つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

緑地の友

2011-12-20 05:20:24 | 動物ウオッチング
この頃、かなり寒さも増してきたので、緑地公園への朝の散歩も
そろそろ最後かなあ…と思いつつ緑地に出掛けた。

いつもの池の橋を渡って、広い芝生を登り抜けると、道の向こうに
丸太を埋め込んで作ったような階段が見えていた。上段のほうは
木々の茂みの中に消えている。

登ってみようと思った時、以前会った灰色熊(勝手に命名した灰色の猫)が
こっちへ近づいて来るではないか。この前この近くで会った時は、プイとそっぽを向いて
なかなかこっちを向いてくれず、「頼むからこっち向いてくれよ~」と話し掛けつつ、
なだめすかせてやっと貌を撮ることができた猫だったのだ。

割と大柄で無愛想、目つきの鋭い一匹狼タイプなのだが、この日はわたしを見るや、
「ニャ~ン」と鳴いて近づいて来たのだ。「オッ…」とわたしも驚いたが、
「チャンス!」とばかりにシャッターを切りまくった。なんと足にまでスリスリしてきたのである。

もしかして…「この前自分をしつっこく撮ろうとしたカメラオヤジだな」
とわたしのことを覚えているのか…とも思ったが、単に腹ペコだったのかもしれない。(笑)

灰色熊と別れた後、見えていた階段を登り始めた。割と細い階段なのだが、
100段以上はあると思われ、登りきった時にはちょっと息が切れていた。

どうやら公園の一番高い所へ出たらしい。ちょっと向こうにゴーカート場が見える。
ほんとにこの緑地公園は広くて、その他、プール、テニス場なども内包しているのだ。
そこを抜けると、また階段になっていて、今度は下りだ。降り切ったところでまた猫が、
鳴きつつ近づいてきた。そして足元スリスリ…。やっぱりお腹を空かせているようだ。
やがてもう一匹出て来てチョコナンと置物のように塀の上に座り込んだ。

彼らには申し訳ないが、わたしは餌はやらないことにしたのだ。
餌付けするのに、なんとなく抵抗を感じてしまうからだ。しかしまあ…わたしがやらずとも
誰かがやっているのだろう…彼らは丸々としているのである。

そのうち、エサをくれない“怪しいカメラオヤジ”と彼らに認知してもらえる日がくるかも
しれない…。(笑)

もういないだろうと帰り始めたとき、駐車場付近で3~4匹の猫がたむろしていた。
「お、まだいたか…」と近づくと、その中の一匹に驚いた。こんなニャン相なのだ。
写真にUPしてみたので、とくとご覧いただきたい。



タヌキかアライグマがちょっと入っているような…ネェ…。

というわけで、きょうは冬を迎えて、人恋しい気分のニャン吉たちと親しんだ日と
あいなった。
コメント
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