先日の俳句仲間とのお茶会で、女の気持ちと
男の気持ちに触れ、お互い異性の気持ちは
理解しがたいという話になった。
その中で、「男の人はほとんど女性に接する時、
下心を持って接してくる」旨のことを言われた。
これは同性として、思い当たる節がないわけではなく、
はなはだ心苦しく小さくなって聞いていたが、待てよ…
と、気付いたことがある。
確かに、オスの種まき本能的な、自分では何ともしがたい
雄叫びを心に抱いているのは、正直すべての男に
あてはまるに違いない。
例えば、わたしが、「素敵な人だなあ」と女性に
心が動いたとすると、なるべくお近づきになりたいと
思うだろうし、心の隅にでも、あわよくば…などと
けしからぬ思いを抱いたとしても、それを糾弾されては
男としては、ちょっと待った…と言いたいのだ。
それは、純粋な男心であって、下心とは
似て非なるものだと思ったのである。
100%あわよくば…という男心を抱かないと
言うのであれば、女性として見なしていないか、
男を卒業したかのどちらか、と言っても
過言ではないだろう。それは、連動しているに
すぎないのだ。
ただ、かの女性が言うのに驚いたのは、70代の
男も下心で接してしてくるというのだった。ゲエ…
それも、ほとんどが、若いころモテテいたヤツとか、
金持ちがお金をチラツカせて迫るというのである。
まあ、こういうのが典型的な下心である。
目的が、その女性の心なのが、男心なので
女性のみなさま、よくよく、御見極めを…。