くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン ミッドリーフ

2013-04-15 11:02:12 |  ダイビング
カンムリブダイとワニゴチとハンマーと。
ミッドリーフで思い出すのは、この3つ。
でも、ブリーフィングで語られるのは「SAME WALL(コーラルガーデンやWTAと)」と「Giant Clam」で、インパクト弱。
第一、島の中央に位置するからミッドリーフというベタなネーミングどおり、目立った特徴がない。
初回のボートダイビングで使われることも多いマイルドさで、私もシパダン初ボートはミッドリーフだった。
エントリーすると、思い切り外洋でな~んにもない。
こんなとこ泳がせるなよー、と思っていたら、ハンマーがしゅるっと現れた。
はじめてのシパダンボート、最初の10分でのできごとだったので、シパダンってハンマーが簡単にみつかるんだ、と思ってしまった。
リーフにはコンパスたよりにたどりつくわけで、昔のダイブマスターって、みんなやる気があったなあ。
あえて外洋から狙わなくても、ボーっと壁沿いを流していると、ハンマーが1-2匹通り過ぎて行くこともある。
それも水深22~3メートルで、ハンマー的には浅いところで。

ミッドリーフのカベは、ドロップオフやBPにくらべると、のっぺりしている。


とはいっても、コーラルガーデンからタートルパッチへと続く一連のカベは、深いほどソフトコーラルふさふさ。






カベには、大きなスミレナガハナダイがいて…。


のっぺりしているとはいっても、カベはもちろんうりうりしていて、ぷちオーバーハングもある。


ものかげにはニチリンダテハゼがいる。


ウミウシもはりついている。



ナポレオンはふつうにいる。


もちろん、High tideでさえなければカメも。



ミッドリーフへのエントリーは、だいたいはGiant Clamから。
私がこのシャコ貝の存在を知ったのは、シパダンに通いはじめて何年かたってからのこと。
きっとある日、誰かがみつけて、その後、シャコ貝エントリーするようになったのだろう。
大きいけれど、おもしろみのないシャコ貝で、スルーするダイバーが多い。
外人は好きかな、と思ったが、外人のリアクションも薄い。
このシャコ貝は、ランドマーク(?)的な、こんもりサンゴ群の手前にある。




そして、浅瀬では、ときどきカンムリブダイの群れに会う。
シパダンでは、1日を通して、いろいろな場所でカンムリブダイの群れに出くわすチャンスがあるが、日の高い時間帯にはミッドリーフ界隈にいることが多い。




リーフエッジから浅瀬は、見渡す限り、枝サンゴ畑。
これもコーラルガーデンからといっしょ。
でも、ワニゴチやオニダルマオコゼのような擬態系がなにげにいて、油断してるとキケン。




サンゴ畑には、本当に癒される。








潜る前はいつも、「な~んだ、ミッドリーフかぁ…」と、テンション低く出かけてゆくけれど、45分たつと、この浅瀬のヒーリング効果で、まだ上がりたくない、ずっとずっと浮いていたいと思える。


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