先日、シパダンの入島制限について、マブールからメールをくれた友達が
帰ってきて、さっそく情報をアップデートしてくれた。
シパダンへの入島が許可される1日120人という人数を、12のダイビング・
オペレーターで分けて、ボルネオ・ダイバーズへの割り当ては、22人/日
なんだそうだ。
こんな状況なので、現時点では、3日に一度くらいしかシパダンでは潜ら
せてもらえない感じらしい。
少なくとも、私がシパダンで潜った8/31~9/4は、そんな気配は微塵も
なく、デフォルトで毎日午前中はシパダン2ボートだった。
それが、9/16に突然状況が変わり、友達の話を要約すると下記のような
状況だそうだ。
9/16、シパダンへ午後から2ダイブの予定で出かけて行ったマブールの
ボートが、1ダイブしか潜らせてもらえず、追い返された。シパダン入域料
を払っているのに、なんでだ、と怒り出す人も出た。(現在、1日US11ドル
が、シパダン入域料として、宿泊代に加算して徴収されている。)
翌17日、22人枠のところを、ボート3杯でシパダンへ行ったら、 初めに
着いた2杯はOK、最後に着いた1杯が人数オーバーで追い返された。
どうやらダイバーの頭数しかチェックしてないということになり、いったん
マブールへランチに戻り、午前中シパダンで潜ったグループがマブール
に帰ると、入れ替わりに午後のグループが潜りに行ったら問題なし。
午後は、職員たちは皆昼寝をしていて見ちゃいなかった。
このシパダンへの入島許可はサバ・パークスが、ダイバーのリストを作って
各リゾートに送り、今日リストに自分の名前があると明日、明後日はない、
という感じ。
う~ん、ちょっと手ごわそうでもあり、また、午後は昼寝で見ていない、とか、
ゆる~くもありそうだ。
これ以上、シパダンの海を荒らしたくないというのは、すべてのダイバーの
願いでもあるが、そのために、すすんで潜りません、と言える人は、少ない
だろう。
マブールやカパライまわりのマクロもよいけれど、多くのダイバーの関心は
シパダンではなかろうか。
シパダンにいけなければ、ゲストはunhappyだろうし、ダイビングのオペレー
ターも、サバ・パークスと交渉するとか、何かアクションを起こすことを期待
したい。
来年は、マレーシア観光年、「Visit Malaysia 2007」だ。
そのために、マレーシアは今、国をあげて、観光客誘致に励み、町の美化や
各種イベント準備につとめている。
KKの空港は拡張工事中で、より多くのツーリストをサバ州に招きいれようと
しており、シパダンへダイビングに来る人も、当然増えることでしょう。
どうなることやら。