くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

with 魚治ダイブ(2)2018年5月17日 ナカモトさんとシマジロウに会って帰る

2018-06-22 14:25:57 |  ダイビング
最終日は、フライトの都合上、早朝2ダイブ。
夜明け前にコロールを出発、カナさんの運転で、魚治オリジナルポイント、「GP3」へ小一時間のドライブ。
日本・パラオ友好の橋あたりで、静かな夜明け。


ポイントに着いた6時半前には、すっかり明るくなっていた。



1st dive GP3 ナカモトZONE
1本めのお目当ては、まず、ナカモトモドキwith卵。
ナカモトイロワケハゼに似ている、ナカモトイロワケハゼモドキ。
私はナカモトイロワケハゼは、瓶から顔を出している写真しか見たことがなく、モドキであろうがとても楽しみ。
そもそもモドキと純正ナカモトの違いもわからない。
もしかしたら、モドキの子らがハッチアウトしているかもしれないとのことで期待大。
さらに、ハッチアウトしていれば、子を口にくわえて、外の世界に送り出す親の姿が見られるそうだ。

ナカモト瓶に行ってみると、中には千の目。

すでにハッチアウトしているそうで。
夫妻は、子らの送り出しに大忙し。


君の右下、カニ来てますよ~。


でも、カニの接近などおかまいなく、瓶中と外を行ったり来たり。




わが子でお口ぱんぱん。




カニ、来てますってば。いいんですかっ!?




あ~あ、カニさん、侵入成功。




どうやらカニは完全スルーでよいらしい。






ぷほっ。


もどきの次は、だまし。
ホムラダマシ幼魚。


おとな。

とにかく目まぐるしく動く。

もくもく砂地の住人達。







さすが、ゴビーパラダイス!

エキジットしたら、魚治さんお手製おにぎりでほっこり。


2nd dive シマジロウ
2本目のお目当ては、シマジロウ。
その噂のシマジロウ、思うようにとれなかった。
それらしき1枚。


カニハゼは、超無防備。




サファイアの輝き、ブルースポットカーディナルフィッシュ。


そのかたわらで…
ぶちゅーっ!

でなく、仁義なき戦いちう。



あの温厚なデバちゃんが、目ぇつりあげて…


めっちゃメンチきって…


テメェコノヤロゥ、って感じなんだろうか?


バブルコーラルシュリンプ。


ベニサシコバンハゼ。

ほんとにゴビーパラダイス。






日陰も確保できるし、いちおうシャワーにトイレもあるGP3。
ゴビパラ、もっと潜り込みたい。
楽しかった魚治との2日間5ダイブも終わり。


L' Amarena Gelato Shop
帰りしな、コロールにできた噂のジェラート屋さんに寄ってもらい…。


毎日変わるというジェラートのかずかずに目移りするけれど、


「ベラウ」にした。

名まえと色から想像した通り、ココナッツ♡
とてもおいしかった。

11時の開店早々なので、すいていた。



DWモーテルふたたび

さて、コロールを飛び立つのは、午前1時45分。
ホテルピックアップは23時20分で、正味半泊。
なので、少しでも安く上げたいと、パラオホテルからDWモーテルに移動してきた。

部屋は102。
6日前のパラオ到着時、ペリリューへ発つまでの、わずか1時間半だけいた部屋の隣だ。
この間は、そんな短時間スティで1階がありがたかったが、日中は、1階だとカーテンもあけられず、暗いし、不快指数上昇。
DWモーテルには器材洗い場もあるし、屋根の下に器材を干せるスペースがあるのは便利だけど、連泊はいやかも。

夕方、器材をとりこんで、パッキング終えて、いざ仮眠!
でも、レセプション横のラウンジ(?)から、腹から声を出すアメリカンイングリッシュの談笑が聞こえてきて、うるさいっ!
眠れないよ~、と思いつつ、眠るともなく眠っていたら、あーれー??? まさかの金縛り。
金縛りなんて、指1本動かせばとけるさー。
と思ったら、なかなかたちの悪いやつで、ぜんぜんとけない。
外の、外人たちの会話は、ずっと耳に入ってきているのに。
やっととけたと思って時計を見たら、まだ午後9時。こんな早い時間に何事!?
めったに金縛りになんてあわないのに、前回のパラダイスホテルでは一晩に2回もあったし、今回は史上最大級だし、ペリリューでは毎度サイナススクイズだし、パラオと相性良くないと、うすうすわかっている。
いや、パラダイスホテル、DWモーテル…
どうやらコロールの目抜き通りの海側に泊まると、金縛りにあっている。
そう勝手に結論づけて、もう、WCTC側のホテルには泊まらないと心に決めるのだった。
だって、パラオホテルでも、プランテーションでも、PPRでも、そんなことはなかったもん!!


ロックアイランドカフェ
ところで、ランチは、DWモーテルからいちばん近い、ロックアイランドカフェにした。

こんもりジェラート食べたのに、ルートビアで違反。


そして、もりもりハンバーガー。



コロール空港へ
23時、インパックの迎えでコロールへ。
コロールのチェックインって、そこそこ並ぶ印象があったが、きょうは人かげもまばら。
すぐにチェックインカウンターへすすめた。
エコノミークラスのカウンターは2か所オープンしていたが、2か所から「こっちへいらっしゃ~い!」と満面の笑みで、フレンドリー。



コロールラウンジ
チェックインをすませたら、プライオリティパスでラウンジへ。

空港の建屋とは別棟にあるのが、ちょっと残念。


名まえはオーシャンビュ-ラウンジ。
どこが?



オーシャンビューはおろか、そもそもビューなどない。
ガラガラのラウンジ内には、所在なげにウェイターが一人立っているのと、ゲストは私と白人夫婦1組しかいなかった。

シャワーもある。


サービスは、コーヒー・紅茶、ソフトドリンクに、フィリピン製のスナック菓子くらいしかない。
アルコール飲料は有料。
置いてあるマガジンは、ナッツリターン社色が濃い。
私がパラオと疎遠になっているうちに、韓国と中国の影響力がどんどん強くなってゆく。
すいているだけに寒いけれど、のびのび使えて、ゲート前の喧騒よりは、ずっといい。


5/18 UA158 コロール0145 グァム0455
今年1月1日以降に発券されたチケットから、プリスティンパラダイス環境税なる税が、US100ドルかかるようになり、航空券で徴収らしい。
私は、昨年11月にとった特典航空券なので、従来の出国税・環境税US50ドルだけを支払って、出国。
プリスティンパラダイスといい、100ドル以下のルームに課す1泊12ドルのホテル税といい(もっとも100ドル以上は12パーセント!)、超重税感。
コロール許可証に、ペリリュー許可証とパーミットも高いし、こういう後づけでかかってくるもろもろの費用で、なんだかんだ100ドル、200ドルと手痛い出費がかさむので、これを考えると、来たくなくなるパラオ。

真夜中の出発。
下界のパラオの1本道の弱弱しい灯り。
どの空港離陸時よりも素朴な夜景だ。
もうちょっといい時間に、飛行機を飛ばせるようにしてほしいもんだ。

グァムに着いたら、とにかく早くラウンジに入りたいので、すたすた歩いて、さっさと入国、税関申告書渡して早朝は、本当にスムーズ。
保安検査場は、相変わらず、少し並ぶが昼よりは格段にマシ。


グァム「サガンビスタラウンジ」
グァム空港って、パティション多くて、見通しが悪い。
またまたプライオリティパスのラウンジを探し、パティション裏にあるラウンジ「Sagan Bisita」に入る。



成田に着いたら、会社に行くけれど、バドライトなら、まだ半日あるからと、かけつけ2本。
スナックの味はよくないけれど、お粥や点心、サンドイッチなどなど。


5/18 UA828 グァム0705 成田0955
ラウンジのソファにどっしり座って、ゲートクローズ10分前に行けばいいやとゆっくりしていた。
が、ラウンジから出ると、名まえをガンガン呼ばれている。
チャモロクッキーとか買おうと思ってたのに…
またまたパティションにはばまれて、遠回りになりつつ、小走りでバドライトが体をかけめぐり、ゲートにたどりつくと、まだ時間があるのに、また名まえ呼んでる。

それだけ呼ばれただけあって、機内のほとんどの席には、人びとが着席していた。
あおられて乗っただけあって、定刻より早くに出発。
離陸前、こんな空港のぎりぎりすみっこまでプッシュバックするんだ、とちょっとビビる。


機内食…

映画はチョイスがなく、マットデイモンのダウンサイズを強制視聴な感じだった。

けさの富士山。

成田に着くと、グレーな空。
ばらまき系、パラオみやげは買わなかったし、グァムみやげは買えなかった。
成田空港限定みやげでも買って帰ろうと思ったが、いったん到着階に降りたったら、あえてこれから、楽しげな人びとの出発階に上がろうとは思えなくなった。
半休とって、14時出勤なので、悠長に1000円バスで銀座経由、デパ地下寄って、職場のお土産をGET。
お菓子系なら、免税の土産用商品より、同じ値段で、よほど喜ばれるのだった。

今回で終わりにしたいと思っていたパラオ。
税金高いとか、金縛りとか、ディスるところも多いが、あともう1回は来ようと思う。
今回わかったことは、アシアナ早朝着直後のダイビングはやめたほうが無難ということ。
あとは塩かお護りか?
次に来るなら、JALチャーターか、中華航空の台北経由だな。
と、はやくもリピ意欲。
でも、これはひとえに、優秀な日本人ガイドさんたちのたまもの。
オムズのペリリューの潮を知り尽くしたガイディングも、魚治の深遠な生物知識に裏づけられたガイディングも、また行かないではいられない。


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