娘が三歳の時だった。近くの酒屋へ買い物に行くのに
連れて行った。あれこれ買って帰ろうとすると、
店のおばさんがニッコリ笑って、「はいこれ」と
娘にお菓子をあげたのである。私はお礼を言って
店を出てきた。娘はうれしそうにお菓子を
握り締めていた。
しばらくして、また娘を連れてその酒屋へ。
あれこれ買って、レジで会計を済ませて帰ろうと
娘の手を引いたが、動かない、「?」娘を見ると
なにやらやや斜め上方をジッと見つめている。
その目の先には店のおばさんの、なんともいえないような
表情があった。娘の目は睨んでいるような目なのである。
そしてよく見ると、空いているほうの手が
手の平を上に向けおばさんの方に差し出していたのである。
私はそそくさと、娘を連れ出して帰ってきた。
しばらくその店に娘を連れて行けなかったのは
言うまでも無い。ったくもう…
連れて行った。あれこれ買って帰ろうとすると、
店のおばさんがニッコリ笑って、「はいこれ」と
娘にお菓子をあげたのである。私はお礼を言って
店を出てきた。娘はうれしそうにお菓子を
握り締めていた。
しばらくして、また娘を連れてその酒屋へ。
あれこれ買って、レジで会計を済ませて帰ろうと
娘の手を引いたが、動かない、「?」娘を見ると
なにやらやや斜め上方をジッと見つめている。
その目の先には店のおばさんの、なんともいえないような
表情があった。娘の目は睨んでいるような目なのである。
そしてよく見ると、空いているほうの手が
手の平を上に向けおばさんの方に差し出していたのである。
私はそそくさと、娘を連れ出して帰ってきた。
しばらくその店に娘を連れて行けなかったのは
言うまでも無い。ったくもう…
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