが常駐。
ギンガメにつっこむロウニンアジは、どんどん巨大化してるように思う。
リーフのきわでは、ウメイロモドキもよく通る。
シパダンの顔、アオウミガメ。
頭上からやってくる者がいれば、
まっすぐこちらに向かって泳いでくるものがいて、
クリーニング中のものもいる。
休憩中のカメもいれば、
カメラ目線のカメも。
そして、透明度に影響されないマクロ陣・・・
畳一畳ほどのスペースに、アケボノハゼが1ダースほどいたりするのも、シパダンのすごいところだし、クダゴンベ、ニチリン、ウミウシなんて、いくらでもいる。
4日間ともこんな感じだった。
比較的レアだったのは、バラクーダポイントで飛んでいったヒメイトマキエイ2枚だけ。
他は、いつものシパダンの面々だった。
3ダイブを終え、カパライに戻るのが、だいたい12時半前後。早っ。
カパライは、水上バンガローのバルコニーが快適でリラックスできるので、ダイビングをしない時間も、これまたよいのだ。
なによりも、日の高いうちに飲むBEERがおいしいので、ついつい午後のダイビングは怠りがちに。
毎朝5時すぎには起きるので、就寝も早く。
さて、透明度が悪かったこと、これといった大物が出なかったこと、ゴミが多かったことで、仲間うちでは、「シパダンって、こんなだったっけ?」という失意の声がちらほら。
シパダンは、どちらかといえば透明度はよくないことが多いが、今回は、かなり悪い部類だった。
また、コーラルガーデンの水面には、大量のゴミが漂着しており、異様に表面張力のある泡もたっていた。
近隣の島民が投棄したのか、それともどこかの島で嵐があって流されてきたのか。
シパダンからリゾートが立ち退いた今、水面のみならず、ビーチのゴミも多かった。
ビーチには、錆びた乾電池が落ちていたり、環境に悪そうな感じだったし、海は生活ゴミがひどく、水中に浮かぶゴミを拾ってみたら、紙おむつだったり。
島のセキュリティたちが、バンドまがいのことをやっているのが聞こえてくることがあるが、そんな時間があれば、ゴミのひとつも拾うとかしてほしい。
多くのリゾートは、PADIなんだから、PROJECT AWAREをもっと開催すればいいんだ。
みんながなんとなくがっかりな感想だったシパダンだったが、そうは言っても、こうして振り返ると十分いろいろ見ているわけだ。
みんな、帰る頃には「腐ってもシパダン」という結論になった。実際、腐ってはいないのだ。
こうして、また、他の海に行けなくなってしまう。
よりよいシパダンを求めて、次は9月だ。