くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

ぐうたらラパス旅2016(4) 2016/10/13 ジンベエスイムのちパフィシコデー

2016-11-09 09:49:45 |  ダイビング
ジンベエスイムは桟橋で8時集合。
もう勝手知ったるラパスの道だから(!?)、けさはゆっくりめ。
昨日よりは遅い7時15分すぎにレストランへゆき朝食。
先客には日本人らしき男女が一組いらして、声をかけてくれた。
ファンバハで潜るそうで、ラパスのヘビーリピーターさんらしい。
私のメールに返事をくれなかったファンバハ…、と軽く根に持っている。

きょうのジンベエスイムはショップ主催ではないので、クレジットカードが使えない。
メキシコシティで6000円しか両替をしなかった私は、現金おろしにATMに行かねば。
ATMなんて、海沿いの通りに出ればいくらでもあるさと思っていたが、いざ探すとないもんだ。
待ち合わせ場所の桟橋、Muelle Fiscalも通り過ぎ…
エントランスがパティオっぽくなっているホテルの中にスタッフの姿が見えたので、すみませ~ん、と中に入って、「ATMはどこですか?」と聞く。
スタッフの女性はどの銀行のATMを教えればいいのか、戸惑った様子。
「どの銀行でもいいなら、2ブロック行けばあるわ。」と言われ、歩いてゆくと、そこは銀行銀座。
複数の銀行が並んでいた。
お金をおろすにしても、ガイダンスはぜんぶスペイン語。
「なんじゃこりゃ?」と思いながらもお金は出てきた。

桟橋の向かいまで戻ると、もう、きのうのカップルとマルコが手を振っていた。
そのまま桟橋をすすんでボートに乗るのかと思いきや、サンライダー側へ信号渡る。
私はシュノーケルが消えた!と言い、きょうの夕方便でメキシコシティへ帰るカップルは器材をパックしたあとなので、「フィンは持ってきていないので借りたい」と言い…
結局、きょうは使わぬサンライダー経由。
その後路駐のマルコ車に乗り込み、別のJETTYへ移動。
マルコ車は、マルコと同い年だそうで、フォルクスワーゲンのキャンピングスタイルの車で、日本人マニアが見たら、まだ走ってるんだ!と喜ぶかもしれない。
車中は清掃不十分!

さて、jettyに着きボートに乗り込むと、品が良い目のイギリス人3名。
そしてスキッパ―さん、マルコ、日英ゲスト6人でジンベエスイムに出発。
港を出れば、すぐにイルカがやって来る。


おととしは、ハリケーン後でジンベエ不在だったから、かわりにラパスではやっていないドルフィンスイムを無理にやってもらったんだったな~。
今回はジンベエが出ているので、イルカは水面からだけ。
海鳥が大きい。


探すことしばらく。
1匹めのジンベエ登場。
しかも、ボートに向かって近づいてくる。
やはりテンションあがる!

まずJAPANチームから静かにエントリーすると、浅っ!
そして透明度悪っ!
ちょっと顔を水面から出しているうちに、大きなジンベエさえ見失ってしまう透明度の悪さ。
あっという間に見えなくなり、ボートに拾ってもらう。

「おーとろ!」
(otro、英語でいうところのanother oneとかotherの意味)
10分もたたないうちに、次のジンベエ登場。
UKチームからエントリー。
彼らがしばらくジンベエを堪能したと思しきあと、ジャパンチームもエントリー。



口をぱくぱくやっていて、かわいい。






子どもといっても5メートルくらいあり、全身像をとりたいけれど、透明度が悪くて無理。
下が砂地で水深はたぶん私の身の丈+αくらい。
そこで、ジンベイのパーツ撮り。







さわってはいけないので、さわらないように、透明度が悪いので超ギリギリまで接近してガン見。
とにかくかわいい!



そして、ここのジンベエのいいのは、おつきがコバンザメではなく(腹の下には何匹か見えたが)、アジ系がきりり!なのだ。








UKチームは、シニアのご婦人もいて、早々に脱落。
マルコが見つけてくれたジンベエに、他のボートも集まってきて、ちょっと混雑。
でも、このジンベエは、三輪車程度のスピードで泳いでいるので、並走していたら、マルコに腕をつかまれた。
何か違反したかな?寄りすぎたかな?と思ったら、ぜいぜい言いながら、「ちょっと人が多すぎますから、別のジンベエさがしましょう」
7~8分のジンベエスイム。

15分後、「おーとろ!」

またまたジンベエ登場。

UKの人びとからどーぞー、と入ってもらう。
が、すぐに上がってきた。
めちゃめちゃ早かったらしい。

そしてまた、10分ほどでおーとろジンベエ登場。
早っ!
あっという間に去られた。

エキジットして、10分でまた「おーとろ!」







これもまためちゃ早い。

またエキジットして、「おーとろ!」













並走するには、フィンワークフル稼動。

またまたボートに上がって、ジンベエいないかなぁ…
何もない砂漠な岬を走るコカ・コーラ車。なんだかかっこいい。




そしてまた「おーとろ!」

これも早っ!

10分たたないうちにまた「おーとろ!」
これも早い。
ジンベエ模様。




透明度悪くて、2匹目の個体以外は、みんな泳ぎが早かったけれど、楽しかった。
街へ戻るとき、パフィシコ登場!


ジンベエが見えている間は、いくら泳いでも全然苦しくないけれど、ジンベエをひとたび見失うと、すぐへろへろ。
ジンベエのアドレナリン分泌力おそるべし!?
午前中いっぱいだけど、満喫。
あしたの予定は未定。
サンライダーでダイビングが主催できるかも不明。
でも、ラパスで見たかったものをひと通り見て、正直、もうダイビングはどうでもよくなっていた。
もう一度エルバホでハンマーの群れを見るとか、スワニーリーフでマクロできるのでなければ、あえて潜ろうとは思わない。
マルコは代替え案を探してくれようとするが、曖昧な返事をしておく。

昼下がり、ジンベエダッシュを繰り返したせいか、帰ってシャワー浴びたら、そのまま昼寝…
夕方、何か食べようと外出。
東には、10月13日の月。だいぶ太ってきた。


ラパスでは多くの民家が犬を飼っていて、前を通ろうものなら、もれなくワンワンワンワン!と吠えたてられる。
たまに道端を歩いている犬は、温厚っぽい。


いなかだけれど、バーの看板なんかがみんなしゃれているラパス。



そういえば、カジキ、見てないな。
でも、まあ、いいか。
きのうのハンマーときょうのジンベエで、もうダイビングはどうでもよくなってしまった。

サンセットの海沿い。









街のミニマートの前を通ると、4-5人の若者たちが大きな瓶ビールとプラのコップを手に、店の軒先で飲んでいた。
私もビール買っておこう。
店の中に入ると、別の若者が大瓶とコップをもらって外の仲間にjoinしに行く。
若者たちが持っていたのは1.2リットル。
ボトルの中に、パシフィコのクジラのロゴが入ったビール。

かわいい!
でもひとりで1.2リットルビールを空けるのは…
今宵もメキシコ料理はあきらめて、ビールとポテトチップスでいーや。
ミネラルウォーターの1.5リットルを1日で軽々空ける私だから、楽勝、楽勝。
いちおうライトにしておこう。
この暴挙は、完璧ジャケ買い!

昼間ボートでもらっておいしかったポテトチップスもGETして。


暗くなっても、いつも同じところに止まっているビートルが、ホテルへのランドマーク。


ホテルへ帰って…

シャワー浴びたらパシフィコ。
3.5パーセントって、薄くてミネラルウォーター感覚。

ごくごくいける!

きのうのハンマーの群れと、きょうのジンベエと、薄いビールでなんとなく幸せ。
そして、明らかにもう、ダイビングへの意欲はもう燃え尽きている。
明日のジョーのごとく。

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