20231008
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023文日記秋(4)飛鳥山でおしゃべり
10月1日に、K子さん出演の舞台を見ました。K子さんのご招待。ただし、今回の舞台は、off record。なんでも書きたがるHALに「客演なので、書いてはいけない」との通達が事前にあった上でのご招待でした。
お芝居がはねたあと、K子さんはお芝居の共演者と打ち上げがあるので、私は以前のジャズダンス仲間とあつまって、おしゃべり会。
Sダンスィングは解散して数年たちますが、ともだち付き合いは続いています。ミサイルママとT子さんKozさんと、飛鳥山公園で会うことにしました。
王子駅で4時に待ち合わせ、飛鳥山に昨年できたレストランにいきました。5時からディナー開店ですが、早く着いてしまったので、どうせ待つならと、無料お楽しみについてなんでも知っているHALが、飛鳥山博物館の1階は無料展示だから、見て時間つぶしをしようと提案。北区の工芸作家展が開催されていました。

北区の工芸は、人間国宝の奥山峰石が目玉です。
鍛金 打込象嵌花器「雅」

彫金も陶磁器も七宝もよい作品がならんでいましたが、やはり人形が好きです。
塚山洋子「南の汐風」

鎌倉愛子「」

30分の鑑賞時間でしたが、レストラン開店までの待ち時間を楽しくすごせて、食べながらのおしゃべりも弾みました。
おしゃべり、まずは、ダンスの話。9月10日の文化センター祭のミサイルママのダンスが、去年よりもずっとよかった、という話題から。練習も去年よりも打ち込んだ、ということですが、70代中心のメンバーとは思えないすごいダンス技術に驚嘆したことでした。足はまっすぐ頭の上まであがるし、しなやかな動きもメリハリのある動きもばっちりきまっていました。指導のミワ先生に、ターンの回数を2回まわりじゃなくて1回にしてくださいとお願いしたけれど、先生からの振り付け変更のお許しなし、だったので一層むずかしかったのだとか。

後半は、70代仲間らしく、自身の体調、家族の健康状態、お墓の心配まで、高齢者あるある話題がたっぷり。孫がいるのはT子さんだけなので、孫自慢がないだけ老婆トークからはずれていますが。
体調モンダイ。私は、ますます耳の聞こえが悪くなり、ひとりのときなどテレビの音声のボリュームをびっくりするくらい上げて聞いていることを報告。特に周波数の高い高音がききとれない。Kozさんは、去年一昨年と2年間体調最悪で、毎日1万歩くらい歩いていたのが、めっきり衰えてしまい、ジャズダンスサークル終了後も続けてきた競技ダンスも、ステップが覚えられなくなり、やめてしまったとのこと。
私も振り付けが覚えられないダンサーだったけれど、ジャズダンスの振り付けでは、ミサイルママのうしろに位置取りをして、ミサイルママのふり見て半拍おくれで動いてきました。競技ダンスは、相手があることなので、半拍おくれると相手の足を踏んでしまう。私は昔から諦めていたのだけれど、素人同士の練習で、きちんとリードできない男性と組まされると、いらいらして、自分からリードしたくなる。それで二人で組むダンスはできないと、Kozさんも私と同じになってきた。しっかりリードできない相手にいらいらし、つい相手の足を踏みそうになることもあり、競技ダンスは引退。日本の男、自分ではきっちりしたリードがとれないのに、女性がリードしようとするといやみたいだし、競技ダンスでは女性がリードしちゃいけないことになっている。しかたない、これは、3アウトとったら攻守交替というルールと同じ。ホームラン打ったら文句なしに得点できるのと同じ。(大谷選手44本ホームラン王、すごい!)
ミサイルママの話題は、再婚したジンさんとの終活。ふたりの故郷湘南の海で行われた「海への散骨葬」を見学にいったのだそう。船に乗り、富士山が見える海へ。船から散骨。海に投じる花は、茎をつけてはいけなくて、花びらだけ。とてもすてきな散骨葬だったので、5万円という値段を聞いて、これにしようと腹を決めたと。おそらく5万円というのは基本料金で、あとからいろいろオプションがつけられるのかもしれないが、残された人は、海に向かって手を合わせれば、海は世界中つながっているから、どこにいてもお墓参りができる。
飛鳥山のレストランデティナ―、サラダ、パスタ、牛肉煮込み、チーズケーキ。2300円。
ひさしぶりのおしゃべりも、チーズケーキもおいしくて、よいひとときになりました。

<つづく>