午前4時ごろ、ものすごい雨音で目が覚めた。
窓の外は、先が見えないほどの雨。
はぁー、この雨ん中、出かけるの?
日頃の行い?
それは令和2年の、変則海の日&体育の日からの4連休最終日のこと。
7月も最終週なら、絶対、梅雨明けていると確信して計画した今年の屋久島。
実は、東京オリンピックの観戦券、一部当たったけれど、一生に一度の地元開催オリンピックよりも、屋久島をとったほど、屋久島の夏ダイブが好きすぎる。
もうミンミン鳴き出しているのに、いっこうに明けぬ梅雨。
感染拡大がおさまらない新型コロナウィルスに加え、この異常気象…
令和2年、いったいどうなってんの?
6時前、家を出る頃には雨は弱まっていたが、荷物もあるし、またいつザーッと来るかわからない恐怖で、ケチな私でも、珍しくタクることにした。
でも、流しのタクシーがなかなかつかまらず、配車アプリ使うか〜、と思ったまさにその時、親切な運転手さんがUターンしてきてくれた。
「助かりますぅ」と乗り込むと、「これからご旅行ですか?」と問われ、ちょっと間があく。
不要不急の外出をしないで!の東京都なので、「ええ、まぁ」と言葉をにごす。
そして、多くの人がその言葉を守っているようで、羽田空港に着くと、夏の日曜なのに、きょうも閑古鳥…
ANAの羽田-鹿児島便は、大半が運休で、午前8時台の便になった。
エアポートラウンジ南
朝の羽田では、いつもはクロワッサン目当てでパワーラウンジに入るが、どうせコロナのせいで提供中止だろうし、出発ゲートに近い「エアポートラウンジ南」に入った。
中はがらがらー。
清潔感があって、コーヒーブレイクにはいい感じ。
窓からは、ANA機たちがよく見えて。
でも、土砂降りのあと、飛行機が皆、ウユニ状態。
NH619 羽田8:35 鹿児島10:20
ANA便は、いちばんすみっこのゲートだった。
ラウンジ手前のANAフェスタでシューマイ弁当買おうかと迷ったが、スルーした結果、今回も弁当難民。
まだまだ軒並み閉店で、ゲートまでは、ファミマの自販機以外、朝食が買えるところがなかった。
まあ、鹿児島空港には、食事処がいっぱいあるから、着いたら朝食兼昼食だ。
乗り込んだANA便も、悲しいほどガラガラ…
(前方の席だったので、トイレ帰りに数えてみたら、エコノミーキャビンに21人だけ!)
離陸する頃には、青空も出てきて、梅雨明け期待。まあ、予報じゃダメだけれど…
雨続きの後で、東京湾も、コタキナバル色。
梅雨前線で、飛行中、下界はほとんど見えなかったけれど、鹿児島着陸前には、鉛色だけれど、大雨じゃない!
大空食堂
さて、鹿児島着いたら、さっそく「大空食堂」へ。
お目当ては、鶏飯@600円。
美味しいし、栄養バランスよいし、毎週食べたい鶏飯。
コロナ前は、「鶏飯バイキング」だったけれど、このご時世、バイキングはもちろん中止。
バイキング形式ではないだけで、おかわり自由♪
でも、自分で好きなものを適量とる楽しみを、コロナが奪った。
ついでに、鹿児島空港のひそかなお楽しみ、薩摩揚げ試食ももちろんなくなった。
そうこうするうちに、かんじんの屋久島行きのJAC3745便は、天候調査中のアナウンス。
屋久島も5度目だけれど、毎回そんな感じだから、まあ飛ぶでしょうと思っている。
でも、JALカウンターへ、ANAで預けた荷物の登録に行くと、屋久島空港の悪天候で飛ばないかも、ゲートでご案内します…と申し訳なさそうに言われる。
スカイラウンジ菜の花
それでも、飛ばない気はせず、鹿児島空港の「スカイラウンジ菜の花」で食後のコーヒータイム。
こちらも、すっかりSocial distancing仕様に変わっていた。
カウンター席を除いては、全体的におひとり様仕様だ。
withコロナというけれど、ワクチンができてら、少しはコロナ前の世の中に戻って行けるのだろうか?
JAC3745 鹿児島1130 屋久島1215
保安検査場を抜けたところで、屋久島ゆきフライトは出発決定、が、屋久島は雷雨で、着陸できない場合は鹿児島に引き返す場合がある」というアナウンス。
それもあまり気にしなかった。
鹿児島も雨上がりで、全体鉛色だけれど、桜島も見えるし、着けるでしょ。
案の定、あっという間に屋久島。
でも、島のすぐ左側に、絶賛大雨エリア。
山からも雨雲。
結局、定刻12:15より早く屋久島に着陸できた。
飛行機を降りた時は、雨は止んでいたが、荷物待ちのうちに、ザーザー降り。
それでも、屋久島ダイビングサービスのある志戸子に着いた頃にはまた雨も止み、午後、タンク下で2本。
決して良くない足下のところを、えっちらおっちらエントリー。
黒潮は微妙と聞いていて、確かに透明度はあまり良くないが、水はなかなか温かい。
まずは温帯種のキタマクラ。
そこここで、ブダイkidsとホシススキベラkidsがつるんでいてかわいい。
マクロ切り取ると、多くは写らないが、常に1ダースほどではしゃぎ回っているのが微笑ましい。
クマノミはたいへんな密。
ヒレナガスズメダイが今年は大発生だとか。
極小から…
大人色をまといかけた者まで、大小さまざま。
屋久島ではよくタテキン幼魚を見かける。
ナマコマルガザミ。
ヤクシマカクレエビ。いつも思うパーツにピンが合わせらない。
ロボコンことアナモリチュウコシオリエビ。
オトヒメエビ。
ウグイス貝に乗るウミタケハゼを撮っていたら、頭隠されて。
かわりにカゲロウカクレエビ。
小ぶりなコブシメ。
オオメハゼをしばし観察。
きょうのヒットは、ウミタケハゼonとってもキレイなシャコ貝。
でも思うようにポーズ取ってくれない。
ウミタケハゼがあっち向いて全身見えないけれど、まじキレイな色彩のシャコ貝で。
ウミタケハゼ優先するとシャコ貝全体のキレイさが出ず…
相変わらず、タンク下は最高!
エキジットしたら虹。
明日は晴れるといーな。
民宿いわかわ
今回は、宿泊難民だった。
第一希望の宿には、鹿児島県外からのを予約を受けていないと言われた。
第二希望の宿は、どうしても5泊6日通しでは取れなかった。
JACの便も、トッピーも減便のいま、屋久島が混んでいるわけがない。
きっと多くの宿泊施設が、コロナ対策で、予約に制限をかけているにちがいない。
じゃらん、アゴダ…
なかなか宮之浦地区の宿が見つからなかったが、Booking.comで「素泊まり民宿いわかわ」を見つけた。
5泊で15,750円也、なり、ナリ。
(さらに、噂の「やくしま満喫商品券」を使ったので、実質負担は9,750円\(^o^)/)
そんな「いわかわ」には、本館、別館、新館があるが、よくわからないで予約していたのは別館。
私の、各館寄り添って建っていているものという思い込みが、大間違いー!
別館は民家の中にあるので、わかりにくいが、ちとたび土地勘をつければ、なかなか便利な場所である。
本館は県道沿いの「つり具のいわかわ」のビルの上で、チェックインはここで行うが、古そう。
新館も民家の中だけれど、まだ新しそうで、外目にはとてもきれいで、ここがいい!と思ったりした。
ま、私がケチって、同じ「いわかわ」なら安いのでいいや、って短絡的だっただけだ。
さて、その別館。
客室は2階に5部屋。
部屋には布団1組と、テーブルにテレビ、エアコンがあるだけのミニマリスト生活。
去年の豪雨でか、天井にはシミがあるけれど、安いので、よしとする。
2階の共用スペースは、キッチン、トイレ、洗面、洗濯機がある。
浴室にも洗濯機があって、スピーディにすれば、ちょうどひとっ風呂浴びるのにちょうどいい頃合い。
キッチンは調理用具や食器もあり、自炊できるようになっている。
炊飯器もあって、お米は1号70円でわけてくれるそうだ。
共同トイレ、共同バスで、2階のトイレは、昔のスクワットトイレに洋式便座をかぶせたものだし、お風呂は、ステンレスの家族風呂で、昭和な設備。
他人の気配や、ドアの開け閉てが気になる人にはすすめられないけれど、寝るだけと割り切れば、コスパ上々。
蚊取り線香のにおい、ステンレスのお風呂、トイレの床の玉石のタイルと、昭和テイスト満載。
子供の頃、夏休みに田舎の親戚の家に行ったのを思い出す、ちょっとノスタルジック。
もうボロいだとか、煎餅布団だとか、こだわるひまもなく、睡魔が襲ってきて、さっさと就寝。
窓の外は、先が見えないほどの雨。
はぁー、この雨ん中、出かけるの?
日頃の行い?
それは令和2年の、変則海の日&体育の日からの4連休最終日のこと。
7月も最終週なら、絶対、梅雨明けていると確信して計画した今年の屋久島。
実は、東京オリンピックの観戦券、一部当たったけれど、一生に一度の地元開催オリンピックよりも、屋久島をとったほど、屋久島の夏ダイブが好きすぎる。
もうミンミン鳴き出しているのに、いっこうに明けぬ梅雨。
感染拡大がおさまらない新型コロナウィルスに加え、この異常気象…
令和2年、いったいどうなってんの?
6時前、家を出る頃には雨は弱まっていたが、荷物もあるし、またいつザーッと来るかわからない恐怖で、ケチな私でも、珍しくタクることにした。
でも、流しのタクシーがなかなかつかまらず、配車アプリ使うか〜、と思ったまさにその時、親切な運転手さんがUターンしてきてくれた。
「助かりますぅ」と乗り込むと、「これからご旅行ですか?」と問われ、ちょっと間があく。
不要不急の外出をしないで!の東京都なので、「ええ、まぁ」と言葉をにごす。
そして、多くの人がその言葉を守っているようで、羽田空港に着くと、夏の日曜なのに、きょうも閑古鳥…
ANAの羽田-鹿児島便は、大半が運休で、午前8時台の便になった。
エアポートラウンジ南
朝の羽田では、いつもはクロワッサン目当てでパワーラウンジに入るが、どうせコロナのせいで提供中止だろうし、出発ゲートに近い「エアポートラウンジ南」に入った。
中はがらがらー。
清潔感があって、コーヒーブレイクにはいい感じ。
窓からは、ANA機たちがよく見えて。
でも、土砂降りのあと、飛行機が皆、ウユニ状態。
NH619 羽田8:35 鹿児島10:20
ANA便は、いちばんすみっこのゲートだった。
ラウンジ手前のANAフェスタでシューマイ弁当買おうかと迷ったが、スルーした結果、今回も弁当難民。
まだまだ軒並み閉店で、ゲートまでは、ファミマの自販機以外、朝食が買えるところがなかった。
まあ、鹿児島空港には、食事処がいっぱいあるから、着いたら朝食兼昼食だ。
乗り込んだANA便も、悲しいほどガラガラ…
(前方の席だったので、トイレ帰りに数えてみたら、エコノミーキャビンに21人だけ!)
離陸する頃には、青空も出てきて、梅雨明け期待。まあ、予報じゃダメだけれど…
雨続きの後で、東京湾も、コタキナバル色。
梅雨前線で、飛行中、下界はほとんど見えなかったけれど、鹿児島着陸前には、鉛色だけれど、大雨じゃない!
大空食堂
さて、鹿児島着いたら、さっそく「大空食堂」へ。
お目当ては、鶏飯@600円。
美味しいし、栄養バランスよいし、毎週食べたい鶏飯。
コロナ前は、「鶏飯バイキング」だったけれど、このご時世、バイキングはもちろん中止。
バイキング形式ではないだけで、おかわり自由♪
でも、自分で好きなものを適量とる楽しみを、コロナが奪った。
ついでに、鹿児島空港のひそかなお楽しみ、薩摩揚げ試食ももちろんなくなった。
そうこうするうちに、かんじんの屋久島行きのJAC3745便は、天候調査中のアナウンス。
屋久島も5度目だけれど、毎回そんな感じだから、まあ飛ぶでしょうと思っている。
でも、JALカウンターへ、ANAで預けた荷物の登録に行くと、屋久島空港の悪天候で飛ばないかも、ゲートでご案内します…と申し訳なさそうに言われる。
スカイラウンジ菜の花
それでも、飛ばない気はせず、鹿児島空港の「スカイラウンジ菜の花」で食後のコーヒータイム。
こちらも、すっかりSocial distancing仕様に変わっていた。
カウンター席を除いては、全体的におひとり様仕様だ。
withコロナというけれど、ワクチンができてら、少しはコロナ前の世の中に戻って行けるのだろうか?
JAC3745 鹿児島1130 屋久島1215
保安検査場を抜けたところで、屋久島ゆきフライトは出発決定、が、屋久島は雷雨で、着陸できない場合は鹿児島に引き返す場合がある」というアナウンス。
それもあまり気にしなかった。
鹿児島も雨上がりで、全体鉛色だけれど、桜島も見えるし、着けるでしょ。
案の定、あっという間に屋久島。
でも、島のすぐ左側に、絶賛大雨エリア。
山からも雨雲。
結局、定刻12:15より早く屋久島に着陸できた。
飛行機を降りた時は、雨は止んでいたが、荷物待ちのうちに、ザーザー降り。
それでも、屋久島ダイビングサービスのある志戸子に着いた頃にはまた雨も止み、午後、タンク下で2本。
決して良くない足下のところを、えっちらおっちらエントリー。
黒潮は微妙と聞いていて、確かに透明度はあまり良くないが、水はなかなか温かい。
まずは温帯種のキタマクラ。
そこここで、ブダイkidsとホシススキベラkidsがつるんでいてかわいい。
マクロ切り取ると、多くは写らないが、常に1ダースほどではしゃぎ回っているのが微笑ましい。
クマノミはたいへんな密。
ヒレナガスズメダイが今年は大発生だとか。
極小から…
大人色をまといかけた者まで、大小さまざま。
屋久島ではよくタテキン幼魚を見かける。
ナマコマルガザミ。
ヤクシマカクレエビ。いつも思うパーツにピンが合わせらない。
ロボコンことアナモリチュウコシオリエビ。
オトヒメエビ。
ウグイス貝に乗るウミタケハゼを撮っていたら、頭隠されて。
かわりにカゲロウカクレエビ。
小ぶりなコブシメ。
オオメハゼをしばし観察。
きょうのヒットは、ウミタケハゼonとってもキレイなシャコ貝。
でも思うようにポーズ取ってくれない。
ウミタケハゼがあっち向いて全身見えないけれど、まじキレイな色彩のシャコ貝で。
ウミタケハゼ優先するとシャコ貝全体のキレイさが出ず…
相変わらず、タンク下は最高!
エキジットしたら虹。
明日は晴れるといーな。
民宿いわかわ
今回は、宿泊難民だった。
第一希望の宿には、鹿児島県外からのを予約を受けていないと言われた。
第二希望の宿は、どうしても5泊6日通しでは取れなかった。
JACの便も、トッピーも減便のいま、屋久島が混んでいるわけがない。
きっと多くの宿泊施設が、コロナ対策で、予約に制限をかけているにちがいない。
じゃらん、アゴダ…
なかなか宮之浦地区の宿が見つからなかったが、Booking.comで「素泊まり民宿いわかわ」を見つけた。
5泊で15,750円也、なり、ナリ。
(さらに、噂の「やくしま満喫商品券」を使ったので、実質負担は9,750円\(^o^)/)
そんな「いわかわ」には、本館、別館、新館があるが、よくわからないで予約していたのは別館。
私の、各館寄り添って建っていているものという思い込みが、大間違いー!
別館は民家の中にあるので、わかりにくいが、ちとたび土地勘をつければ、なかなか便利な場所である。
本館は県道沿いの「つり具のいわかわ」のビルの上で、チェックインはここで行うが、古そう。
新館も民家の中だけれど、まだ新しそうで、外目にはとてもきれいで、ここがいい!と思ったりした。
ま、私がケチって、同じ「いわかわ」なら安いのでいいや、って短絡的だっただけだ。
さて、その別館。
客室は2階に5部屋。
部屋には布団1組と、テーブルにテレビ、エアコンがあるだけのミニマリスト生活。
去年の豪雨でか、天井にはシミがあるけれど、安いので、よしとする。
2階の共用スペースは、キッチン、トイレ、洗面、洗濯機がある。
浴室にも洗濯機があって、スピーディにすれば、ちょうどひとっ風呂浴びるのにちょうどいい頃合い。
キッチンは調理用具や食器もあり、自炊できるようになっている。
炊飯器もあって、お米は1号70円でわけてくれるそうだ。
共同トイレ、共同バスで、2階のトイレは、昔のスクワットトイレに洋式便座をかぶせたものだし、お風呂は、ステンレスの家族風呂で、昭和な設備。
他人の気配や、ドアの開け閉てが気になる人にはすすめられないけれど、寝るだけと割り切れば、コスパ上々。
蚊取り線香のにおい、ステンレスのお風呂、トイレの床の玉石のタイルと、昭和テイスト満載。
子供の頃、夏休みに田舎の親戚の家に行ったのを思い出す、ちょっとノスタルジック。
もうボロいだとか、煎餅布団だとか、こだわるひまもなく、睡魔が襲ってきて、さっさと就寝。