KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ちょっとご近所紫陽花

2023年06月04日 | 俳句
天気 晴のち曇

雨上がりの朝になり、朝だけは富士山も薄っすらと見えた。雪はもう、夏の風情の雪渓だけになった感じ。ぼんやりでも富士山が見えるとほっとする。
今日は午前中に週一回のリネン交換の日、一応在室していないと一回休止になることもあるので・・午後、少しは歩きに出て見ようと思った。が、朝から目眩がする。でもご近所の庭に咲く紫陽花くらいは・・と、リネン交換前に出かけてみた。
珍しいピンクの紫陽花の咲くのは美容室の窓の前。でも、今日はまだ水遣り前でちょっと元気がなくて残念。
柏葉紫陽花のたくさん咲く家があり、ちょうどご主人が水遣りをしていた。「門の前のお花、撮らせていただいていいですか」と断って・・



あとは、塀からはみ出ているお宅の花を。

門扉や家などを写して○○家、と特定される写真にならないように気は使っている。でも、花でどの家か特定されてしまいうかも・・ま、そこまで考えたら何も撮れない。

午後には出かけようか・・と思っていたのに、目眩に加えて珍しく頭痛がする。頭痛持ちではないので、頭が痛い、というのはちょっと辛い。風邪の発熱の時以外は、ワクチンの接種後とか免疫療法の点滴後の副作用とかで経験するくらいだ。気象病で頭痛のする人は多いらしいけれど。
昼食後、慌てて鎮痛剤を飲む。病院で、点滴のあとに飲むことがあるので少し多めに処方してもらっている。あまり鎮痛剤に頼るのは良くないこと・・などという感覚も、最近は薄れてきた。ここでは皆がよく薬を飲むから。私も含め、不要な薬も飲まされているのだろう・・と思うことがある。だから、高齢者の医療費の国の負担が大きくなるのだ。在宅の高齢者には飲まずに捨てている人も、多いと聞く。
ちなみにここでは、薬の管理は、8割くらいの人が施設で管理してもらっている。食事が終わると介護士が看護室から運んである薬を飲ませてくれる。無論、認知症の人たちには当然のこと、でも自分で管理できそうな人も施設任せにしている人が多い。
でも、私は自己管理。食後30分以内に・・という薬を、食事が終わった途端に飲まされるのはイヤだ。部屋へ帰って、朝ドラ見ながら食後のお茶や珈琲をゆっくり飲んで、それから投薬タイム。飲む薬の内容もきちんと把握できるし。症状によって内容を変えねば、ということもある。
でも、間違えたら大変なことになる投薬、職員に管理を任せた方が安心安全ではある。いつまで自由に自分で出来るのかな?

ワクチンを恃みと開く白日傘  KUMI(2020年) 

日傘の句が結構多い。簡単に使えて句にしやすいからのようで・・反省。 
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線状降水帯予報

2023年06月03日 | 俳句
天気 風雨のち晴

雨の完全に上がった、午後3時ごろの青空。

台風は陸地から遠くを通ったものの、梅雨前線からの雲が「線状降水帯」となって、日本列島のあちこちで豪雨になった。以前は「ゲリラ豪雨」などと言い、どこに発生するか解らない、というイメージばかりが強かった。線状降水帯という雲の塊りが出来て悪さをする、と判明し、今はそれがどこにいつ発生するか・・という予報も出来る。天気の予測も日進月歩、と思うけれど自然の方は人間よりも先へ行っているような。専門家にも解らない異常気象の要因というのもいっぱいあるらしい。

昨日はまさにいちにち雨に閉じ込められていたような。体調も最悪で、何もする気になれないで一日が過ぎた。
で、夜になってイレウスの痛みの症状が出てきて、慌てた。何かおかしなものを食べた記憶もないし、昼食までは普段通りの腸の動きだったのに・・
次第に痛みがひどくなり、10月の入院時の恐怖が蘇った・・でも、その前に入院中に飲まされていた漢方の消化剤を2包飲んでみた。それが効果あり、で、腸が動いてくれた。
この豪雨の中を病院へ運ばれるのはゴメンだ。夜中の緊急通院なんて、職員にもいい迷惑。夜勤の若い介護福祉士に「痛くても朝まで頑張るわね」と。痛みには波があるので痛くない隙に、病院へ行く準備。すぐ手に出来る場所に必需品を置き、スマホの充電器をバッグへ・・
結果は、腸は深夜に何とか普通状態に戻ってくれた。大雨の音の中、それから夜明けまでぐっすり。少し寝足りなかったかな?

という今日は、普通に食事をして普通に洗濯などして・・午後には晴れてきたので買い物に出た。でも体はまだフラフラ状態だった。天気のせいか、昨夜の痛い痛いで傷められたせいなのか不明。ともかく明日のヨーグルトが切れたので食品売り場へ・・でもいちばん最初に、さくらんぼが目についてしまった。先日はまだ、国産はまだ売っていなかったような・・アメリカンチェリーばかりが目立っていたけれど、あまり好きな味ではない。
昨夜のことなど忘れて、さくらんぼに手が伸びてしまった。種を呑み込まなければお腹には影響ないだろう・・と、勝手に考えて。ほんと、食いしん坊。
で、買ってはみたものの・・


山形、と地名は入っていてもブランド名がない。ま、山形だから大丈夫か、と思ったが、実はあまり美味しくなかった。甘くも酸っぱくもないよう、半端な味だった。
やはり半ば過ぎの佐藤錦でないと・・。

二人ゐて一人の開く白日傘   KUMI(2001年)
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6月が来てしまった

2023年06月01日 | 俳句
天気 曇一時晴

6月になったばかりでもう台風・・でも今頃の台風は日本列島を横目に大陸へ行ってしまうはず。と思っていたら、正確に日本の太平洋側をなぞって関東沖まで来るのだという。梅雨前線がもう列島にかかっていて、西日本は梅雨入りとか、エルニーニョ現象のときはこういう天気でこういう天災が起きる・・みたいな公式は、もう通じなくなっているようだ。私の来世の夢は気象予報士だったけれど、公式の当てはまらない破滅状態の地球の天候を見たくはないので諦めようと思う。

写真の紫陽花は、先週買ったご近所産の花束に入っていたもの。他の花はもう萎れたのに、この紫陽花だけ1茎、残った。パソコンデスクに置いている。

買ったときはもっと白かったが、少しずつ空色になってきた。でも、陽の射さない部屋なので、濃い色にはなれないかもしれない。
紫陽花を見に出かけようかと思っていたのに、昨日も今日も、台風の影響なのか目眩がひどい。昨日はどうしても行かねば・・という用があって隣駅まで。ついでにちょっとした用でスマホの店に寄り、少し買い物をして、ひどく疲れた。ひと駅とはいえ折角遠出できたのに、と。あとで、駅ビルの屋上庭園へ寄れば良かった、と反省した。確か、紫陽花が咲いていたはずだ。来週、余裕があったら見に行ってみよう。
それにしても今年また、紫陽花を眺められるとは思ってもいなかった。去年の今日見た紫陽花。

体力は落ちていても生きていることは事実で、でも、来週の点滴治療はどうしようかと迷っている。検査結果が悪くなかったら、一回お休みしてみようか・・治療を受けるかどうかは、自分で決められる。
指先のヒョウ疽は完治せず、右手で箸を持てないこと早や1年以上。我慢の限界になってきた。やっぱり、完全に私は右利きですよ、右手を自由に使いたい。それに、口唇ヘルペスは完治したのかしないのか、唇の周りの腫れと痒さはもう1ヶ月以上も。熱いものが唇に沁みる。その他、化学療法の副作用らしきものがあれこれで、いわゆるQOL(Quality of life)の低下に繋がっている。少しでも免疫力が戻れば、こういう先端に出る支障は一時的であっても回復しそうな気がする。
それでも生きるためには治療を続けねばならないが、1ヶ月くらい休んでも悪化しないのなら、ちょっと休んで、せめて右手で箸を持てるようになりたい。
それとも、好きな紫陽花が見られるならQOLの低下なんて我慢我慢・・なのかも。

切り傷を指に増やして梅雨に入る  KUMI (2018年)
コメント (2)
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