20231014
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023ふみ日記秋(9)八王子まち歩き
八王子市内在住の先達に案内をしていただき、八王子の街の中を歩きました。京王線南大沢駅で待ち合わせ。都営新宿線から直通京王線橋本行きに乗車、11時に南大沢駅に着きました。待ち合わせの12時まで時間があるので、まずは駅前のコンビニで缶コーヒー150円購入。パン屋のイートインでモーニングトーストとオレンジジュース400円。
まだ時間が30分あるので、駅前イトーヨーカ堂の中の大教堂書店を一回り。原田マハ「たゆたえども沈まず」税込み825円と「アフロみえ子の四季の食卓」825円。2冊計1650円。ものすごく久しぶりに新刊書店で本を買いました。もう何年も、古本屋で100円本を買うか、夫が回してよこした単行本のほかはネット頼りばかりでした。
先日読み終えた原田マハ『リボルバー』は夫からの回され本だったけど、私は原田マハの絵画小説が好きで、いろいろ読んできました。元キュレーターの絵画への愛が好き。アフロみえ子さんは、朝日記者時代からのファン。ぶれないアフロ。ものを必要としないナチュラルライフが好き。ここまでで支出2200円。
待ち合わせ場所を南大沢駅改札から文教堂レジ前に変えて、12時に待ち人と会えました。セミナーハウスは、多摩丘陵の中に建っています。バス便も少ないので、足がない私は一度も見学したことがないとぼやいていたら、車での案内を買って出てくださったのです。
本日のメイン目的地である「セミナーハウス」に行く前に都立大学の正門と本館を見学。(建物はのちほど紹介)
雨がしょぼついている中、私の希望で「カフェ・ペテルブルグ」で遅めのランチ。道を隔てた反対側は、結婚式場の八王子日本閣です。
カフェ「ペテルブルグ」の全景。2階建てのようですが、高い天井の1階建てです。中世の南ドイツ騎士の館がモデルだそう。


「魔女の館」のテーマパークみたいな外観と店内装飾。平日の13時半でしたが、女子会グループ、家族連れ、カップル、女性一人客などでこみこみでした。奥のシカの首の下のテーブルで、サンドイッチランチ。コーヒーセット1700円。
カフェペテルブルグ入口

天井が高い造り

レジ回りのお土産売り場

「美の壺」という草刈正雄ホストの番組でちょうど「コーヒー」という特集をしていて、サイフォンコーヒーについても勉強しました。で、ペテルブルクのサイフォンもじっくり見物。

サイフォンコーヒーの肝は、コーヒー豆の攪拌にあり、と美の壺で解説していました。



カフェペテルブルグのコーヒー。カフェに入ると、はしたない私は、味がわからないくせに、コーヒーカップのソーサーを裏返してメーカーを確認します。ペテルブルグのコーヒーカップは、ウェッジウッドでした。私の目では、百均のカップもウェッジウッドも区別つかないのに、服では気にしないブランドを、陶器ではありがたがるのは、これいかに。サイフォンも丁寧に淹れていたし、コーヒー1カップ850円も納得。ブレンドは600円。この日のブレンドは、コロンビア、メキシコ、ブラジル。

外観だけ見る予定だったセミナーハウスが、内部見学できるということがわかり、一番上の階までゆっくり見物して、他の建物も見て回ったので、思ったより時間がかかりました。それでランチが終わったのが15時半。案内してくださった先生の奥様との合流時間は16時なので、当初の予定地富士美術館シルクロード展観覧は、閉館の17時にはちょっと時間が足りない。そこで滝山城址公園へ行ってみました。よい天気なら頂上を目指したかったのですが、雨が降ったりやんだりの空模様で、足元がぬかるんでいる。坂道は年寄りの足には危険。ほんの入り口を覗いて、堀あとなどを見学して元の駐車場に戻りました。


案内してくださった先生の奥様と合流してから、八王子市内歩き。八王子名物は、古い方から、滝山城址、絹産業、荒井(松任谷)由実の生家、八王子ラーメン(生たまねぎミジンをのせているのだそうですが、食べたことなし)
荒井呉服店前でミーハー写真を撮り、先生おすすめの「黒塀横丁」へ。八王子が絹産業で栄えた時代に、料亭や八王子芸者で盛り上がった時代のなごりがまだ市内に残されている。おりよく、八王子芸者をモデルにした写真撮影が行われているところに行き合わせました。
八王子芸者後ろ姿


黒塀街




黒塀街見物のあとは、ホテルラウンジで、コーヒー休憩。440円。
奥様の弟先生が仕事を終えて合流し、高幡不動駅前のインド料理屋でカレーディナー。おみやげに麦焼酎を差し上げたおかえしに、カレーをおごってもらいました。海老鯛。ごちそうさま。



生ビール、カレーとナン、マンゴーヨーグルトを食し、高幡不動駅から帰りました。
荒井呉服店(ユーミン実家)前で

<つづく>