菊地 宏明氏は、放射能汚染は近場は数十年残って大変だが、それよりも、海水汚染が問題だと言っていた。
確かに、食物連鎖により、あとに食べた動物程、汚染が集積して、影響が大きくなるであろう。ということは、こちらも数十年単位で、汚染が残るから、海産物は当分食べられないということになる。
陸のほうは、土壌汚染は、地上2センチ程を削って捨てればいいが、その捨て場がやはり問題とも言っていた。
なにしろ、私も、放射能汚染がなければ、田舎に帰って生活をすることになるのだが、家を直せるのは、復興特需が終わる数年後にならなければ、大工、建材が手に入らないから、当分は壊れた家を放置することになる。仮設住宅に2年、そのあとは家を建てる人が相当いるであろうから、建材、大工が払底であろう。
国の重要文化財の高等尋常小学校も、当分は直せないと関係者が言う。それだけでも大変なのに、原発の人災である。テレビに出てくる、安全保安院、東電関係者、皆、目先のことは出来るが、長い目で物事が見えない人ばかりが、リーダーになっているのだと、顔を見ていると感じられる。
チリ津波の高さを記した立て札が志津川防災センターの敷地にかろうじて残っているのが印象的だったが、チリからの津波でこの高さである。三陸や日本近海であれば、もっと大きい津波が来ることが学者でも指摘できなかったのだ。
確かに、食物連鎖により、あとに食べた動物程、汚染が集積して、影響が大きくなるであろう。ということは、こちらも数十年単位で、汚染が残るから、海産物は当分食べられないということになる。
陸のほうは、土壌汚染は、地上2センチ程を削って捨てればいいが、その捨て場がやはり問題とも言っていた。
なにしろ、私も、放射能汚染がなければ、田舎に帰って生活をすることになるのだが、家を直せるのは、復興特需が終わる数年後にならなければ、大工、建材が手に入らないから、当分は壊れた家を放置することになる。仮設住宅に2年、そのあとは家を建てる人が相当いるであろうから、建材、大工が払底であろう。
国の重要文化財の高等尋常小学校も、当分は直せないと関係者が言う。それだけでも大変なのに、原発の人災である。テレビに出てくる、安全保安院、東電関係者、皆、目先のことは出来るが、長い目で物事が見えない人ばかりが、リーダーになっているのだと、顔を見ていると感じられる。
チリ津波の高さを記した立て札が志津川防災センターの敷地にかろうじて残っているのが印象的だったが、チリからの津波でこの高さである。三陸や日本近海であれば、もっと大きい津波が来ることが学者でも指摘できなかったのだ。