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ぽかぽか春庭「人参畑収穫体験」

2023-12-21 00:00:01 | エッセイ、コラム


20231221
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023文日記12月(1)人参畑収穫体験

 懸賞生活を続けている娘、今年最後の幸運は生協カゴメコラボイベント。「人参収穫体験と野菜ジュース工場見学ツアー」に当選しました。
 イベント「にんじん畑で収穫体験」に応募した娘、30年以上生協やスーパーでカゴメの商品を買い続け応募し続けて初めての当選ですから、娘の籤運がよかったということもあるし、毎月食材費のほとんどは生協に支払った甲斐もある。カゴメ製品、息子はジュース「野菜生活」を一日1本以上は飲みます。

 イベントの正式名は、「収穫しよう!不思議の畑の冬にんじん。体験ツアー」。カゴメの契約農場で人参の収穫体験をして、人参を使ったランチ&「野菜生活ジュース」の工場見学、というスケジュールです。
 スケジュールは、2023年12月7日(木)水戸駅 南口10:30集合   石岡駅15:30解散(予定) 

1)茨城県内 契約農家さんの畑(水戸駅からバスで約30分)
 にんじんの収穫体験(「つぶより野菜」や「冬しぼり」等の原料となるにんじん“ほれぼれ”を作る契約農家さんの畑)
2)にんじん“ほれぼれ”と野菜を使った昼食
3)カゴメ茨城工場   〒319-0123 茨城県小美玉市羽鳥2652

 10時半 水戸駅前集合。当選した参加者11名に対して、カゴメの社員、イベント企画会社の社員などスタッフが11名。


 バスで移動し11時すぎ、カゴメ契約農家の人参畑に到着しました。
 まず、農家さんが人参栽培や他の野菜の栽培について、説明をしました。 「ちかごろホウレンソウなどは1年じゅう出回っていますが、やはり、秋から冬にかけてのホウレンソウが一番おいしいし、栄養もある」などのお話、畑は連作を避け、今栽培している人参畑も今期の収穫が終われば別の作物に切り替わる、などのお話をしてくださいました。

 人参は、葉っぱの根元をつかんで、少し回すようにして抜くという指導を受けましたが、はじめて人参の葉っぱをつかんだ体験者にはそうそううまくいきません。葉っぱだけがちぎれてしまったりしましたが、配布されたビニール袋に入るだけ詰め込んでよい、というので、欲深い私は持ちきれないほど収穫しました。出発前の予想で「きっと野菜ジュースを半ダースくらいおみやげに持たされるだろうから」と、帰り道は重くなる予想でカラのキャリーケースを持ってきたので、娘の分と私の分併せて10Kgぐらい詰め込んだ気がします。

 私や娘が一本抜く間に、プロはさっさか抜いていきます。早い!


「ほれぼれ」という種類のにんじん。料理用にスーパーでうられているものより、はるかに大きく甘みが強い。


 ツアー一行は、老夫婦、中年夫婦、小学生女の子とママ、中年老年の母子2組。どちらかというと高齢者が多い一行で、畑では無邪気に人参を引っこ抜く小学生のハナちゃんがみなを笑顔にしました。1本500~600gになるという太くて大きな人参を引っこ抜くたびに「大きい!」と大喜びするので、皆が明るい気持ちになれてよかったです。 左側にんじん色のTシャツ毛糸帽子はスタッフさん。


 農家さんが引っこ抜くスピードはすごいものですが、日ごろは収穫機を使います。
 「収穫機に乗ってみたい人」と言われて、娘といっしょに記念撮影。
 

 カゴメは商品開発や営業などたくさんの部署に人材がいますが、「野菜事業部フィールドマン」という職種があるそうです。「フィールドマン」とは契約農家さんの畑を回りトマトなどの生育状態にあわせて的確なアドバイスを行う、いわば農業のプロ。野菜は、土壌管理、気候雨量にあわせた栽培管理などで野菜の品質や収穫量が異なるので、農家さんの長年のカンとフィールドマンさんの的確な指導で安定した仕事ができ、農家さんは経済的に安定した収入を得ることができます。契約した畑の野菜は全量カゴメが買い取るそうです。カゴメのキャッチフレーズは「畑は第一の工場」

 私たちが収穫したのは、健康直送便「つぶより野菜」や「冬しぼり」等の原料である“ほれぼれ”という名前のにんじんです。スーパーなどで売っている細身の先がとがっている種類ではなく、ずんぐりと先が丸い太くて大きい種類で甘みが強い。1本が500gくらいある大きさ。

 楽しく収穫したのち、高速道路を通って、途中友部サービスエリアにより、13時すぎにカゴメ茨城工場へ移動。研修室で、人参たっぷりのカレーランチをいただきました。食べている間にも、スタッフさんからカゴメ製品のあれこれについてレクチャーがあり、茨城工場紹介の動画と解説もありました。カレーランチ、さすがにニンジンの大きな切り身がごろごろ入っていました。手に持っているのは人参ポタージュ。ほかに野菜由来乳酸菌のつけ汁利用の人参大根のつけもの。人参ほかのゼリー。
 

 14時すぎから工場見学、「ラブレ」という野菜由来乳酸飲料のラインは、「本日の稼働は終了」しており、製造過程機械の見学と説明だけ。「野菜生活1L紙パック」のラインは動いていて、ライン上を充填された野菜生活1Lが流れていくところが見えました。広い工場の大きなラインなのに、働いている人で見学者の目に見えるところにいたのは数名。コンピュータ管理によって自動化されている工場です。


 楽しく有意義な工場見学。食品がどれほど清潔に管理された工場で製造されているのかもわかったし、ひとつの製品を開発し営業し、消費者の手にわたるまで社員が努力しているかもわかりました。 
 15時半に工場見学終了し、16時前にJR石岡駅で解散しました。

 娘息子が幼いころ、かこさとし「にんじんばたけのパピプペポ」という絵本がが大好きでした。子豚と親の20匹がおいしい人参を畑で育てる話でした。絵本の中の人参は娘も息子も大好きでしたが、テーブルの上の料理は別。私は根菜は全般好きで、にんじんも大好き。でも、夫はカレーの中の人参をよけて残すし、息子もこどものころは母親に「野菜を食べないと大きくなれないよ」と責められていやいや食べていましたが、成人後は「もうこれ以上大きくならなくてもいいから、自分の食育は自分で管理する」と、さっぱり野菜を食べたがらない。息子、今は野菜はほとんど食べず、「野菜生活100」という野菜ジュース摂取のみ。それも人参が中心のもの(オリジナル)はダメで、マンゴーサラダとかアップルサラダなど。娘も人参味のジュースはだめ。

 私は、ニンジンジュースやトマトジュースはあまり好きではありませんが、生の人参をサラダにしたりトマトをそのまま食べるのは好き。逆に娘は、生のものはトマトもにんじんも食べません。人参料理は、気に入った味なら食べるけれど、おいしくないと思えば一口食べてあとは残す。だいたい和風煮物系は食べない。トマトはトマトケチャップやパスタのトマトソースは食べます。
 工場見学の試飲会で、娘は三種のニンジンジュースにギブアップ。「人参ジュース工場見学なのに、申し訳ないと思ったけれど、ダメでした。ごめんなさい」


 収穫したにんじんのサイズ測定。
 直径7cm長さ24cm重さ500g


 もう一本、おもしろ人参を収穫しました。八百屋さんなどには出回らない、畑ならではの人参くん。
 ミスター・セクシーキャロット君。かわいいでしょ。


<つづく>
コメント (2)
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