「え～イ・ヨンエcｈanがドラマに」

「イ・ヨンエが朝、ドラマに出てたわよ」
「エ…」「観る～？」「ウ～」
仕事を終え、帰宅してからのカミさんとのやりとりである。
どうも朝、韓国ドラマをやっていたらしく、
そこでヨンエcｈanを見て急遽ビデオに撮ったというのだ。
私は「チャングムの誓い」のイ・ヨンエファンなので、
そのイメージが壊れるのでは、という恐れで
「ウ～」となった訳なのだ。
しかし来日したイ・ヨンエが「チャングム」のときより
素敵だったので、「観る！」となった。
ちょっと前の作品みたいで、なんとヨンエcｈanが
ソバージュではないか。
しかし「お～きれい」と素直に思ってしまった。
このとき思ったのだが、私のようなオヤジからすると
ヨンエsamaよりもcｈanのほうがいいかなと、
それにチャングムのチャンにも掛かるし、
なーんてことで、ヨンエcｈanと言うことに決めたのだった。
画面ではいきなりニヤケた男優とのからみで、
そいつがヨンエcｈanを抱きしめようとしているではないか、
「こら！何すんだ」「シッシッ」と手で払っていた。
一緒に観ていたカミさんが、「もぅ、なんなの…」と
苦笑している。
さらに車の中で手を握ろうと重ねたので、
「こらー触るんじゃねーっ」などと、声を上げたので
「コノ～どういうつもり～」とカミさんに
頭コチンとはたかれる始末で、完全におらがヨンエに
なってしまっていたのだ。なるほどファン心理というものは
こういうものなのか…と後で妙に納得してしまったが
すこしヤバイ心理でもあるかなあ…と
カミさんのほうをチラと眺めつつ、思ってしまった。
でもまあこれぐらいいいのダ。
私だってカミさんが「ヨン様」にポ～としてたときも、
ひろ～～～い心で包んでいたし、
その熱が冷めたと思ったら今度は忌野清志郎に夢中だ。
清志郎のCDの束を見つつひろ～～～～い心で
受け止めているのである。
幸いなことにカミさんもイ・ヨンエcｈanが好きなので
「ま…イ・ヨンエならいいでしょ」と、ひろ～～～～い
心になってくれている…よね！
ちなみにこのドラマには「チャングムの誓い」で
第二の母ともいうべきあのチェゴ・サングン役の人
も出ているのダ。