毎年恒例の、一年を象徴する一文字が
公表され、「税」に決まった。
正直、エッ…そうなのという感じだった。
そこで、今年のおらが一文字はないかと、
探してみると、もうこれしかないという一文字が、
すぐに浮かんできた。
「力」である。
特に、3つの力を感じたのだ。
①は、大量にいただいたトマトの力である。
調理のとき、あらゆる素材と融合し、全ての
食材を一味上げてしまう力である。
隠れ万能ソースと言っても過言ではない。
②は、リンゴの力だ。
カチンカチンの渋柿が、一緒に袋詰めに
すると、4日で渋が完全に抜けて、
グジュグジュの甘~い天然ゼリーに
なってしまうのだ。
しかも、一週間以上使いっぱなしで、
いささかもへこたれず、お役ごめんのを
サイコロ状に刻んで、皮ごと食べれば、
サクリとした食感の咀嚼力を得られるのだ。
リンゴパワー恐るべし!
③は、キャベツの力だ。
これまた、大量にいただいたので、近所の
親戚に半分持って行ったが、3個残って
いた。
とりあえず、生の千切りをトンカツに山盛り添えて、
もうバリバリ…カキフライに添えて、バリバリ…。
大きめのざく切りで、鶏肉のポトフでモシャモシャ…。
豚バラを挟んでミルフィーユ蒸し、でモシャモシャ…。
もたれていた胃がスッキリ…。
肉にはキャベツの強い味方があったのを
思い知らされたのだった。
以上3つの力を感じた今年の我が家の
文字は文句なく「力」なのです。
今年に限らなければ、「酔」かな…。W