つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

やっぱりイ・ヨンエはチャングムだ

2006-06-19 22:05:41 | テレビ
例の韓国の朝ドラだが、全然見る気がしなくなってしまった。
もちろんイ・ヨンエは見たいのだが、なぜかなあ…
と考えてみると、まずストーリーがもう一つ
なのと、男優陣が魅力不足なのだ。
いきなりのキスシーンなど、「ああ…!」と目を覆って
ただただ不愉快になるだけである。
チャングムとあの男優チ・ジニと二人だけの
シーンになると、「何をしてるんだ、そこでチャングムを
グッと抱きしめて…」とじれったくなるほど応援するのだが。
またこの最近失われた“じれったさ”がいいのだ。
あのチ・ジニの理知に富んだ正義の瞳がいい。
彼にならチャングムを委ねてもいいよ、という気にさせられるのである。
やっぱりイ・ヨンエはチャングムがいい。
そしてあのじれったさがいい…。
もっとがんばれチ・ジニ。

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がんばれニッポン!

2006-06-17 19:23:26 | ちょっとした出来事
私はこう見えても(どう見えてるというのだ)
サッカーファンである。とは言っても
テレビ観戦ファンなのだが、
当然オールジャパンを応援している。
しかしこの前のオーストラリア戦にはガックリきた。
はっきり言って、監督の差であると思った。
その証拠に、両監督が動いて急に流れが変わり、あっと
いう間に体制が決してしまったのである。私はテレビを見ながら
あらん限りの怨嗟、罵倒、罵りの悲鳴を上げていた。
そのほとんどの方向は、ジーコ監督に向けられていた。
オーストラリアのヒディング監督がFWを投入したのに対し、
ジーコはFW柳沢を引っ込め小野を投入したが、後方へ下げ
あげくの果てにはDF茂庭まで引っ込めてしまったではないか。
選手交代は監督の意思表示なのだ。
こんな交代では、選手は攻めか、守りかどうしていいか
わからないじゃないか。ここはスピードのある玉田、大黒を
投入して、カウンター攻撃で一気に勝負に出るべきだったと、
思うのだが…後の祭り。Ⅰー3の完敗を食ってしまった。
正直これで日本の一次予選突破は不可能になった、と言っても
過言ではあるまい。
私はジーコに対してあらゆる罵声を浴びせたが、
ジーコも、代表監督となったからには、これは宿命なので、
甘んじて受けてもらうほかないのである。
しかし冷静になって考えてみると、ジーコを責めるのは
ちょっと酷かな、とも思う。サッカーの神様とまで呼ばれた彼が
サッカー途上国ニッポンにやって来て、無名の茨木県鹿島市で、
アントラーズを引っ張って日本に本物のサッカーを
知らしめたのは彼である。その貢献度は計り知れない。
その大恩人ジーコが、このニッポンより石持て追われるような事にだけは、
してはいけないと思う。
まだ試合はあるのだ。ここはひとつ神様ジーコを信じて、
心より声援を送ろうではないか。
そして温かい罵声を浴びせようではないか。
そしてどんな結果にも感謝の拍手で迎えようではないか。
がんばれニッポン!

コメント (2)
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動いてみよう

2006-06-17 07:37:24 | ちょっとした出来事
私は自分の好きなものを追求し、
その先に夢を思い描いている。(何しろ夢おいおっさんなのだから)
夢は柿のように自然にふくらみ、熟し、やがて自然に
落ちる。そう信じて日々の時を刻んできた。
それは間違ってはいないと思う。
だが、我が不徳でそうはなっていない。
昨年まで変わらぬ日々が綿々とつづいていた。
画友のM氏は言う、「動かなければ何も変わらないよ」
確かにこのままでは、もっと時間がかかるだろう。
しかし我が周りの状況は私をせっついてくる。
「動こう!」
今年、不退転の決意に掲げた。
あれだけ渋っていたホームページの作成、ブログの開設、
そして初の有料個展、新聞社への持込み、
お陰で一ヶ月足らずの内に二度も新聞に載ってしまった。
やはり動けば何かが起こることを実感した。
今年まだまだ動くつもりである。
画友M氏の言葉と、“尋ねよさらば見出さん”“たたけよさらば開かれん”
との、聖書の言葉を指針に、考え得る全ての行動を起こしたいと思う。
今年は「クレージーissei」となって、
大いなる恥をかき、大いなる変革を起こしたい
と思っている。「フレーフレーおーれ!」
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この指とまれ

2006-06-15 21:18:10 | 絵・まんが
とんぼはたくさんある留まり木の一本を選んで止まる。
その一本をどうやって選ぶのか、
きっと何かがあるに違いない。
選ばれる何かが…。
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愛すべきやつら(2)

2006-06-14 20:09:28 | 思ひ出ぼろぼろ
同じ釜のめしを食う仲間に対して
「やつら」とは失礼千万なのだが
あえて親しみを込めてそう言わせてもらった。
さてもう一人私の目に止まった“面白い”人は、
やはり忘年会で目立つ存在だった。
彼は本社、私は少し離れた支社の工場と、
職場が離れているので、一同に介する忘年会
でないとなかなか出会えないのである。
彼は酔っ払うと大声でわめき、卑猥なことを
連呼したりする。こう聞くととんでもない人間
と思われるかもしれないが、私にはそれも
なんだか面白かったのである。
もちろんそんな目で見ている奴がいるとは
つゆ知らず。彼は真っ赤な顔をして
二次会へと消えていった。
彼とは飲み仲間でもないので会話をする機会も
少ないのだが、日曜日など本社へ手伝いに
行くので、そこで会話を交わしたりする程度だった。
あれで彼は「仕事師」と呼ばれる程、仕事に関しては
なんでもよくできるのだった。
ただ無類の酒好きで、アルコールに溺れるのがたまに傷だった。
しかし去年肝臓を病み、大好きなアルコールを禁じられたのである。
忘年会で、酒を一滴も飲まない彼には、さすがに痛々しい感じがした。
今年私の身にも何が起こったのか、一ヶ月足らずの内に
新聞に二度も載ってしまったのだ。
それで会社の人達に、私の絵の個展の事や
自然に目を止めて俳句を作る事等、よろしく記事になっていたので、
みんなに周知されてしまった。
そんな折、本社の手伝いでゴミ焼却をやっていると
彼がひょっこり顔を見せ、「新聞見たよ」とぼそりと言った。
そして「おれ尊敬するよ」と何時に無くまじめな
目をして言うのである。私はなんだか照れくさくなって、
「いやあ…」と頭をかいていると、「おれも何か好きなものが
あるといいんだけど、おれの場合博打っぽいのばっか
だからなあ…」とぼやくと「じゃあな」と去っていった。
彼も人生の心の憩いをどこかで求めているんだなあ…
と思いつつまたゴミ焼却を始めた。すると
また彼が戻ってきて「なんかさあ…こう心に残るような
俳句ないかなあ…」と言うのである。
私はとっさには思い浮かばず、「さあねえ…」と言うと
「そうか」と言って彼は去って行こうとした。
「あ…」私は思いついて彼を追いかけ、「一つだけ…」
“幸せがこの指止まれ赤とんぼ”と言うと,チラッと私を見て
「…」無言でうなずき、そのまま去って行った。
果たしてあの一句が、彼の心に届いたのか定かではないが、
彼に幸せが止まるのを願ってやまない。
思えば私の目に止まる人というのは、どこか“まっとうでない人”の
においがするのだ。私は自分の中にある
まっとうでない嗅覚でそれを嗅ぎ分け、同類を探していたのかも
知れない。そして、その心の内に本当にまっとうな輝きを
信じて、見つめようとしていたような気がするのだ。
まっとうでない人達よ、まっとうな心の輝きを信じて…

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