
20231012
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023文日記秋(7)東京楽友教会興行楽団定期公演 in 府中の森芸術劇場どりーむホール
毎年春夏に定期公演をつづけているアマチュアオーケストラ東京楽友協会交響楽団。スケジュールをあわせられないことが多いのですが、この秋は、なんといっても無職ですから、スケジュールはOK。勇躍はるばる出かけてきました。ただし、府中の森芸術劇場は、今の住まいからは遠い。京王線府中からも東府中からもバスに乗ります。今回は府中駅から市内バス「ちゅうバス」で行きました。思ったより遠くて、最初のラヴェル「スペイン狂詩曲」は遅刻のため、ロビーでまたされて、2曲目のヒンデミット『ウェーバーの主題による公響的変容』から聞きました。
ヒンデミット演奏の前

クラシックコンサート、ロックやポップスの演奏会とことなり、会場にいる聴衆は高齢者がほとんどです。お前もナー。
2曲目のヒンデミットは初めてききましたけれど、3曲目ムソルグスキー『展覧会の絵』はおなじみの曲です。が、間引きで演奏されてきたことが多く、第1曲から10曲まで全部を一度に聞くのは久しぶりの気がします。ムソルグスキーのピアノ組曲をラヴェルがオーケストレーションした交響組曲。
ムソルグスキーの友人ガルトマンの遺作から10枚の絵を描き作曲したということですが、1873年に39歳で亡くなったガルトマン(ロシア語表記ではガルトマン、英語発音はハルトマン)の死から8年後にはムソルグスキーも42歳でアル中死したため、演奏されないままお蔵入り。リムスキーコルサコフが遺品整理をして楽譜を発見。ようやく演奏されました。ラヴェルのほか、たくさんの作曲家が編曲を手掛けていますが、ラヴェルの編曲がもっとも演奏機会が多い。
よい演奏で、ヒンデミットもムソルグスキーも楽しくききました。いつもアンコールを演奏しない楽団なのに、今回はアンコール曲があった。アンコール曲はドビュッシー「月の光」

次の春の定期演奏会も聞きたいが、府中は遠いので、前のようにすみだトリフォニーホールか、文京シビックセンターが私にとっては理想。ホールの予約はかなり前から予約しなければ土日にはとれないので、早く予約に行ってください。
<つづく>