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3年ぶりのあっがっれ!あっがっれ!!

2022-09-12 15:32:59 | 花火

 8月が終われば、あっがれ!あっがれ!あっがれ! と、越後三大花火のフィナーレを飾る「片貝まつり浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」、片貝の大花火大会がやってくる\(^o^)/

 コロナ発生時の2020年、2021年と苦渋の開催中止となっていた片貝の花火が2022年の秋に戻ってきた\(^o^)/ 花火が打ち上げられない2年半、片貝では個人の要望に応じて花火を打ち上げるプライベート花火を打ち上げていた。自分もその打上げに些少の課金をして、花火を見た。

 今年は金土開催と、週末にかかった。普通は9/9、10日に片貝を訪れるが、広域ジモティ(一応同じ市内だし)としては、8日の前夜祭も見に行く口。ということで、15時からのまつり屋台引き回しに間に合うように、バスで片貝へ。

 バス停を降りて、速足で一之町へ。ちょうど、まつり屋台の引き回しが始まったぐらいで、小さな子供が綱をもって歩いていた。小さなお子さんは保護者付き。屋台の下などには笛を吹く人がおり、歩きながら時々マイクを渡しながらのど自慢のおじさんが木遣りを歌いながら町を練り歩く。

 町のメイン通りは既に車道が通行止めとなり。所々で、屋台が停止し、キレイどころが踊りを披露する。また片貝小学校の子どもたちが、いったん途絶えた巫女爺(みこじい)の舞を復活して(片貝町伝統芸能保存会が指導)、古き良き時代が受け継がれる様を見る。

 巫女爺は、人形踊りで新潟県中越地方にのみ残る芸能である。小千谷では横町の巫女爺が長年その人形舞を引き継いできていた。片貝ではいったん途絶えたが、近年、片貝小学校の子どもたちが大人たちの指導を受け、復活したものである。

 片貝の目抜き通りを練り歩いた屋台は、ぐるっと回って浅原神社の前で停車する。ここで巫女爺のもう一つの演目が披露される。「品玉(しなだま)」。巫女爺の演目として、おそらく一番面白いものだ(とはいえ、自分は横町と片貝(今回初)のしか見たことがない)。

 知らん人は全く知らんだろうが、昔から見ているものとしては、一番人気の演目である。片貝で巫女爺が残されていることが分かり、品玉(しなだま)の道具も残っているという話は聞いていた。3年前にこれから練習して、皆様に見てもらえるようにすると言われていたものである。まさか3年後にこの目で見られるとは…。

 基本、横町の巫女爺の品玉と同じような進行だが、これが見られてうれしかった。

 この日はここまで。夜の民謡流しまでは残っていなかった。

 翌朝9月9日は、6時に実家を出て、始発バスで片貝へ。片貝花火の初日である。

 朝7時にものすごい雷花火が上がる。実家の辺りだとそこまで大きくないが、片貝近くともなると、確実に全町民の目覚まし同様なもの。場所取りに早く行くのだ。場所取りと言っても、有料席。その席数がものすごく多いわけではないので、できるだけ早く行くことにしている。で、入場口の先頭に並ぶ。11時開場の予定が、9時ちょっと過ぎには開場となり、料金を払って、指定の場所に店を広げる。

 早々に場所を確定し、ここから夜までが長い。町中の木遣り等を見るのもさすがに10年以上見ていると食指はあまり動かくなる。ということで、小千谷市中に行くバスを待って脱出する。

 その後は夜まで暇なので、いったん実家に帰ってみたりして、夕方に再出発。さすがにこの頃になると町は花火目当ての観覧客であふれ、100を超える屋台が賑やかに営業を始める。

 朝の場所に荷物を置いて、三脚を展開。撮影のスタンバイ。そして、夕食代わりのおにぎり。

やがて、西の空が橙色から藍色にへと変化し、打ち上げ開始のアナウンスが告げられる。

 ◀大柳火

◀藍と紅の千輪

片貝は昔から木綿の産地。今もあの独特な法被やシャツ類は町の中の紺屋が染める

千輪。かなり細かい細工だ

▲3年分のうっ憤を晴らす、三尺がいくつも上げられる。

◀彩色千輪、いつもありがとうございます

◀二尺もあるよ

◀ここでもウクライナカラーの花火

▲三尺玉の引き先の長さと美しさ

▲抜きハート

◀この配色は初かな

▲三尺はやはりバランスが良い

 

3年分のうっ憤を晴らすかのように、奉納者たちはお立ち台で木遣りを上げていた。見上げる観客たちは、大花火が上がるたびに、拍手を打ち、その余韻に浸る。

2時間以上の打ち上げが続き、片貝花火の1日目はそうやって無事に完遂できた。

 

無事に大きなトラブルもなく打ち上げ切った片貝煙火工業さんには感謝しかない。


夏もてぎは今年は無事に

2022-08-25 22:44:10 | 花火

 もてぎ花火の祭典夏、昨年は、現地到着と同時に中止が発表された花火である。帰りのバスが午後3時までなく、ほかの人と反対側から来たもんだから、送ってもらうこともできず、雨降る中、ただその雨を見るだけの半日だった(1年前にも書いとりますがな)

 今年は雨予報もなく、安心して夏のもてぎへ参戦。指定席が取れていたので、のんびり出陣であった。

 臨時バスの出る宇都宮駅は、もてぎと同日の宇都宮花火行きのバスも随時運行されていた。地元の方はそちらに行く人も結構多そう。

 もてぎに行くバスは、朝イチと午後3時台の2本きり。早めに並んで座席をゲットする。立ち席の人もいるが、ほどほどの人数でもてぎへバスは向かう。1時間以上かけて、もてぎに到着。

 今年は雨も降っていない。無事に前年のリベンジができる。

 今回はカメラマン席がなぜか取れたので、のんびりと指定場所へ。下の方を見ると、例年、最前列で三脚を立てていた場所がファミリー向けのシートスペースになっており、何気にいろいろと変わっていたことを知る。いやぁ、カメ席取れていてよかったよ。

 キッチンカーでケバブをゲットして、いざ花火開演。

 打ち上げ担当は群馬の菊屋小幡花火店。冬と夏はこの業者の打上となる。私がもてぎに参戦するようになったのは割と最近だったので、以前の野村花火工業版は見たことがなかったりする。

(イベント時は臨時バスが走るなんて知らなかった情弱。車がないと行くことすらできないものとばかり思っていた)

 カメラマン席は意外と高い位置(サーキットレーンが低いから相対的にそう見えるだけ)だった。撮影用のスペースなので、一般人が入ってくることもなく、淡々と花火を見ることができた。こういう場所が意外と少ないのが花火の会場で、こんなに快適なのかと思った。

 花火はサーキットレーンの内側に多くはセットされていたが。壁の後ろに設置されているのもあり、ええっ!そこあった!? ということもしばしば。花火だけではなく照明も連動されているので、なかなか賑やかになっている。

 途中、2尺も上がったらしいが、私の位置からはやや斜めに位置していたからか、すっかり気が付かず、撮り損ねた。だんだん耳とか振動感知とかが衰えてくんだろうな。まぁ、それでも柿とかはちゃんと撮れていたからヨシとするか。

 濃密な花火の時間が終わり、撤収。

 ここからが最後の難関。何しろ行きは2台あった臨時バスが帰りは1台きりになる。当然、乗ってきた人全部が着席できるわけもなく、多くは約2時間路線バスに立ちっぱなしで帰ることになる。

 しかも、宇都宮が近付くにつれ、同日開催の宇都宮花火の帰り客の混雑にも巻き込まれる状況…。はぁ、疲れる…。

 ここ、帰りは倍額払うから、もう1台出してもらえませんかね…。ばばぁにはカメラ&三脚等の荷物抱えて立ちっぱなしの2時間はかなりきついっす。今後帰りは、もてぎ駅からローカル線に乗り換えようかな…。

 


長岡花火2日目

2022-08-10 22:13:05 | 花火
 長岡花火は1日では終わらない。8月2日に続き、8月3日にも前日と同規模の花火が打ち上げられる。
 内容は一部被るところもあるけれど、多くはスポンサーが変わって、内容も結構変わっている。

 8月3日は、雨予報orz。
 長岡到着時は雨は降っていなかったが、花火が打ち上がると雨がポツポツ…。慌ててポンチョを被って、カメラにビニール袋をかぶせる。
 小雨ではあったが、花火の熱煙に反応してモクモクが増殖してしまう┐(´д`)┌ 前日よりコンディションは悪いけれど、前日隣で大声で叫んでいたモラルハザード女がいないだけで心は晴れやかだった(本当にうるさかったんだよ、前日)。

 この日の打ち上げ開始も白菊3発で始まる
 そして、大手大橋にかかるナイアガラ花火とスターマイン。



 3日の定番は、北陸学園の型物花火。かつてはキティちゃんコラボ花火とかもあったのだが、今年はマンマのスターナイトウイッチ。イマイチキャラを把握しないまま打上げを迎えた。
この彩色千輪もなかなか
で、このキャラがイマイチ分からないんですが…。


雨粒がレンズに付くようになった「この空の花」は、長岡を舞台とした映画をモチーフとした花火作品。例年、マルゴーさんが打ち上げる。あの一輪車の女優さん、今はなどうなさっているんですかね。


▲暖房器具を製造する「コロナ」提供の花火。この名称でいわれなき中傷があったと聞くけど、コロナウイルスの方が後からやってきたんだからね!


▲アルプスアルパイン提供

フェニックス2日目




▲長岡高校卒業生「五十六会」のカラフルな千輪打ち

三尺玉は、この日3連発
 
 



▲ヨネックスさん提供の超大型ミラクルスターマイン。細かく見ると分かるけれど、ヨネックスのコーポレートカラーの花火。


▲長岡医療と福祉の里グループ職員有志一同のスペシャルスターマイン


▲花火「故郷はひとつ」


2日間最後の三尺玉と、尺玉100連発を経て、匠の花火へ…


▲キラ芯花波入青緑白八方菊 福島県須賀川市 糸井秀一


▲昇曲導八重千華芯引先オレンジ千華 山梨県笛吹市 山内浩行


▲昇り分砲付四重芯令和の華 新潟県小千谷市 瀬沼輝明


▲昇曲導八重芯彩花 新潟県加茂市 阿部友希


▲昇曲付三重芯変化菊 群馬県高崎市 小幡知明


▲松島の夜景 新潟県新潟市 小泉欽一

 今年も、無事長岡花火が終わった。3年ぶりの花火で、どうなるかと思ったが、長岡は長岡らしさは揺るがず、圧倒的な花火であった。
 2日目は終始西から東の風が吹き、右岸に大量の玉皮が落ちてきていた(あと、某花火でパラシュートも2台飛んできた←これは知人がゲットしていた)。そんな花火の残滓を拾い大事に持ち帰ったw
 ずっと小雨だったが、雨が降り続いていたためか、人出は前日よりかなり減った感(途中で帰った人が多そう)。長岡駅の在来線ホームは、前日の1/3程度の乗客しかおらず、前日のあの狂気の混雑は何だったんだ感。まぁ、ド平日の2daysだったから、翌日の心配で早く帰った人が多かったということかな。

 何はともあれ、無事に2日間が終わって何よりであった。

3年ぶりの長岡まつり1日目

2022-08-10 14:50:25 | 花火
 長岡まつりは戦争で長岡が空襲に遭った日を悼む行事として戦後復興した。現在、空襲があった8月1日を慰霊の日として、空襲の始まった夜10時に白菊を3発打ち上げる。その翌日となる8月2、3日が花火大会となる。
 

 8月2日19:20、最初の花火は白菊が3発上がる。この花火大会の基礎となる花火である。派手さが目立つ花火大会と思われているかもしれないが、基本は慰霊の花火大会だ。

 以後、21:10頃まで2時間近く、花火が打ち上がり続ける。

 冒頭は、例年大手大橋にかかるナイアガラ花火とスターマイン。
 大手大橋は花火開始前に人車とも通行止めとなり、以後花火終了後の安全確認まで閉鎖される。


 河川敷で打ち上げられる花火は、大河信濃川にその光を映し、空に花を開く。


 少し前までは錦冠が圧倒的に多かった記憶だが(農家が喜ぶ)、近年は色鮮やかな花火がぐっと増えた。

天地人花火


長岡の花火は、新潟の3煙火店が協力して打ち上げているが、茨城の野村花火工業と、山梨のマルゴーも打ち上げに参加している。
天地人花火は、野村さんの打上となる。


▲アピタ(商業施設)の花火は、店舗のある大手大橋の下流側に花火が展開され、その一番奥で二尺玉(阿部煙火工業の彩花芯二尺)が上がる。信濃川は微妙に湾曲しており、二尺が見た目右岸寄りに上がる形になり、隣人のカメラがバッチリ入ってしまう(カメラの販促に使える!? ってか、その角度だと二尺撮れていないよ)
 
※なお、このお隣さん(男女2名)、花火配信をしているまではよかったのだが、ずーっと女が配信を見ている人に向けてしゃべっていて、時にとてつもない大きな声でしゃべってというかキャーキャーはしゃいでいて、何のためにカウントダウンが手拍子だったか全く理解できていない方だった。
 あれ、財団さん、「観覧中にうるさい人がいたらスタッフから注意しますよ」って言っていましたよね。全然そんな方いませんでしたし、ずーーーっと最初から最後までびっちり2時間以上うるさかったですよ。


▲岩塚製菓のカラフル花火

そして、2004年の中越地震からの復興を祈願して打ち上げられ続けるフェニックス。だいたい、この辺りが花火大会の中間ぐらい。
約20種の花火が、信濃川沿いに打ち上げられる。

▲大手大橋を乗り越えて、下流まで延びていくフェニックス花火


▲今年はウクライナカラーも


▲ブルーフェニックス見えますか!?


▲建築会社福田組打上のスターマイン


▲20:30の正三尺玉はナイアガラ付。正三尺玉のスポンサーは吉乃川酒蔵で、川に落ちるナイアガラ花火は、パチンコ・ニューラッキーがスポンサード。


▲渡辺クリーニングがスポンサーだから、汚れなき真っ白な花火。

「続いて、故郷はひとつ」マルゴーさん打上げ



▲カラフル過ぎる(ほめてます)


▲本日最後の三尺玉(越後交通スポンサー)。これで終わるわけではない。


▲長高の昭和44年卒業の同窓生によるワイド花火(超大型スーパーベスビアス)
 何年か前に始まったこの同窓生花火。だんだんと片貝の様相を呈しつつある



▲プログラムとしては最後の「空を見上げてごらん」尺玉100連発。この辺りは小千谷煙火さん。

 一応、プログラム上打ち上げはここまでなのだが、この後に匠の花火が上がる。


▲昇曲導付三重芯変化菊:長野県長野市 青木昭夫


▲昇曲導付瞬き閃光:山梨県市川三郷町 齊木智徳


▲昇曲導付三重芯変化菊:宮城県仙台市 芳賀克司


▲昇朴付彩花千輪:福島市川俣町 菅野俊宏


▲降り注ぐ煌めき:東京都府中市 小勝康平


▲昇曲導付三重芯変化菊 茨城県水戸市 野村陽一

 〆が野村さんというのがいい。

 ということで、この日はこれで終了。
 この後、駅の渋滞を潜り抜けて帰宅するだけとなる。駅前の飲食店は結構開けているらしいが、ひとり呑みならまだしもまだ仲間集めてで飲むほどの油断は持てなかった。その分、長岡駅のワープルートを通れて面白かったけどw





















 
 




水郷桑名花火大会

2022-08-09 21:05:47 | 花火

▲まだ日没のほの明るい時間帯に打ち上げが始まる

 7月末は花火ラッシュ。とはいえ、ここ2年無かったのもだから、久々の花火に胸が躍る。

 水郷桑名花火大会、例年、大盛り上がりの花火大会だが、今年は観覧者人数を絞り、花火の内容も絞っての開催となった。事前にパイプ椅子席をゲットして出かけた。
 桑名駅からの人通りはまばらだったが、会場付近では有料席を買っていない人たちが道路に座り、そこそこ人出があった(もちろん、有料席を買っていないから主催者サイドからは迷惑な存在なのだが)


 パイプ椅子席はきっとスペース小さいから三脚無理だろうなぁと思って一脚を持って行ったが、到着したら椅子の間隔が広々。周囲は皆三脚を広げている。ゲッ!? ちゃんと事前に確認しておけばよかった…。翌日に備えて、三脚も持ってきていたんだが、ホテルに置いてきてしまったんだよね(´・ω・`)。

 嘆いても仕方ないので、一脚で撮影する。
 前の席の人が意外と大きいのでシルエット入ってしまったりするけれど、見る分には何も問題ない。

 打ち上げ直前の段階で、パイプ椅子席はガラガラだった。後方でタダ見している人たちがお金を出せばちゃんと座って見れるのに…。





▲前の席の方のシルエットが入っている。撮影陣も座って撮っているので、仕方ない。

 自分はパイプ椅子席で見ていたが、なんか仲間内ではシート席を確保していて、正面で撮影していたらしい。知人が声を掛けに来たんだが、何のことだろうと思っているだけで、動かなかった。ちゃんと事前に声掛けてくれないと分からんとです(面倒ですまん)









 今年は再開お試し花火の感があったが、来年は全力桑名の花火を見たい。