小室直樹が、その著書の中で、日本は血縁社会でも地縁社会でもなく、ゲマインデ、すなわち共同体であると言っていた。
天皇家は血縁社会であろうが、庶民は、確かに血縁を大事にするといっても、叔父、叔母と従弟のあとは、疎遠になる。遠くの親戚より、近くの他人という言葉の通りである。仮に近くに親戚がいても5親等の遠い親戚とは行き来がなくなる。
私が、田舎に帰ってまだ母が元気だったから、母の息子ということで理解されたが、田舎出身者であるのに、40年振りに帰ってなかなか受け入れられなかった。結局、田舎の同級生とのつき合いと、その周辺に集まる人とのつき合いしか今もない。そこからさらに中に入って仲間意識を育てるのは、かなり時間を要するようだ。
舟を北上川に浮かべるために一緒に働いて仲間意識を育てることが、定着して行くいい方法のようだ。
こういうのを共同体というのであろう。
検察と海上自衛隊との権力同士の争いは、共同体とは無縁である。どちらも共同体には理解などない。
天皇家は血縁社会であろうが、庶民は、確かに血縁を大事にするといっても、叔父、叔母と従弟のあとは、疎遠になる。遠くの親戚より、近くの他人という言葉の通りである。仮に近くに親戚がいても5親等の遠い親戚とは行き来がなくなる。
私が、田舎に帰ってまだ母が元気だったから、母の息子ということで理解されたが、田舎出身者であるのに、40年振りに帰ってなかなか受け入れられなかった。結局、田舎の同級生とのつき合いと、その周辺に集まる人とのつき合いしか今もない。そこからさらに中に入って仲間意識を育てるのは、かなり時間を要するようだ。
舟を北上川に浮かべるために一緒に働いて仲間意識を育てることが、定着して行くいい方法のようだ。
こういうのを共同体というのであろう。
検察と海上自衛隊との権力同士の争いは、共同体とは無縁である。どちらも共同体には理解などない。