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ぽかぽか春庭「野菜の名前 再録・四葉きゅうり」

2023-12-12 00:00:01 | エッセイ、コラム
20231212
ぽかぽか春庭ことばのYa!ちまた>再録花の名前(1)野菜の名前 再録・四葉きゅうり

 2023年4月-9月の朝ドラ、牧野富三郎をモデルにした『らんまん』でした。植物をながめていることが幸せ、新種を発見すれば幸福Maxな主人公。私も、2017年3月に訪問した練馬区の牧野富三郎庭園にまた行ってみたいと思っています。牧野の出身県にある高知県立牧野植物園に行けるのはいつになるかわかりませんが。

 最近では、名前のわからない草花を写真に撮ってスマホで検索するとすぐにその植物の名前や栽培法まで教えてくれるサイトがあるのだそうで、便利な世の中です。牧野学生植物図鑑を片手にページをめくったのは遠い昔。
 15年前の春庭ブログをチェックしていたら、知らない植物名を覚えた話を書いていました。
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2008/05/19
ぽかぽか春庭ことばのYa!ちまた>検索は虹を渡る(2)四葉きゅうり
 ホームセンターでパート勤務している方のサイトに書いてあったのは
園芸の苗を買いに来たお客さんが「四つ葉のキュウリが欲しい」と注文したけれど、四つ葉キュウリって何のこと?」
 さあ、何でしょう。私は双葉の時期をすぎて四つ葉になった頃の苗と推察したのですが。検索してみると「四葉(スーヨー)キュウリ」。本葉が4枚付いた頃から実がなるのでこの名があるんですって。

 「美味で有名な白イボ系キュウリ。普通の白イボキュウリの1.5倍ぐらいの大きなキュウリです。イボとシワが多く見た目が悪い上に鮮度落ちが早いのですが、歯切れが良く漬物にもむきます。四川キュウリは、四葉キュウリの改良型。大きさは普通の白イボキュウリと同じぐらいですが、 四葉と同様にシワが多い。美味です。」
 と、わかりました。へぇ~、四葉キュウリ、鮮度落ちが早くても、味がいいなら、自家用で食べる人にはぴったりの品種。私も食べたいです。
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 20231207
 品種改良などで新しい野菜がぞくぞく登場しています。スーパーに並んでいるのを見て、おっ、初めて見る野菜、どんな味なんだろうと思うものの、「見切り品半額」の買い物をしているので、なかなか新しい野菜にチャレンジすることができません。以下、食べてみたい新野菜。

・オレンジチェリー(食用ほうずき)。色味と形からオレンジ+チェリーというネーミングですが、味はパイナップルとマンゴーと桃風味というので、スーパーで見かけたら食べてみたいと思います。

・アイスプラント 。スーパーで見かけたことがあるのですが、また手が出ない。狭義のアイスプラントは耐寒マツバギク属の植物を指すそうですが、八百屋でのアイスプラントは、鮮やかな緑色で表面に水滴のような粒が無数についてい るので、氷の粒にように見え、アイスプラントの名がつきました。ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の葉物野菜で、原産はヨーロッパ、西アジア、アフリカというので、え、いったいどこやねん、です。スーパーで見かけますが、さすがに見切り品半額コーナーにはないので、まだ食べたことない。もともと塩味を含んでいるので、サラダでそのまま食べらえるというので、ぜひ。

・ヤーコン 南米原産というキク科スマランサス属 。サツマイモのように甘みのある根茎というので、食べてみたい。お芋大好きなので。スーパーで見かけたことはあるけれど、未食。

・アンチョビ菜 ブロッコリーとキャベツの掛け合わせでできたそう。茎がおいしいという茎ブロッコリーも出まわっているというのですが、アンチョビ菜はまだ見かけたことがありません。

・グラパラリーフ 中南米原産の多肉植物。別名葉リンゴ。青リンゴのような食感と味わいがある。観葉植物として人気の高い多肉植物の一種、グラプトペタルムをアグリアシストジャパンという農業会社が食用に品種改良した新しい野菜。柏市で栽培されているそうですが、見かけたことないです。りんごやぶどうのような酸味と甘みがあるというので、食べてみたいです。 

 新しい野菜の名前、食べるチャンスを楽しみに。

武者小路実篤「我野菜を愛す」


<つづく>  
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