つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

さらば我が…

2010-08-13 04:12:05 | 健康
ついに虫歯になっていた親不知を抜いてしまった。歯医者で、1時間あまりの格闘の末である。

どういうことかというと、麻酔がなかなか効かなかったせいなのだ。麻酔の注射をした後、
「痛いときは我慢しないで、左手を挙げてくださいね」と言って抜こうとすると、ピリッと
痛みが来る。思わず左手を挙げる…。「ウ~ン麻酔が効いてないのかなあ…」とまた麻酔…。
これを何と5~6回も繰り返し、やっと抜いたときには1時間を回っていたのだった。

丈夫な歯をしていますねえ」と抜いた歯を見せてくれた。きれいな根をしているように
見える。「抜かなくてもよかったんじゃないの…」と素朴な疑問がよぎったが、虫歯に
なって中央に穴が空いているのは確かである。「持って帰りますか?」と言われたが、
今さら下の歯だから、屋根に放るなどという昔の風習に倣う気もしないし、お守りとして
取って置く気にもならないので、処置していただいた。

噛み会わせにはほとんど影響ないということなので、まあ…ちと寂しい気もしないではないが、
痛みの憂鬱から解放されるのには代えられない…と自分を納得させる。

歯医者を出て、蝉の合唱に送られつつ…帰途についた。さらば、我が親不知。
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ホントにこれでいいの?

2010-08-12 04:31:49 | 健康
有給を絡めて10日間取った夏休みも半分の5日を費やしてしまった。

夏休みに入る前に、会社で受けた健康診断の結果を渡された。
今回は初めて腫瘍マーカーなるものをやったので、ちょっと心配で
飲めなくなるといかんと、封を切る前にビールをたっぷり飲んだ。(笑)

翌日見た結果は異状なしの「A」で、その他すべてが「A」という快挙だった。
このところ毎年何かが引っ掛かっていたので気が気じゃなかったのだ。
しかも3カ月ほど前には、起きがけのめまいなどで、体調を大きく崩した後
だったからだ。

その時の血圧は「175」に跳ね上がり、体脂肪の数値が「8」だったのである。
連日の暴飲暴食が原因とわかっていたので、アルコールの量を減らし、普通に
食事を摂るようにしただけである。

現在体重ー5キロ、体脂肪「4」で、「痩せ」に入っている。まあ…確かに体調は
すこぶるいいので、一応ホッとしたのだが、「痩せ」というのがどうもスンナリ
納得できないところなのだ。

体調を崩していたときは、体重も体脂肪「8」も「普通」の範ちゅうなのである。
つまり、わたしは「普通」では体調不良で、「痩せ」で初めて良い体調になるという
ことになる。痩せの体型はあんまり好きではないのだ。何で「普通」じゃいけないんだよー。

ホントにこれでいいのか?…と言いたいのである。


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今がチャンス

2010-08-11 03:27:05 | ちょっとした出来事
何か、石ころみたいに固いものを噛んで、奥歯が欠けてしまった。自慢の歯が台無しである。
しばらくほっといたが、その欠けたところに食べ物がやたら詰まるので、やむなく歯医者に行った。

すると、その歯は虫歯になっていて、抜いたほうがいいこと、歯槽膿漏の初期なので、いまの内に
治療を始めたほうがいいこと、などと言われて、顕微鏡で写した口内の画像を見せられた。

口内では、歯槽膿漏菌・カビ菌・その他の菌がうごめいて、おぞましい図であった。
口内が菌だらけというのは知っていたが、その画像を目の当たりにすると、さすがにゾッとする。

それを見せてくれたのは、妙齢の女性歯科衛生士だった。そこで、素朴な疑問をぶつけてみた。
「つかぬことをお伺いしますが…歯科衛生士さんなど、キスをするのに相当躊躇したり
しませんか?」セクハラギリギリかとも思えるところだが、彼女は苦笑しつつ、「そうですねえ、
やはりネエ…菌の媒介は粘膜接触が一番ですから、気にはなりますねえ」と見事な答えを返した
のである。

で、結局虫歯を抜いた後、歯槽膿漏の治療をすることになり、歯槽膿漏菌をやっつける薬を
3日連続で飲み、カビ菌をやっつける液体シュッシュ歯磨き粉を毎食後にするべく渡された。

真面目にやった結果、再び見せれた画像には、あのおぞましき歯槽膿漏菌は消滅し、カビ菌は
極端に減っていた。つまり、いま我が口内は清潔そのものなのである。

というわけで、わたしはいま口内美人なのだ。さあ…我と思わんきれいどころよ、
今こそわたしの唇を奪うチャンスなのだヨ。さあ…

「シ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン」(笑)

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長崎は今日も…③

2010-08-10 06:54:25 | 思ひ出ぼろぼろ
長崎でPМ1時からの叔母の告別式の後、焼き場へ行ってそのままPM7時30分の
高速バスで帰ることになった。

焼き場を終わってからバスの出発時間まで、ちょっと時間が空くなあ…と思っているうちに、
急に中学の同級生に会いたくなった。わたしは中学3年の途中まで長崎にいて、家の事情で
上京したのである。

ちょっと急ではあったが、最近長崎の同級生からメールなど来て、同窓会の誘いがあったので、
ついでで、申し訳ないが、電話を入れてみた。するとメールをくれてるNくんが出て、会いたい
数人の名を挙げると、「何とか連絡取ってみる」と言って電話を切った。

やはり急だったせいか、Nくんともう一人の2人だけしか来れないとの連絡を受けた。実は
会いたい人の中に初恋の人も入れていたのだが、入院中ということで、断念した。
やはりわれらの年齢になると、色々な事情が起こっているのだ。

つつがなく告別式、焼き場へと行き、タクシーで同級生との待ち合わせの店へ…。すると
見覚えのある顔が、店の入り口で待っているではないか。Nくんともうもう一人のRくんである。
実は彼、中学時代番長だったのだ。それも母校中学の語り草になるほどの、大喧嘩事件を起こした
張本人なのだった。そして、わたしの会いたいリストの筆頭でもあったのだ。

わたしは何も中学時代彼の子分だったわけではない。彼は正義の番長だったので、親近感は
持っていたのである。3人でビールなど飲んで、旧交を温め合った。二人とも笑うと中学時代の
表情に戻るのが嬉しかった。別れ際番長はヌッと手を差し出し、ガッチリ握手して又の出会いを
誓い合った。

手を振って見送る彼らの顔がバスの窓に曇りだし、降り出した雨の長崎を後にした。
また会おう友よ…。


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長崎②ゴンあじ?

2010-08-09 05:04:20 | 食べ物
長崎へ着いた日、弟と一緒だったのだが、通夜の前に夕食を食べようと
滞在のケアハウスにタクシーを呼んでもらい、出掛けた。運転手は40代と
おぼしききれいな女性だった。「近くにおいしい魚を食べさせてくれるとがありますけん」と
なつかしき長崎弁で言うと一軒の小料理屋風の店に案内してくれた。弟が「せっかく長崎に
来たのだから、何か長崎らしいものをたべたい」などとナマイキをぬかすのだ。

普通は、チャンポンとか皿うどん、ちょっとシャレて卓袱(しっぽく)料理、ひねってトルコライス
というところだが、「長崎のうまい魚を食べたい」と言い出したのである。そこで案内してくれた
のである。

「わたしが一言言っときますけん」というと、なじみなのか運転手さんは「こちらさんにおいしい
作ってあげてよ」と一言添えてくれた。メニューに大きく「ゴンあじ」と書かれてある。はて?
佐賀関で獲れる関サバはブランドとして有名だが、「ゴンあじ」なんて聞いたこともない。

値段のとこに特価とあるお造りを、とりあえず二人で突つこうと一品頼んだ。来たのはサバほどの
大きいアジの姿造りで、口がパクリと動いた活き造りだ。これの旨かったこと…。コリコリとした
歯ごたえに甘みが口中に広がり、得も言われぬ味わいだった。

後で女将に聞いたところによると、水揚げされる五島列島の「五」と黄金の「金」(ごん)を
合わせて「ゴンあじ」と言うそうである。思ったよりも高い値段ではなかったので、それぞれ
もう一品ずつ料理を追加して、大満足で引き上げた。

まあ…実際は五島ではあったが、長崎の魚は堪能できたのである。めでたしめでたし



コメント (2)
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