つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

一票で変わるか

2012-12-18 06:15:38 | ちょっとした出来事
衆議院議員の投票日、朝一の7時に車で
投票所に行ったが、駐車場もガラガラで
人もまばらだった。

何となく投票率の低さを予感したが、
その通りになった。

しかし、わたしは率の低さを嘆きはしない。
声なき声の数値が隠れていると思うからである。

よく一票の重さを云々言うが、その例として、
まさしく一票の差で、当落が決まった例を
TVであげていた。

まあ、それは極端な例で、言うことのない
例なのだが、そうではなくても、わたしは一票の
重さは十分承知しているつもりだ。

というのも、十数年商業誌の漫画家生活を
していたので、毎月人気投票というアンケートに
晒されていたからである。

「面白い」の付いた〇の数が増えるほど
作品のページ数は増え、色も着くのである。
したくもない一喜一憂の憂き目にあうのだ。

だいたい、アンケートを出す人は限られた
少数の人たちで、普通はいろいろな思いを
抱いても、なかなか一票という行動に移す
積極的な動きはとらないものなのだ。

それだけに、一票を投じる人はそれらの想いの
代表みたいなものなので、その一票の裏には
数千、あるいは数万の同じ意見が隠れて
いるのである。

だから、選挙の我が一票の裏には幾多の
不投票者の声が隠れているのである。もちろん
だからといって投票にいかなくていいということではない。
一票を投じる政党がない人は、白紙を投じても
いいでありましょう。

ただ…一票で変わりはしないとは思わないことだ。
一票をあなどるなかれ、このズシリと重い一票で
変えることができると、わたしは信じているのである…。

コメント
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