寝不足が続いている。そう、サッカーのアジアカップ熱戦の夜中の中継を見ているためだ。こう見えても
サッカーファンなのである。それにしても心臓によろしくない。
よろしかったのは、5-0で大勝したサウジアラビア戦ぐらいで、後は皆ハラハラドキドキの接戦である。
FIFAのランキングでは日本が29位韓国39位カタールにいたっては100位以下なのだ。
そのカタール戦でヒヤヒヤの3-2と苦戦の末ものにした。いざ本番となるといかに順位が
あてにならないかがわかろうというものである。それにしても、今回の日本代表の攻撃力は、
過去を含めて最高と言ってもいいだろう。
特にドイツのドルトムント所属で17試合で8得点を取り、ブンデスリーガ公式サイトでMVPに選出された
香川が入ったことで攻撃力の厚みが増している。今まで日本代表にずっと言われ続けていた攻撃力不足が
かなり解消されているのだ。
かつての代表が試合の流れの中で得点したことが何度あっただろうか。大抵はセットプレーかPKによる
得点ではなかったろうか。しかし今回のメンバーでは、Jリーグ2年連続得点王の前田をワントップに据え、
その後ろ左右に香川、本田といつでも飛び出して得点できる二人を配置して事実上の3トップ体制を
形成した布陣なのだ。
これに、しゃにむにゴールに向かう岡崎を加えて、
驚異の攻撃陣が出来上がっている。いわばどんな盾をも貫く槍になったのである。しかしながら、
その槍の一角香川が激戦の負傷骨折に見舞われて、決勝のオーストラリア戦出場は絶望的になって
しまったのである。
わたしは最初から相手は、韓国ではなくオーストラリアだと思っていたので、今大会失点1と守りの堅い
オーストラリア戦を考えるとこの香川の負傷は本当に痛いのだが、これはどのチームにも起こることなので、
致し方がないのだ。むしろ香川の抜けた穴を全員一丸となった気力で埋めてもらいたいのである。
相手のオーストラリアには前々回のワールドカップで1-3と完敗し、苦汁をなめさせられている。
FIFAランキングでも今回アジアカップ出場中トップの26位と日本より上位なのだ。おまけに監督は
Jリーグ浦和レッズの監督を務め、アジアチャンピョンズを制覇したことのあるオジェック監督なのである。
オーストラリアが6-0で勝った準決勝のウズベキスタン戦は別にして、その前の韓国とは1-1と
日本と同様引き分けている。つまり同じく韓国と2-2だった日本とそう力の差はないとみていい。
日本とて、中東の雄サウジアラビアに5-0で勝ったではないか。まったく互角と言っていいと思う。
それだけに、引き分けによるPK戦の匂いがするのだ。(決勝に引き分けによるPKがあるのかどうか
知らないが…)しかし、それだけは御免こうむりたいと思っている。勝っても負けても釈然としないからである。
ここまできたら結果に対して文句を言うつもりはない。選手たちには、ただただ日本代表の誇りを持って、
思いっきり悔いのない戦いをしてもらい、ハッキリと決着をつけてもらいたいと願っている。
☆それにしても中継の時間帯なんとかならんもんかねえ、今までのP.M10:30分でさえきつかったのに
決勝の中継が夜中の12時たあ…翌日仕事で朝4時起床のワチキには、ちとキツイぜ…。
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