ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

福島県二本松市、小浜新町「西念寺の臥龍の松(市指定)と会津みしらず柿原種」です!!

2023-08-31 18:45:17 | 文化財・樹木
 小浜新町は、二本松市役所の東南東約8km、二本松市役所岩代支所の直ぐ西側です

 二本松市役所岩代支所を西に出ると、国道459号線を越えて橋を渡ると直ぐ左です

 西念寺の臥龍のマツの案内板が有ります川沿いを南へ


 間も無く西念寺入口です

 登り口の説明版です
   臥龍の松と山門
 この松は天正13(1585)年10月、粟ノ須において最後をとげた伊達照宗の遺愛の松を、政宗が西念寺に寄進し前庭に植えたと伝えられる。また、この松は3度火災にあいながらも芽をふいたので、別名「三甦(みかえり)の松」とも呼ばれている。その姿はあたかも龍が臥している形である。
 同寺山門は天正14(1586)年8月、政宗が米沢城に戻る際、小浜城の城門を寄進移築したと伝え、樟木(くすのき)の門として名高い。
       岩代町教育委員会
 *岩代町は、平成17年(2005)12月1日に、二本松市、安達町、東和町と合併し二本松市となりました。

 参道石段を上ると、左手にカキの木です、「西念寺柿発祥の地」の看板です

 参道石段を上がった「岩代幼稚園」の園庭南端にもカキの木です

 説明版が有ります
   会津みしらず柿の原種
    西念寺柿発祥の地
 天正年間、西念寺住職夕安上人が、中国大原の玄中寺から持ち帰り、西念寺柿と命名。
 小浜城主大内定綱一族が、会津に返却の際に一緒に持ち込み、会津みしらず柿になったといわれている。
 この柿木は、朽ち果てた原木の根元から芽を出した西念寺柿の子孫木といわれている。
      岩代小浜の歴史と文化を護る会

 *会津みしらず柿は、会津若松市で生産される渋柿で。焼酎で渋ぬきした後の甘みは強く、果肉は歯ざわりがよく、皇室にも献上される良品質の柿で、古くから同地で主に栽培されている。
 みしらずの名称の由来は、会津藩主が将軍に献上したところ「このように美味しい柿は今までに見知ったことがない」と賞賛されたことや、「自分の枝を折ってしまうほどたわたに実をつける」ことから、「わが身を忘れて食べ過ぎてしまうほど美味しい」ことから、などいくつかの説がある。みしらず柿には「身不知柿」の表記もある。

 西側から見ました


 西念寺本堂です

 本堂前左手に目的の臥龍の松です

 説明版です  
   二本松市指定天然記念物
     西念寺の臥龍の松
       平成2年4月1日指定
 境内にある庭園の南端に植栽されたヒメコマツである。根元周囲1.6m、目通り幹囲1.2m、地上1mほどで、主舳は横にねじれ太い枝を四方に出して地を這う様は見事であり、まさに臥龍の名に値する。樹冠の広がりは、東西約14m、南北約8mである。
 本樹はもともと側枝のさし木に由来するに違いなく、ヒメコマツに直立性はなく、人為的に支えられて、数本の枝先が天空を指す。株元から続く主軸の高さは、約3.7mに及ぶ。その様は、臥龍の頭尾を立てる姿に似ている。
 寺伝によれば、本樹は伊達照宗密葬の際に本寺に寄進されたという。従って、その樹齢は約400年とみられる。
     二本松市教育委員会

 *ヒメコマツ(姫小松)は、ゴヨウマツの高山に生じているもので、丈が低く、低地にかけて生じているゴヨウマツよりも姿形は小さいもので、ゴヨウマツの変種とされています。
 
 東側から

 北側から多いな枝振りの真ん中を覗くと太い幹が見えました

 南東側から見ました

 では、次へ行きましょう
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福島県二本松市、太田本町「住吉神社の夫婦スギ」(市指定)です!!

2023-08-31 12:38:51 | 巨樹・大木
 太田本町地区は、二本松市役所の東約13km、二本松市役所東和支所の南西約4.5kmのところ

 二本松市役所東和支所前から国道349号線を南へ、約600mで右(西)へ

 約2kmで一時停止の交差点を右(北西)へ、道成りに約4.2kmで県道303号線手前右(北側)に


 南向きに住吉神社参道が開いています

 参道入口西側に車を止めさせて頂きました

 夫婦杉までは200mの案内板です

 石段を上がりましょう

 社格(村社)の文字が消された住吉神社の社號標です

 鳥居を潜ります

 参道を進みます

 道路を越える所は石段が高くなっています

 参道を進みます

 急な岩場に手すりが設置されています

 参道は竹の葉が一面に敷き詰められて滑りやすくなっていますので、注意して上りますが、下りが心配ですね~

 参道奥に太い幹が見えて来ましたがとっくに200mは過ぎてしまっている様な感じで汗ダクです

 鳥居です、傍らの幹が目的の夫婦スギのようです

 鳥居脇南側から夫婦スギです

 南南西側から

 説明版です
  二本松市指定天然記念物
    住吉神社の夫婦スギ
      平成5年2月26日指定
 住吉神社の境内に立っている。根元は一本の形状を呈しており、根元周囲7.4m、地上1.7mから二本に分れ、目通り幹囲はそれぞれ4.6m、4.1m、樹高は高い方で33mである。
 治歴元年(1065)に当社を勧請し、境内に神木として杉を植えたとの古老の言い伝えがあるが、往時から夫婦杉として慕われ、崇められてきている。
   二本松市教育委員会

 西側の石段脇から

 石段を少し登って見ました

 石段上北側から見ると、幹の中が真っ黒に焦げています

 拝殿です


 本殿です

 拝殿前から見ました

 境内南端の石垣上から見ました

 雷が落ちたようです

  拝殿東側から

 境内社の中には祠が並んでいます

 では、次へ行きましょう
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福島県二本松市、太田菅田「菅田のイトヒバ」(市指定)です!!

2023-08-31 06:48:23 | 巨樹・大木
 太田菅田地区は、二本松市役所の東約15km、二本松市役所東和支所の南西約3.5kmのところ

 二本松市役所東和支所前から国道349号線を南へ、約600mで右(西)へ

 約2kmで一時停止の交差点を右(北西)へ、道成りに約1kmで左(南)へ入ります

 坂道を上って約400mで道路右手(西側)の住宅の前に

 目的のイトヒバです

 東側の道路から見ました

 説明版ですが、ズームアップしてみましたがまだ小さいですね
  二本松市指定天然記念物
    菅田の糸ヒバ
      平成3年6月28日指定
 斎藤家の前庭に立っている。
 根元周囲1.85m、目通り幹囲1.5m、樹高約7.8m、推定樹齢200年、枝張りが良い糸ヒバである。
 なお、斎藤家は菅田名主の分家であり、江戸時代のチョウナ削りの厩がある。
    二本松市教育委員会

*糸ヒバは、ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹。細枝や葉先が糸のように垂れ下がることからイトヒバと名付けられています。
 ヒバは「桧葉」で、ヒノキ科の園芸品種を表し、同属のサワラの園芸品種であり、野山には見られない種類です。
 正式にはヒヨクヒバ(比翼桧葉)といい。比翼とは鳥のペアが仲良く枝に並んで翼を重ねている状態を表し、葉が重なり合う様子をそれに擬えたもので、ヒヨクヒバとイトヒバは異なるという説もありますが、一般的には見分けがつかず、同一視されています。
 (庭木図鑑、植木ペディアからの一部抜粋です)
 

 南東側から、道路から撮影させて頂きました

 では、次へ行きましょう
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