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新成人応援の花火上がる

2020-09-21 13:47:00 | 花火

▲自分の位置取りからは右側の木にばっちりと片貝の花火が被っていて、写真どころか目視すらできなかったのよね…。小千谷煙火さんの方が先に終わったので、あわてて三脚をもって、移動して最後の最後の少しだけ撮った。

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 私の故郷の小千谷は昔から5月3日に成人式が行われる。一般的なカレンダー上の頃は大雪が降りがちだし、かといって真夏の旧盆では着物の町なのに着物が着れない状態となるからだと思われる。
 今年もその予定であったが、そこにもコロナ禍が影響する。

 小千谷市は3月に成人式の9月延期の告知をした。コロナ禍が急激に広がっていったころだから、用心するのは理解できる。そして9月が近付いてきた8月、まだまだ治まらないコロナ禍のため11月の連休への再延期が告知された。親御さんも成人本人も大変であろう。
 そんな中、小千谷市は「おぢや産花火打ち上げプロジェクト」をスタートさせる。
 そのプロジェクトの一環として、最初に成人式が延期開催される予定だった9月20日に、成人を迎える人のための花火を打ち上げることとなった。「新成人応援!2020の笑顔を20に」という企画である。広く協賛を募ると同時に、市民には不用品回収への参加を呼びかけ、その売却益で花火代を賄おうというものである。私も些少ながら協賛した。

 そして昨夜、打ち上げが行われた。
 市内に2社ある煙火店さんがそれぞれ尺玉を20発上げるという。小千谷煙火さんは尺玉4発同時打ちを5回と、〆に2尺玉(20号)。あわせて「2020」年となる趣向。
 片貝煙火さんも尺玉を20発上げ、〆にスターマインを上げるという豪華版。

 8月のリレー花火を見た場所で2社とも見えたから、今回もそこでいいかなって河川敷へ向かう。
 暗くなった土手にはすでに知り合いが…。某所からの連転とか猛者すぎるw
 土手にはそれほど人はおらず、さらにここだと小千谷煙火さんの花火が縦に見えるから対岸の方に行った方がワイドに見えていいよという市の方の親切な助言もあって、土手の人口は8月よりぐんと減る。
 そうは言っても、対岸だと片貝煙火さんが見れなくなるからなぁ…。

 まぁ、そんな凝り固まった頭は失敗の始まりであるわけだが…。

 真っ暗な中、20時を待つ。20時直前には何組か家族連れが訪れていた。
 そして20時、ファンファーレも何もなく、するすると4本の曲導が空に昇る。


▲小千谷煙火さん 尺玉4発一斉打ち その1
 案の上縦に連なっております。


▲小千谷煙火さん 尺玉4発一斉打ち その2
 鮮やかなブルー。


▲小千谷煙火さん 尺玉4発一斉打ち その3
 銀から紅点滅。


▲小千谷煙火さん 尺玉4発一斉打ち その4
 グルグルスライド変化 キタ ━━━ヽ(´ω`)ノ ━━━!!


▲小千谷煙火さん 尺玉4発一斉打ち その5
 新潟王道、錦冠!


▲〆の二尺。スライド変化芯錦冠の20号!! よそ様のお車リフレクション付きw 尺より高さが上がるから、あわてて縦にしたため、曲導間に合わず&右側切れとりますがな orz



 同時刻、片貝煙火さんの花火も打ち上げられた。
 だが、最初の写真右側にあるクルミの木が思いっきし花火を隠してしまうという事態発生。8月のリレー花火と打ち上げ位置が違う!?

 幸い、片貝煙火さんは20発の尺玉を1発ずつ上げていたので、小千谷煙火さんの打ち上げ終了後も花火は続いていた。慌てて片貝さん用に望遠レンズを付けた三脚を持って横へ移動。何とかピンを合わせて撮れたのが以下の1枚でございますorz


▲片貝煙火さんの方は1枚。大柳火が映っているから、自分的には奇跡!

 ということで、成人式の花火は無事終了。
 個人的に大玉二尺の振動が体を突き抜けて行って快感。

 片貝の方では浅原神社で今年の成人たちが集まっていたそうですね。信濃川の方も少しは集まっていたかな。家の窓から見たりしていたかな。
 この花火が少しでも成人を迎える方の心に留まれば、打ち上げた人も協賛した人もうれしいと思います。

 そして、11月にこそ、本当に本当に成人式が行われることを祈っています。

Blue Ocean Shrine

2020-09-05 20:38:00 | 花火
 今年は越後の奉納花火を見ようと思っていた。ところがCOVID19のせいで、初夏のそれらは軒並み中止となってしまった。しかし、夏の終わりの某所はもともと山の上で上げる花火を人々は自宅近くから見るスタイルだったため、屋台の出店を取りやめることで、その花火を例年通り上げることに決断した。
 ん!? どこかでこんなスタイル…。あ、中野のえびす講もそんな感じだったな。

 ということでこの時節に予定通り打ち上げを決めた神社様に最敬礼。

 初日は線路の近くから架線越しに…。

▲電車が通ると車窓からの明かりで白いラインとなるw



▲彩色変化芯錦千輪って辺りですかね


▲すんません、芯抜けです


▲7号2段打ちだったかな

 線路の近く&住宅街だと、架線とか電線とかが結構じゃまになるんだよなw あとちょっと距離がある。そんな状態でアワアワしているうちに終了orz 1時間なんてあっという間だったよ。



 翌日は、線路の向こう側へ行ってみた。川沿いの道もよさげ。ただ、車が通る道なので河川敷に降りた方がいいなって思ったら、ありえないほどに階段が急だった。え、これ、階段!?って戸惑っていたら、地元のおじさんがそこを上ってくる。マジですか!? 真っ暗になったら怖すぎる! と撤退。ほかにいくつかよさげなところを目星付けて、いったん休憩。30分前に出直す。カメラを構える人も数人確認。
 神社の入り口近くは、車や徒歩でやってくる人々がバラバラと集まり、月上る方向を見上げている。
 
 そして時間になり、風に吹かれて少し斜めに曲導が月に照らされて上る。
 当初は縦アングルで構えていたが、満月前日の月に照らされる群雲の表情が趣あり、横アングルに切り替えた。


▲左側の電球のあかりでオレンジ色になっている辺りが神社の参道のようだ








▲染め分け芯


▲月が雲間から見えてきた




▲電柱にひっかった





 
 時刻通り、無事終了。最大8号であった。


 ここも番付あるんだけれど、愛染様と一緒で全く頼りにならないw 号数確認用www
 さすがに初日に気付いた。

 なんですかね、越後の奉納花火は玉名はどーでもいいんですかねw まぁ、周りの人も別に番付持っていなかったしなぁ。
 最寄り駅もうちの地元と同じで、夜になると駅員さんいなくなるのね。さすが県内最小市ベスト4仲間だw