恐怖の日本女子ダブルス

来年早々1月24〜30日の卓球🏓
全日本選手権の組み合わせが、
早くも、発表された。

男女シングルスはもちろん、特に
注目しているのが、女子ダブルスだ。

ダブルス大国日本の、ビッグ３ペアが
激突するのである。

世界卓球で陳夢ペアを撃破した最強
ペア美誠・ひなペア、同じく世界卓球で
チャンピオンの孫ペアを追い詰めた
石川・平野東京五輪ペア、2019年、
グランドファイナルで、今年の世界
チャンピオンの孫ペアを破って
優勝した長崎・木原ペアの3強が
激突するのだ。

しかも、そこへ密かに芝田沙季・大藤沙月の
沙沙ペア、佐藤瞳・橋本帆乃香のカットマン
ペアなども虎視眈々と3強の一角の下克上を
狙っているのである。

果たして、ダブルスを制するのは、どの
ペアなのか、頂上決戦を待つワクワク感が
止まらない！

冬温し　昨日の敵と　ペアを組む
　　　　　　　　　　　　　　　issei

おっさん

最近、どういうわけか我が家では、
塩コンブが流行っている。

朝食には必ずと言っていいほど
使われているのだ。

例えば、チキンナゲット刻みに
塩コンブをご飯に混ぜ混ぜして、
卵焼きをポンと乗っける。

刻みベーコンとご飯に
塩コンブを炒め込んで、
卵焼き乗っけなど…。

言わば、便利な味付けの調味料
として使われている。

塩コンブは、色んなメーカーから
出ているので、色々使ったのだが、
ひょんなことから、酒屋で買った
塩昆布が、今我が家の定番になっている。

パッケージのデザインにネクタイ姿の
おっさんが、上着を肩に掛けた姿なので
一目見たら分かるのだ。

味は、ちょっと塩っぱめなのだが、
他のメーカーより安価なので、少量で
済み、経済的なのだ。

そんな時、TVで塩コンブを使った
料理を、と言うテーマでやっていたが、
その時に出てきた塩コンブが、あの
おっさんデザインだったので、
思わず笑ってしまったではないか。

けっこう皆さん塩コンブを使って
いるんだなあ、と共感的なものを
感じてしまった。

今や、我が家では、この塩昆布が
無くてはならない存在になっていて、
「おっさん見えないけどどこだ！」
「おっさんいるか？」とか勝手に
おっさん呼ばわりしてしまって
いるのである。W

包丁の　音の我れより　寒厨
　　　　　　　　　　　　　issei

早田がんばった！

今行われているWTTカップファイナル・
シンガポールで、ベスト4まで残った、
日本女子の早田ひなが、日本の天敵孫穎莎に
1-4で敗れたが、内容は点差以上の接戦
だった。

結局、孫選手が優勝したので、No.1という
事になる。

いつも思っているのだが、卓球の
日本と中国との差は、ラリー負け
してしまうところだ。

打ち合いでは、勝てていないので、
これを少なくとも、五分にもって
行ければ、勝ったり負けたりに
持ち込めると思う。

少なくとも、日本は中国に次ぐ
No.2にはなっているので、もう
一息である。

早田選手のパワーは、孫選手の
パワーに劣らないので、ラリーで
追いつけば、自ずと勝利は見えて
来る筈だ。

世界卓球やWTTカップファイナルでは、
中国選手もけっこう負けているのだが、
中国の壁は何枚もあって、層が厚いので、
中々突破出来ないというところもある。

しかし、我が日本も、早田、伊藤、平野、
石川とすでに4枚あるので、これに芝田、
長崎、木原が加われば、相当な壁で対抗
できる筈だ、現に、WTTカップと同時
進行の世界ユースでは、男子で松島輝空が
シングルスで優勝🏆を飾り、女子では、
U-15で張本美和が、これ又シングルス優勝🏆
混合ダブルスでは、U-19で、篠塚・木原組、
U15では松島・張本組が優勝🏆しているのである。

日本も着々と層が厚くなりつつあるので、
次のパリオリンピックでは、下克上に
なることを祈る🤞

雪代を　魚遡る　下克上
　　　　　　　　　　　　issei

言霊(ことだま)の倍返し

知り合いに、決して他人の悪口を言わない
人がいたので、その事を聞いてみた。

すると、「以前は、けっこう悪口言って
たんだけど、自分の言った言葉が返って
来ることを知っちゃったんですよ」と
言うのである。

というのは、仕事関係で、つい関係者の
悪口を一人の人に、ひっそりと喋った
ところ、巡り巡って当人に伝わり、
相当な嫌がらせを受けたの言うのだ。

つまり、倍返しを喰ったのである。

自分の言った事が自分に返って来る
というのは、聞いたことはあったが、
こういう具体的例を聞くと、なるほど
と納得してしまう。

どうやら、自分の発した言葉は、
言霊となって、旅をして帰って
来るようだ。

その旅の時に、色々な人に伝播して
増幅されて帰って来るので、倍返し
のようになってしまうと言うのだ。

じゃあ、良い言葉を発すると、それも
帰って来るんですかね、と聞くと、
「もちろんそうです、しかもこれも
増幅されますよ」とニッコリ笑って
答えたのである。

そう言われて、ハッとして思い出した
のだが、以前、会社勤めをしていた頃、
どうにも苦手な人がいて、何かにつけ
文句、嫌がらせを受けたことがあった
のだ。

会社では、先輩に当たり、仕事も
やり手のベテランだったのだが、性格
的に押し付けがましい強引なところが
あったので、私にとっての困った
ちゃんになっていたのである。

当然こちらも気分はよろしく
ないので、知らないうちに渋面に
なっていた事に気づいたのである。

こりゃいかんなあと思って、一度
気持ちをリセットして、にこやかな
顔をして、彼に接するようにしたのである。

すると、気のせいか、接し方が柔らかく
感じるようになったのだ。

そうなると、今まで気付かなかった
その人の良い面が見えるようになって
きたのである。

そこで、人伝てに「あの人は厳しいけど、
仕事は良くできて、根は良い人だよね、
本当はいつも感謝してるんだ」と、
最近感じることを言ったのである。

すると、数日もしない内に、みるみる
彼の私に対しての接し方が変わり、
何くれとなくアドバイスもくれるように
なり、こちらがビックリするくらい
変わったのだ。

それからは、スムーズなコミュニケーションを
とれるようになったのである。

なるほど、彼の言う通り、自分の発した言葉は、
言霊となって伝わり、やまびこのように
返って来るのだと、納得したのだった。

以来、こちらも悪口は決して言うまいと
誓ったのである。

なにせ、倍返しなので、良い事の
倍返しが良いに決まってますもんね。W

くれぐれも、発する言葉には
お気をつけアレ。

一言の　刺さりたるまま　12月
　　　　　　　　　　　　　　issei

俳句、時々つぶや句

俳句は、五七五という定型に
季語を１つ入れて作るという
決まり事がある。

しかし、これに当てはまらない
句もあって、自由律と呼ばれている。

有名なのは、種田山頭火で、
●分け入っても　分け入っても　青い山
●歩けばかっこー　急げばかっこー
●後ろ姿の　しぐれて行くか
●まっすぐな道でさみしい
これらは、資料を見なくても、覚えて
いる句だ。

山頭火は、放浪の道すがら、肌身で
感じたことを句にしているので、
何とも言えない実相感がある。

●鉄鉢(てっぱつ)の中にも霰(あられ)
●陽を吸う

など、ちょっとした瞬間も
深い感性で捉えている。


もう一人、自由律で有名なのが
尾崎放哉だ。

●咳をしても一人
●入れものがない両手でうける

などである。

二人とも、漂白の生活の中から
絞り出した魂の雄叫びみたいな
ものがあるので、その孤独感が
人々の胸に迫ってくるのだ。

私も、時折り、自由律俳句を
詠んでみたいとは思うのだが、
いかにせん、のほほんと生きて
来たので、魂を揺さぶる程の
ものを作る自信はない。

しかし、俳句にはなりそうもないが、
日頃誰にでもある、日常のつぶやきや、
グチ、思いつき、ならば無いことも
ないので、メモろうかと思い立った
のだ。

それを、一応がんばって、一捻り
しようと思ったので、つぶや句と
してみたのです。

「今が過ぎて　また今」
　　　　　　　　　　つぶや句issei

時間って何だろうなあ、と考えていた
ことがあって、今がずっと繋がってる
だけだよなあ…とか、思えたときに
つぶやいたものです。