つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

最後に残るもの?

2023-02-16 05:49:31 | つらつら思うこと
我が人生は、好きな事しか出来ない
狭く細い道を進んで来たように思う。

結局自分は、絵しか描けないお絵描き
野郎だとつくづく思うのだが、それでも
最後に残るもの…と思った時、絵ではなく
俳句ではないかと思えるのだ。

今まで、漫画、彩墨画、俳句とやって
きて、それを融合させた「はいまん彩」
なるものを描きながら、漫画家、務め人
と職業としての活動を実践してきた。

今でも、起きがけのお絵描きタイム
には、ほぼ毎日何らかの絵を描いて
いる。

しかし、それも叶わぬ寝たきりなどに
なった時、まだ脳が利くようであれば、
五七五の俳句を思い浮かべるしかない
ではないか…。

実際入院した際、俳句ばかり考えて
いたが、この時は手が動けたので、
それに絵を添えていた。

考えてみると、人生は一つ一つ自分
の身から連れて行けないものを
落として行くような気もする…。

そして最後に命の灯が残ると思うの
だが、しんがりが俳句なら、毎日が
辞世の句をひねる事になるに違いない。

まあ、これはコレで幸せな事に
なるので、言う事はないのだが、
人生はままならないのが常である。

認知症など患えば、俳句もおぼつかなく
なって、あやふやな夢の世界へと突入
する事になるのだ。

結局、先の事は分からないので、何が
最後に残るか、などと考える必要はない
のかも知れない。

今の目の前のやるべきことを、やるしか
ないようである。

結局…ケ・セ・ラ・セ・ラなるように
しかならないのだ。

それでも…時折り…脳裏を…イヤイヤ

やっぱり…ケ・セ・ラ・セ・ラ…♪♩♫♬

今日の一句

悪夢より 覚めて賜る 百千鳥
              issei

コメント
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