先日、サッカー日本代表対ベルギーの中継を観た。
試合は、見事日本代表が3-2で勝ったが、TV中継が
日本時間のAM4時45分からとあって、眠い目を
こすりつつ、家人らを起こさないようにボリュームを落として
画面にかじりついた。
そのかいあって、0-1からの日本逆転勝利と、
見ごたえのある試合だった。
このところ不甲斐ない試合を見せられていた
溜飲を久々に下ろさせてもらった。
まあ、親善試合なので勝ち敗けはいいとして、
試合っぷりにいいものが出てきたように思えたからだ。
サッカー日本代表のザッケローニ監督、通称「ザック」は、
全日本代表に決まったのが2010年だから、3年が
過ぎたことになる。
イタリア出身の監督だが、監督に決まった時の評判は
今ひとつだったのだ。
しかし、就任してからの19試合、引き分けを挟んでの
無敗の快進撃は、その評価をくつがえしたのである。
交代した選手がすぐに得点して活躍したりして、
打つ手打つ手が見事にはまり、“ザックマジック”とまで
呼ばれて賞賛された。
ザックが日本のファンに向けて書いた手記を読んだが、
日本への縁や想いは心打たれるものがあった。
わたしは、それを読んでザックのファンになったのである。
こう見えても、一度ファンになったものを簡単に
見限ったりはしない。
ただし、文句はファンとして大いに言わせていただく。
ザックジャパンは、アウェイで北朝鮮に負けて以来、
無敗神話は崩れてしまい、その後のアジア選手権で
優勝してワールドカップ出場は決めたものの、どことなく
精彩を欠く試合が続いたのだ。
輪をかけて今年のコンフェデレーションカップで
惨敗してしまったので、世論は手の平を返したように、
監督交代論まで吹き出した。
まあ、監督業というのは、批判されるのも仕事の内なので
やむを得ないと思うし、正直わたしも「どうしたザック」何か
あったの?という感じになっていた。
しかしこの前の、ヨーロッパの雄オランダやベルギー戦での
善戦いぶりを見て、何かが戻ったような気がして、
ちょっと安堵の胸をおろした。
いずれにしろ、もう「どうしたザック」は止めにしたいと思う。
わたしは、サッカー全日本ザケローニ監督を信頼し、
彼を支持し、全面的に応援していくつもりです。
Wカップがんばれザックジャパン!
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