1960年台のポップスに「悲しきカンガルー」というアンラッキーの1日を
歌った曲があるのだが、まあ…こんな1日だった。
いつもは長袖ルックで直射日光を避けて自転車に乗っているのだが、
きょうは朝から曇り空が続き、半袖ルックで行けそうと自転車にまたがり
出掛けた。午前中の用事を済ませて外へ出ると、なんと天気はピーカンになり、
灼熱の太陽が半袖のもろ肌を刺してくる。汗をかきかき帰ろうとしたが、
ふいに「奈邪」のコーヒーを飲みたくなり、自電車を駅に置いて電車で
豊川へと出掛けた。
予め電話でもして出掛けようと思ったのだが、「奈邪」のマスターのことだから
又気を使ってスモークサーモンを作ってお土産など用意されては
申し訳ないので、ひょっこり我がムサイ顔でものぞかせようと思って
電話もせずに行ったのだ。
相変わらずピーカンの中、汗をかきかき「奈邪」へと向かう。
途中でふと見ると、カナブンがひまわりの葉にしがみついているのを発見。
我が拙句に
かなぶんの 生命線の 死んだふり
というのがあるのを思い出し、資料としてキープしようと携帯を写真モードに
して、かなぶんには申し訳なかったのだが、無理やりひっくり返してシャッターを
切った。しかしいくら切っても撮れないのである。おかしいなあと見てみると、
画像が一杯になっていたのだった。携帯をあれこれいじっているうちに
かなぶんには逃げられ、もう画像を消す気力もなくなり、やむなくそのまま
「奈邪」へと向かった。やっと「奈邪」へたどり着いたのだが、
「8月14日~8月15日お休みさせていただきます。」とドアへの張り紙が…。
もう苦笑するしかなく、「まあこうなったらのんびり帰りますか」と独り言を
つぶやき帰路についた。そうだ今度知人の送別会があるので、「コン吉」を
プレゼントにあげようかと思い、キツネの人形を売っている店を覗いてまわった。
豊川稲荷の表参道には、キツネのぬいぐるみが店頭に大中小並べて陳列して
あるのだ。
通常つぶらな目の付いた大中小4体と、目をつぶった小の1体を
並べてある。「コン吉」というのはわたしが勝手に命名した人形で、
目をつぶって口に手を当てているお気に入りのぬいぐるみ人形なのである。
この朴念仁のわたしが、あまりのかわいさにすでに1体買っていたのである。
しかしどの店を覗いても「コン吉」がないのだ。目を開けたキツネ人形4体は
あるのに目をつぶった「コン吉」の1体がどの店にもないのである。
今年の4月「奈邪」の展示に通っているときは、通るたびにどの店にも
陳列してあるのを見たのである。
さすがに不思議に思って最後の店の主人に聞いてみると、詳しい理由は
店主も知らないらしいのだが、なんと「コン吉」は現在製造されていないと
いうのである。でも人気があって売り切れてしまっていると言うのである。
そして、他のお客にもよく「コン吉」のことを聞かれるというのだ。
やっぱりなあとその人気の高さに納得したのだが、ならばなぜ?作って
くれないのか…。疑問に思いつつも、又もやこっちの望みかなわず、
悄然として豊川を後にしたのだった。
歌った曲があるのだが、まあ…こんな1日だった。
いつもは長袖ルックで直射日光を避けて自転車に乗っているのだが、
きょうは朝から曇り空が続き、半袖ルックで行けそうと自転車にまたがり
出掛けた。午前中の用事を済ませて外へ出ると、なんと天気はピーカンになり、
灼熱の太陽が半袖のもろ肌を刺してくる。汗をかきかき帰ろうとしたが、
ふいに「奈邪」のコーヒーを飲みたくなり、自電車を駅に置いて電車で
豊川へと出掛けた。
予め電話でもして出掛けようと思ったのだが、「奈邪」のマスターのことだから
又気を使ってスモークサーモンを作ってお土産など用意されては
申し訳ないので、ひょっこり我がムサイ顔でものぞかせようと思って
電話もせずに行ったのだ。
相変わらずピーカンの中、汗をかきかき「奈邪」へと向かう。
途中でふと見ると、カナブンがひまわりの葉にしがみついているのを発見。
我が拙句に
かなぶんの 生命線の 死んだふり
というのがあるのを思い出し、資料としてキープしようと携帯を写真モードに
して、かなぶんには申し訳なかったのだが、無理やりひっくり返してシャッターを
切った。しかしいくら切っても撮れないのである。おかしいなあと見てみると、
画像が一杯になっていたのだった。携帯をあれこれいじっているうちに
かなぶんには逃げられ、もう画像を消す気力もなくなり、やむなくそのまま
「奈邪」へと向かった。やっと「奈邪」へたどり着いたのだが、
「8月14日~8月15日お休みさせていただきます。」とドアへの張り紙が…。
もう苦笑するしかなく、「まあこうなったらのんびり帰りますか」と独り言を
つぶやき帰路についた。そうだ今度知人の送別会があるので、「コン吉」を
プレゼントにあげようかと思い、キツネの人形を売っている店を覗いてまわった。
豊川稲荷の表参道には、キツネのぬいぐるみが店頭に大中小並べて陳列して
あるのだ。
通常つぶらな目の付いた大中小4体と、目をつぶった小の1体を
並べてある。「コン吉」というのはわたしが勝手に命名した人形で、
目をつぶって口に手を当てているお気に入りのぬいぐるみ人形なのである。
この朴念仁のわたしが、あまりのかわいさにすでに1体買っていたのである。
しかしどの店を覗いても「コン吉」がないのだ。目を開けたキツネ人形4体は
あるのに目をつぶった「コン吉」の1体がどの店にもないのである。
今年の4月「奈邪」の展示に通っているときは、通るたびにどの店にも
陳列してあるのを見たのである。
さすがに不思議に思って最後の店の主人に聞いてみると、詳しい理由は
店主も知らないらしいのだが、なんと「コン吉」は現在製造されていないと
いうのである。でも人気があって売り切れてしまっていると言うのである。
そして、他のお客にもよく「コン吉」のことを聞かれるというのだ。
やっぱりなあとその人気の高さに納得したのだが、ならばなぜ?作って
くれないのか…。疑問に思いつつも、又もやこっちの望みかなわず、
悄然として豊川を後にしたのだった。