歯医者さんから3か月検診の電話がかかってきた。
3か月というのは、実に絶妙な期間だと最近
思うようになってきた。
検診はまだまだと思っていると、「エッもう…」と
いうような3か月検診の連絡が来る。
3か月ぐらいになると、やはり取りきれない
歯石、歯垢が溜まってきたり、多少の不具合が
必ずと言っていいほど出てくる。
「今回は出血はしてませんでしたが、6㎜の
歯周ポケットが一ッ箇所ありますね」と、歯科衛生
女史の方に、ご指摘を受けた。
前回は、一部軽い出血がみられたが、ポケットの
深さは4㎜を超していなかったのだ。
どうやら、親知らずを取った影響で、反対側の
歯が伸びて来て、その歪のようなところが
磨きにくいポケットになってしまったようなのだ。
いつものように丁寧に歯垢を取っていただき、
歯磨き粉まで付けて歯磨きをしていただいた。
それにしても、歯磨きを他の方にしてもらう
というのは何て気持ちのいいものだろうと思った。
できれば御免こうむりたい大口開けポーズも、
この気持ち良さには、いつまでも開けていたい
気分にさせられてしまった。
近頃とみに、口腔ケアの大切さが云われている。
年齢とともに、外見の衰えは如何ともしがたく、
上がらない風采が下がる一方になってきた。
しかしながら、こう見えて、幾つになっても
自分らしく輝いていたいと思っているのだ。
今の年齢で、いや、末期の水を飲む寸前まで、
(な~んて)
そのためには、中身を磨かなくてはならない。
中身の入り口である口腔ケアは、その
第一歩なのだ。
まあ、イカしたジジイをめざしているわけなのだが、
いかにせん、わかっちゃいるけど人間なので、
志は高けれど、はなはだ心もとない。
いつイカレタジジイになってしまうか、
わかりませんです…。ハイ。
もうちょっと頑張らないといけません。
イカレタババアにはすでになってますが、
精進します。
意地悪ばあさんという恐るべき
先人がおられるので、相当な
精進が必要ですよ。
もっとも、主婦、詩人、画人とすでに
3つの顔を持っている人なので、
その結実は、楽しみなような
コワイような…。