20231224
ぽかぽか春庭アート散歩>2023アート散歩拾遺(1)水戸市の建物
12月のお出かけ、東京都内以外は久しぶりです。娘が当選した人参収穫体験イベントの前に水戸市観光をして、水戸市の建物歩きをしました。
水戸弘道館表玄関

弘道館近くの三の丸地区
茨城県庁三の丸庁舎


1930(昭和5年に建設された近世ゴシック建築様式の旧県庁舎。建築家・置塩章(おきしおあきら)の設計 、
三の丸庁舎として県の外郭団体などが使用中です。重厚なイメージで、映画やドラマのロケに使われています。耐震工事もほどこされて、今後も残されていくことはうれしいことです。
階段室


旧水戸市低区配水塔

水道技師後藤鶴松の設計・市の直営工事により1932(昭和7)年に完成し、2000(平成11)年度で現役給水塔としての役割をしゅうりょうしたけれど、登録有形文化財、近代化遺産、土木遺産として美しい姿が残されています。
水戸市歴史公園の中に、旧水海道小学校本館が移築されています。



1881(明治14)年に建築、1971(昭和46)年、本館は水海道市(現常総市)から当館に寄贈されました。そして、1973(昭和48)年建築当時の設計図などをもとに、当初の姿に復元され、1974年歴史公園開園とともに公開されました。
校内のステンドグラスなど


議洋風建築に在来工法の大工が腕をふるった彫刻が残されている。



水戸農業高等学校旧校舎
銀杏散り敷く校舎前はきれいでしたが、残念ながら内部の見学はできません。1899(明治32)年から1970(昭和45)年まで、農業研究に取り組む若人の声が響いた校舎、復元された木造校舎です。



歴史公園の中には、もうひとつ移築復元の建物があります。18世紀前半に建てられた直屋(すごや)型の農家。潮来市(旧行方郡牛堀町)から歴史公園に築されました。


水戸偕楽園好文館の建物


今回は水戸三の丸近辺と歴史公園内、偕楽園内を中心に建物をけんがくしましたが、市内にはまださまざまな近代建物が残されています。
次の見学の機会がありますように。
<おわり>