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城山は花盛り

2013-04-29 18:33:00 | 新潟ネタ

▲城山山頂のカタクリ

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 今年も大雪の影響でGWにずれ込んだ小千谷の花盛り。さっそく西山の城山(じょうやま)へ行ってきた。
 城山は中世の山城・時水城の跡で、城マニアにはそれなりの遺構が残っているが、今はもっぱら市民の山である。地元の有志が毎朝上っているようだし、彼らの仲間が登山道の整備もしてくれているようである(下山道に使った西山遊歩道の放置っぷりに比べると実にありがたい配慮である)。
 そして、この時期はカタクリの山となる。もうちょっとすると、カタクリに見向きもしない市民の山菜採りの山となる。この日も昨年出会ったおっちゃんが同じ場所で収穫したばかりの山菜の選定をしていた。
 そう、ここは何にも保護されていない(多分)。まったくもってあるがまま自然の成すがままなのである。それでもこれだけのカタクリが毎年湧いてくるのだから、とにかくそのパワーが凄い。

 ★山野草を採取するのは止めましょう★


 以下は画像にコメントする形式で…


▲登山口の「婆清水」。冬季はこの給水施設は閉鎖されているが、少し上で水を取ることができる。この水を毎日汲みに来る人も少なくない。私はいつもここで登山中の水分補給をしてスタートする。畔には、トコロテンを食べさせてくれる小さな茶屋がある。


▲歩き始めてすぐというか、歩き始める前からカタクリはこの状態である。婆清水の脇の急斜面にもびっしりとカタクリが咲きまくっている。


▲キクザキイチゲ。登山道沿いでこの花を見るのは登山口のココだけだと思う。


▲山の春。雪が残っていても温かみを感じる色合いである。


▲ほんの少し上がったところで振り返ると、市街地が見える。橋脚は関越道のもの。中央左にある茶色い三角はかつての小千谷スキー場である。右下の駐車場のところが登山口の婆清水。


▲はい、カタクリ大群落~。別に盛っていません。登山道わきの林床はほぼこんな状態なのが城山である。


▲ショウジョウバカマとカタクリの競演。どちらかというとショウジョウバカマの方が花が早いのだが、この個所は雪が解け残るところなので、例年同時に見ることが多い。


▲登山道の脇にこぼれるほどのカタクリが咲き、道行を示す


▲マンサクも満開


▲ということで、マンサクアーチ。両脇がマンサクの登山道の一角


▲イワナシ。小さくて花が隠れていることが多いが、目ざとい私はすぐ見つけてしまう。実が熟すと食べられるうえにおいしいそうだが、小さいので満足度はイマイチらしい。だけど、秋にはほとんどここに来ないからな…。


▲まだまだカタクリの道は続くよ!


▲エゾエンゴサク(多分)。なぜか川東ではあまり見ることがないのだが、ここにはたくさん咲いている(川東はミチノクエンゴサクが多くみられる※個人的活動フィールドでの話)


▲コシノコバイモ。カタクリと同様、開花までに何年もかかる忍耐強い花。花本体のサイズは2~3センチ。これは2年前に人に咲く場所を教えてもらった。毎年同じ場所で確認する。登山道脇で見られるのはここだけかな。


▲標高が上がってきたので、東山の奥に守門・浅草連峰が顔を出してきた。まだまだ雪がたっぷり残っている。


▲オオバキスミレ。世間的に黄色い野生のスミレって珍しいものらしいが、これは本当に近所にも咲いているのでそんなことは全く意識したことが無かった。どこでも団体様で鎮座ましましている。


▲斜面一面オオバキスミレの群落~。本当にどこでもよく群れる。


▲ナガハシスミレ、別名テングスミレも登場! これも小千谷的には全く珍しくないのだが、新潟県外ではあまり見られないものらしい。


▲山頂到着! 花を撮り撮りのんびり登山だから、2時間ぐらいかけて登頂。通常は1時間ぐらいで登れるし、早い人は30分ぐらいで到着してしまうらしい。この日ももの凄い勢いのおばちゃんが抜いて行って、さっさと下山してきていた。


▲山頂のオオバキスミレの群落越しに、市街地を望む。中央の建物が、総合体育館。その奥右から中央にかけて信濃川が流れ、小千谷大橋が見える。その流れの先に地震で発生したがけ崩れ現場が今もはっきりとわかる。


▲山頂ではまだ桜が咲いていた。登山途中でも桜が残っていたのだけれど、ここまでまとまって咲いてはいなかった。


▲もちろん、山頂もカタクリとか諸々がたくさんである。そんな中をヒメギフチョウがヒラヒラと飛んでいた。


▲カタクリとオオバキスミレのコンボ越しに小国(長岡市)を望む。奥の山を越えると、いきなりではないが、海である。風は山並みを二つ越えて小千谷に流れてくる。


▲カタクリ越しに東山を望む。バリアングルはこういう使い方が楽しい。

 写真では霞んでよく写らなかったが、守門岳、浅草岳、越後三山(越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山)、巻機山、苗場山、妙高の山(火打か妙高かは判別できない)、米山、八石山などが確認できた。標高の割に展望のいい山である。

クレマチス満開

2013-04-25 01:07:00 | 

▲先週咲いたクレマチスの1番花

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 例年、GWで小千谷に帰っているうちに密かに開花を始めるクレマチスが、今年はずいぶんと早く咲き出した。
 桜から始まる、春の花は、今のところずっと小走りである。

 今年の東京の春は短い。

 かといって、新潟の方では週末に雪が降ったりしたからなぁ~。
 桜は咲いたけれど、まだ山肌に雪が残っているのが見えるような状態らしい。そうなると山遊びもまだお預けか…。おそらく日当たりのよい斜面では雪が落ちて、すでに花盛りとなっているのではないかとも思うが…。

 小千谷のお隣の長岡市西部に「雪国植物園」がある
 管理されている里山植物園だが、ここではもうカタクリも雪割草も終わりかけとHPが告げている。20キロぐらいしか離れておらず、標高もそんなに変わらないのに、この差はいったいなんなんだろうなぁと思う。
 まぁ、残雪というのは降った雪のことだけをいう訳ではなく、山肌の向きとか斜度とか風の流れとか雪崩とかさまざまな要素が絡み合うものだから、単純なことではない。ただ、新潟県内の山間部は軒並み雪解けが遅れているらしいことを新聞が報じていたから、これは山全体の問題なのかもしれない。
 山の田んぼの持ち主は気を揉むころだろう。得てしてそういうところのお米はとびきりウマイ。

 そんなことを考えていたら、今朝ベランダのクレマチスが満開宣言。膨らんでいたつぼみ全部が開花した。
 クレマチスは、開花してからも花がどんどん大きくなり、春はそれが特に大きくなる。そこまで分かって買った「銀河」ではないのだが、なんだか予想以上の咲きっぷりに毎年春はうれしくなる。

 新潟はまだ雪が残っているが、GW前後にこちらは夏の花の準備にかからねばならない。今年もアサガオ大作戦である。



▲今朝咲いたクレマチス。お日様の方を向いて咲くので、ベランダの内側からはしっかり見えないのが悩みどころである。つる性があるので、勝手に向きを変えられないのよねぇ。

レベルが高いぜ、副都心線

2013-04-21 00:07:00 | 雑事つれづれ

▲睡蓮@いせはら芸術花火大会

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 仕事の忙しさが想定以上になり、連日の午前様に口唇ヘルペスまでお出ましになった今週。週末にようやく皮膚科に行くことができた。まぁ、治療よりもこの週末にちゃんと寝ることが一番効くような気がするが…。



▲ミラーボール@いせはら芸術花火大会


 午後は眼科の定期検診で横浜へ。
 東急線が副都心線に直通運転するようになって1カ月が過ぎた。今日は新宿三丁目で副都心線に乗り換えて横浜へ。乗り込んだ電車は、副都心線は急行で、東急線は特急という組み合わせだった。
 3月に秩父へ行った帰りに乗った西武線が飯能発元町中華街行きだったりしたわけだが、イマイチ運行ダイヤの規則性が不明だったので調べてみた。


▲UFO@いせはら芸術花火大会


 要は、
 西武線:急行・快速急行
 ↓
 副都心線:急行
 ↓
 東急線:特急・急行 の組み合わせであるのに対し、

 東武線:各駅停車
 ↓
 副都心線・急行
 ↓
 東急線:特急・急行 というのが大まかな傾向みたい。

 常時利用するわけではないので、いろんなパターンがあるのかもしれないが、西武線はとことん早く行くぜ!っていうのに対し、東武線はマイペースというか、優等列車(急行とか快速急行)は池袋へ早く行くための手段と考えているようだ。
 

▲ダイヤノユビワ@いせはら芸術花火大会


 それぞれ端っこの線にのると(東急線&みなとみらい線、西武線、東武線)、その路線と副都心線の運行形態はアナウンスされるのだが、その先の運行状況は分からないのだよね。だから東急線に乗ったものの、東武線の川越(もしくは西武線の飯能)に早く着くにはこのままでいいのか、どこかで乗り換えなければならないのか、乗り込んだ瞬間は分からないのである。副都心線に乗り込んで初めて東武線(もしくは西武線)の運行形態がアナウンスされるのだよね。
 この直通運転をマスターするにはかなりのスキルが必要である。


▲光の宝石@いせはら芸術花火大会


 あと、直通運転だと渋谷での着席成功率はかなり低くなるね。かといって、渋谷でいったん降りて渋谷始発を待つのも面倒な話だ。

密度の濃い週末でした

2013-04-14 21:35:00 | 雑事つれづれ

▲メロディー花火@いせはら芸術花火大会

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 週末の予定が詰まっていたので、平日のスケジュールを前倒し気味にこなす。すると金曜日の午後にぽっかりと空き時間ができた。
 よろこんで半休。


 まずはちょっと前から気になっていた墨絵でランチ。ちょっとピークを外していたので、ゆっくりできた。


▲墨絵の「にくのランチ」。牛肉のソテー赤ワインソース。パンは食べ放題で、バターではなくオリーブオイルが付いてくる。オリーブオイルに胡椒と塩を少し入れて付けて食べるのが好きな私。


 その後、渋谷のbunkamuraへ。ルーベンス展をようやく見る。4月21日が最終日ですでに会期末。平日というのに団体客が入っているようで結構な混雑具合だった。休日だったらもっと人の頭越しに見るようになるのだろうと思うことにする。
 ルーベンスは絵の才能だけではなく、7カ国語を操る外交官であったことが判明。そして50を過ぎてから奥さんを亡くすと、16歳の少女と再婚。妻をモデルとした裸婦画は描くは、子どもはできるわととんでもないリア充。
 のんびりしていたら帰宅ラッシュ時間になったので、帰宅は敢えてバスを選択。



▲メロディースターマイン@いせはら芸術花火大会

 翌日は、神奈川の伊勢原での花火大会。磯谷煙火店(愛知県)が関東で上げる貴重な花火大会である。
 今年は雨の心配がない晴天青空! しかし風が強くて丘の上の会場はちょっと寒いぐらいだった。昨年同様ちょっとだけお手伝いをして夜を迎える。背に三日月を背負って打ち上げ開始。
 最初は養鶏場の鶏を驚かせないよう小玉でスタート。


▲花火図鑑。4号分砲。小さいので観客を入れてみた


 その後、スターマインや大玉花火、メロディー花火などで盛り上がる。
 昼に心配だった風も夜には納まり、かといって煙が滞留して見づらくなること見なく、なかなかのコンディションだった。
 磯谷煙火店オリジナルの花火も大盤振る舞い。1時間ほどの花火ショーはあっという間に終わった。


▲光のオブジェ@いせはら芸術花火大会


 ここまでは比較的順調だったんだけれどね…。
 帰りのシャトルバスは15台も出してなかなかスムース…と思ったら、行ったきりバスが戻ってこない。どうも市中の渋滞に集団で嵌っていたらしく、2クール目がなかなか来なかった。昨年は30分ぐらい並んでいたと思うが、今年は1時間ちょっと並ぶことになった。
 歩いて帰った方が早いかもしれません~なんてアナウンスしていたが、長岡みたいに単純な道ではないうえに特に地図の案内がない状況では、なかなかその1歩が踏み出せない。幸い、1時間でバスに乗ることができたが、運営側には悩ましい問題だろう。


▲ミルククラウン@いせはら芸術花火大会


 そして今日は、埼玉のお寺へ。今日は1年に1度の本尊開帳である。立派な千手観音であった。それにしても山の上にこの立派な伽藍。おそらく観音堂の天井にはかつては絵が描かれていたものと思われる。
 山全体が境内と言え、山中に40種以上の桜を植えている。当然染井吉野は既に葉桜だが、八重桜が見ごろを迎えていた。
 御開帳の広告が地元の新聞に折り込まれていたらしく、狭い山道を続々と車で登ってくる人が多い。地元のコミュニティバスですれ違いができないほどの山道なのよね。


▲春満開の参道

 帰り道、「乗り鉄」しようと思ってちょっと遡ってみる。ところがちょっと勘違いして乗換駅を間違える。そしてどツボにはまった。まぁ、ちょっと遠回りになっただけなんだけれどね。
 いろんな駅と接続をしているのが却って面倒くさいぞ、八高線。


▲桜が菜の花もまだ見ごろ

春の嵐の前に

2013-04-07 16:01:00 | 

▲一重の白アネモネ

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 週末は春の嵐とかで全国的に警戒モード。それでも天気図とか見たり諸情報から午後早い段階までは降らないだろうなぁと思って土曜日のお出かけ計画を練ったのだが、あっさり大寝坊。
 時計が壊れていた。




▲一重の白アネモネ。真ん中の蕊がふわふわなのは咲いて間もない証拠

※※

 気を取り直して、改めてできることを再プラン。
 結局、月例の病院に行って買い出しって辺りで落ち着く。いつもと変わらない週末じゃないか!?
 まぁ、帰って来てからは嵐に備えてベランダの花たちを緊急避難させたんだけれどね。避難させてはみたものの、完全に風除けできるわけではないから綺麗なうちにと思って写真を撮っておく。 


▲一重の白アネモネ

※※

 今年は春先の天候変動が大きかったためか、花の時期がそろわなかった。ひとつずつ咲いていく感じ。それでもこの時期は一時賑やかなベランダとなる。
 アネモネ、チューリップ、ムスカリ、ハナニラ、オステオスペルマム、サニーオステオ、チロリアンランプ、ペチュニアなどが花を付けている。



▲オステオスペルマム。わさわさ咲いている。ひとつだけ見える赤いのがチロリアンランプ。

※※


 クレマチスも3月になってグングン伸びて行って、現在つぼみが8個膨らんでいる。例年、GWの帰省時に咲くが、今年の花は少し早くなりそうだ。
 花が早い件は、桜に顕著だった今年。東京以外でも早い桜の便りが届きだした。雪が多くて遅れると思っていた新潟も、高田の桜は開花宣言。この調子だと、GWごろに満開になるだろうと思っていた小千谷の桜も1週間ぐらい早まるかもしれないなぁ。
 カタクリは地面の雪が溶けないことには何とも言えないので、まだ様子見だが…。



▲サニーオステオ。オステオスペルマムの改良品種らしく、花びらの外側がお日様色

※※

 夜、さすがに時計を買うことにして密林を散策。
 もう何年も気になっていた掛け時計を買う。本当はイタリアデザイン物が欲しかったのだけれど、価格が1万円も違うので今回はパス。ついでに目覚まし時計も買う。
 考えてみれば、今使っている目覚まし時計の「多く」はもう10年ものだったりする。目覚まし時計が多いのは寝起きが悪いからではなく、小さなかわいいチープな時計が好きな時期があったからである。
 今は100円ショップでも目覚まし時計は売っているのだけど、イマイチデザイン的に食指が動かないのよね。
 ということで、明日到着予定である。



▲ムスカリ

※※

 先ほど、ウチの前を反原発デモ行進が通り過ぎて行った。トラックの荷台にラップ調のバンドを乗せて彼らが歌いながら、その後ろをマーチングドラムの人が続く感じで、アンプを通した音が昼の駅前を賑わした。まぁ、そういう大きな音ではないと家にいる人は気付かないわな。
 だけどアンプの音が大きすぎて、何のデモをしているのか途中まで分からなかったよ。



▲チューリップ。結局懸賞で当たった富山のチューリップが一番優秀だった。来年からは富山限定だな。ちなみに富山はチューリップ球根出荷量日本一で、新潟はチューリップ切り花出荷量日本一である

※※

 そして先ほど、ネットのお友達から結婚報告。リアルでも何度も会ったことのある女性であるが、うれしいお知らせだ。お相手も知らない人ではなかったので(やはりネットづきあい)、久々に会える日が来ることを楽しみにしている。
 おめでとうございます。


▲チューリップ。無粋なトゲトゲとかネットとかは気にならさずに…。


▲チューリップ。さすがに開きすぎだ