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ぽかぽか春庭「高原列車で清里ファーストトレインへ」

2014-08-20 00:00:01 | エッセイ、コラム
20140820
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記8月(2)高原列車で清里ファーストトレインへ

 この夏も、妹といっしょに、野外ステージで行われるフィールドバレエを見るために、清里に出かけました。妹は姪といっしょに車で清里に向かい、私は小海線に乗りたいから、新宿から「快速ビューやまなし」で小淵沢へ。

 8月2日の朝、駅の改札の人が「当日の指定席券は、切符売り場の機械で購入してください」と言うのですが、日頃指定席だのグリーン車だのを利用したことがないので、「すみません、婆さんは機械の押し方がわからないので、やってください」と頼んだら、ボタンを押してくれました。私は、銀行ATMの機械だって、3回ボタンを押し間違えて「暗証番号エラーにつきロック」となってお金が下ろせなかったことがあるくらいの機械音痴の「ボタンをちゃんと押せない人」。駅員さんもわけわからない婆さんには親切です。

 「機械操作なので、席は選べませんよ」と、駅員さんに言われたのですが、運良くビューやまなしの2階指定席がとれました。どうせ指定席なら、1階より2階のほうがうれしい。私は電車の2階席に座るのがはじめて。新宿で、うれしがって写真を撮りました。記念です。

ビューやまなし           7号車2階席
     

 小淵沢で小海線に乗り換えて3つめの駅が清里です。
 小海線臨時八ヶ岳高原号

♫汽車の窓からハンケチ振れば 牧場の乙女が花束なげる
  明るい青空白樺林 山越え谷越えはるばると
  ララ、、、ララ、、、、高原列車はラララララ、行くよ

 私は、この歌を小海線のイメージで歌っていたのですが、この高原列車のモデルは作詞した丘灯至夫の故郷、東北の磐越西線につながる沼尻軽便鉄道なんだそうです。沼尻鉄道は1969年に廃線。
 乗り鉄&廃線ハイキング趣味の私、いつかは磐越西線のSLに乗って、沼尻軽便鉄道跡をありてみたいです。

 私は朝ご飯食べずに朝早く家を出たので、電車の中で崎陽軒夏弁当を食べたのだけれど、妹と姪は「なんだ、清里でいっしょにランチしようと思っていたので、途中のドライブインでおやつしか食べなかった。お昼を食べてから清里駅に迎えに行くから、待ってて」というので、清里駅前に展示してある機関車などながめて待っていました。

 C56機関車。1938(昭和13)年に製造され、昭和16年から31年間小海線を牽引した働き者です。機関車は、人間が作り出した機械文明の文物のうち、もっとも美しいもののひとつと思います。昭和47年に現役引退して清里駅前に展示されているそうですが、整備が可能なら、夏の間だけでも観光列車として小海線を走らせたら、人気がでるんじゃないかしら。そういえば、沼尻鉄道につながっていた磐越西線でも、時々Lを走らせて観光の目玉にしているので、小海線のSLも有望だと思うのだけれど。

 
 
 なんて考えながら駅舎のまわりの花の写真を撮っていたら、「おばちゃ~ん」と姪の声。広い駅前広場の花壇なのに、よくぞ見つけてくれたと思ったのですが、姪は「遠くからでも、はっきり見える体型」と言います。はい、遠目にも目立つおデブでよかった。

 去年泊まったファーストトレインというペンション、食事がおいしくてマダムも感じのいい人だったので、今年も宿泊しました。

 フォーストトレイン、始発列車です。


<つづく>
コメント (2)
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