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ハードな1週間でした

2012-03-30 21:57:00 | 花火
 もう1週間経ってしまう。
 この1週間は本当に久々に仕事がきつくて、かなり凹った。状況はあまり変わっていないが、来週もがんばろう。


 ということで、新作花火コレクションで受賞を逃したけれど気になった花火を…。


▲新作花火コレクション「天体の環~planetary ring~」新潟県 本田和憲さん(片貝煙火工業)

 ダブルリング型の花火やポカ物を飛ばして円を描く花火などで「環」を表現。これはダブルリングの外側が時間差で色変化していったもの。動画だとその様子がよく分かるが、写真だとこうなるのだね。でも色星の変化が明確で非常にきれいだ。
 なんかいろいろと手が込んでいるのだよね、この花火。リングものや時間差変化はほかの花火師さんでも見るけれど、両方一緒なのは初めてかな。これは、柏崎や片貝でも見てみたい。



▲新作花火コレクション「故郷に咲く、桜」福島県 糸井秀一さん(糸井火工)
 福島県からは2社がエントリーされていた。それぞれ復興の思いを込めて打ち上げた「花」をテーマにした花火。プレゼン中に気持ちがこみ上げてきて言葉に詰まっていたのが印象深い



▲新作花火コレクション「撫子」秋田県 新山良洋さん(大曲化学工業)
 色つきフラッシュを持っている新山さん。そのフラッシュで「撫子」を表現。ワンポイント遅れてフラッシュが来るのがイマイチなのかな。静止画的にはフォトジェニックな花火でいいんだけれど。



▲新作花火コレクション「えだまめ はじけとび~んず」石川県 窪田悠樹子さん(北陸火工)
 プレゼンが一番熱かった人。なんだか一生懸命さが伝わってきた。そして若干メタボ気味な枝豆たちのオンパレード。枝豆千輪が来るぞ来るぞと思ったが、来た瞬間は笑ってしまった(^▽^)
 今回、別な花火師さんがビール花火を上げたのだが、この際コラボして夏にセット売りを(笑)



▲新作花火コレクション「枝垂れ桜に毬文様」福岡県 脇野正裕さん(ワキノアートファクトリー)
 大曲ではこれは減点になってしまいますね~。毬文様は1点だけ完璧な綾模様を出して印象に残った。あれ覆輪を組み合わせたのかな。うまく姿勢制御できれば凄い花火になりそうな気がする。



▲新作花火コレクション「The Sun Drop Diamond~イエローダイアモンドの輝き~」静岡県 窪田大輔さん(光屋窪田煙火工場)
 昨年20周年記念大会で優勝した花火の続編なのかな。一つひとつが手が込んでいて、キラキラしていてきれい。冬の雪原キャンバスって、輝度の明るい花火が似合うなぁと思う。

新作花火コレクション2012

2012-03-25 20:01:00 | 花火

▲開始直前。昼の雨が上がった!

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 今年の初花火となった新作花火コレクション。はるばる秋田・大曲まで行ってきた。

 金曜の夜の夜行バスに乗って出発。このバスは途中の一切休憩個所がない。乗務員のみ休憩する。秋田まで軽い軟禁状態となる。
 途中、やけに長く止まっているなぁと思い、カーテンの隙間から前をのぞいてみると。ズラーッと車の渋滞。やけに大きなSAなんだなぁとうっすら思いながら睡魔に飲み込まれていった。
 で、朝、明るくなってきたので再びカーテンの隙間から外を見る。ん?「鳴子」って書いてあるぞ。鳴子温泉辺り? あと1時間で着くのか? って???だらけになっていたら、結局夜に東北道が事故&雪の影響で通行止めとなっていたそうだ。私が夢うつつに見た渋滞は、高速上か一般道での大渋滞の一時だったようだ。

 そんなこんなで2時間遅れで雪舞う秋田に到着。
 すっかりいろんな予定が狂った。

 とりあえず朝ご飯だけ食べて、大曲へ入る。しかし、その先の移動手段がないので、結局昼過ぎまで時間をつぶすことになる。午後のバスに乗って、ようやく会場入り。
 すっかり出遅れたが、昨年同様パンフレットの売り子に。人を見れば「パンフレット販売中です~」って声掛け。偉い人にも花火師さんにも自動発生器のように言う(笑)。

 それにしても天気予報通りの冷たい雨が降っている。さらに時折強い風が吹く。…うーん昨年と同じ!?
 


 ところが、花火打ち上げ直前に何だか雨が止んだ。風は時折吹くものの、昨年ほどではない。というところで、打ち上げ開始。
 最前列かぶりつきモードで花火を見る。
 ちょうど大曲花火ときめきネットワークさん制作の「夢灯り」が手前にあって、なんだかいい感じである。

 ということで、本日は結果速報のみ。


▲金賞「新緑のチカラ」 群馬県 小幡知明さん(菊屋小幡花火店)
 始めの方は銀ばっかりで、アレって思っていたら、後半に緑が出てきた。
 5/3の茂木も同様のテーマらしい。


▲銀賞「日本の花~侘寂~」 山梨県 山内俊幸さん(山内煙火店)
 和火だから、露出思いっきり解放。おかげ夢灯りもきれいに、ついでに自分の影も入っている。


▲銅賞「ふるさとに願いを込めて」 福島県 酒井崇嗣さん(菅野煙火店)
 震災からの復興を願い、色とりどりの花をテーマに持ってきた。菅野さんの千輪はいつも少し暗いのが分かっているのに、また露出失敗orz


▲銅賞「Change The World~変わり続ける彩りの世界~」 秋田県 久米川和行さん(和火屋)
 4号玉で3度変化、5号玉で4度変化。写真だとよく見えないかもしれないけれど、ちゃんと色変化しとります。
 


▲銅賞「虹のアーチ」 神奈川県 和田順さん(ファイアート神奈川)
 雨の後に空に出る虹を半円の時間差で表現。さらに、虹色の千輪で色とりどりに。個人的には虹の表現を花火鑑賞士特別賞に押した。


▲特別賞「灯心草」 福岡県 筒井計介(高田花火工業)
 灯心草とは和ろうそくの芯に使うイグサ科の植物とか。植物好きとしてはその草がどんなのか知りたいのが先立つ(スンマセン)。作り込み方は違うのだけれど、1枚の写真になると某社の某花火に色合いが似ているなぁ…。


▲花火鑑賞士特別賞「観光名所 東京編~東京タワーとスカイツリー~」 東京都 小勝康平さん(丸玉屋小勝煙火店)
 型物なので各個トリミングしてくっつけてみたが、左が東京タワーで右がスカイツリー。よくできましたという感じ。東京タワーよりスカイツリーが大きくなるよう意識していたのであれば、◎を上げたい。
 ちなみに今年の鑑賞士特別賞は接戦だったそうです。




▲受賞された皆様。
 皆さん、おめでとうございます(右から金賞~花火鑑賞士特別賞)。また、入賞されなかった方も、きれいな花火をありがとうございました。

週末は新潟へ 後編

2012-03-20 14:02:00 | 雑事つれづれ

▲酒の陣会場にいたレルヒさん。新潟の高田に日本に初めてスキーを伝えたレルヒ少佐のゆるきゃら…というかきもきゃら?
 大人の事情のお話をすると、口のところに中の人の目がある見当。だから偉く背が高い。遠くからもすぐ見つかる。

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 朝の新潟行きに乗る。
 結局東京から新潟まで全部各駅停車だ。


▲朝の小千谷駅。やっぱり結構雪多いな。


 9時前に新潟に到着。
 すでに「ときメッセ」(酒の陣会場)行きのバスに列ができている。開場は確か10:00だったと思うのだが、朝も早よから飲む気満々だな。
 いったん駅前のコーヒー屋で休憩。隣の子も後ろの人も「新潟清酒達人検定」のテキストを開いている~。
 バスに乗ってみれば、座っている子もテキストを開いている。結構多くなったのね、受験者。でもバスの女の子たちは検定試験をなめきっていて、すでに頭の中は試験後の呑み放題にシフト。あれじゃ、「銅の達人(3級)」にはなれないぞ。

 ときメッセに到着。
 すでに入場待ちの列がグルグルしている。

 その脇をすり抜けて、「新潟清酒達人検定 銀の達人(2級)」の受付を済ます。
 しばし最後の足掻きなどをしていざ本番。


   orz

 難易度高くなっているんですが…。
 まぁ、銀の達人クラスになるとテキストを丸暗記したぐらいではダメなのは、過去2度も落ちているから分かるんだけれど…。何もここにきて難易度上げなくてもいいじゃないか~(T◇T)
 しかもこの問題、実は昨年地震で中止になった時の問題なんだよね。

 難易度が上がったのは、試験開始30分後で確信した。試験開始30分後から退出可能なんだけれど、だれも立ち上がらない。みんな、この問題に手こずっているんだ。
 一昨年もその前の年も、結構な人が30分経過時に席を後にしていたんだけれど(私もそうで、そして落ちているのだが)、今回は最初に席を立った人は40分ぐらいたってからかな。
 マークシート方式で設問数は変わらないから、それだけ考える時間が必要ってことみたい。

 しかもテキストだけでは絶対わからない範囲の問題も出るわけだし…。
 もう駄目っす。
 自己採点すらしたくないほどの絶望感で試験を後にする。


 こうなったら飲んで飲んで飲みまくるしかないな(きりっ)。
 この試験受験者は酒の陣会場に1,000円で入れる。


 オリジナルおちょこをゲットして入場~って簡単ではなかった。朝グルグルしていた入場待ちの列は、階下まで続いていて、その最後尾に並べという。
 一昨年までは試験会場から直接入れたのに~。って文句を言っても仕方ないから、おとなしく最後尾に並んで30分ぐらいかけて入場する。ふと、手にしたビニール袋を見ると、そこに先ほどの試験問題の答えの一つがあった。あ、この問題は当たっていたわ~。

 ということで戦闘開始である。
 ただの呑兵衛の私は、大吟醸なんてあまり好きではない。とはいえ、越淡麗は県を上げての推奨品なので舐めてみる。

 うん、「かたふね」がうまいな。

 そして各蔵へ。
 少し飲み進むうちにすきっ腹であることに気付く。へぎそばを立ち食い。そして更に突入~。

 各蔵で3~4種は試飲したな。
 そして、長岡の蔵の前で長野の花火鑑賞士とばったり。いや、来ているとは知ってはいたが、5万人の来場者の中で会うなんてことあるんだねぇ~。
 
 そして、さらにピッチを上げて飲んでいたら、記憶が途切れた。
 うっすら記憶が残っている中で訪問蔵数をカウントしたら40ぐらい行っているようだ。例年25蔵ぐらいでギブアップしていたので、無茶しすぎである。

 以後記憶が断片的になる。
 でも、▼のような画像を冷静に取っているところ(それもほぼ自分の中の予定時間と一致している)から見ると、変なことをはしていないようである。


▲3時少し前の会場風景。退場口の階段上で撮っている。例年の撮影ポイントである。この時間になるとフーズブースの人ごみが結構減るのだね。奥の人いきれで霞んでいる辺りが酒蔵ブースである(撮った記憶はない)。



 ときメッセ脱出から新潟駅の記憶が全くないのだよねぇ(笑)。
 歩いていないようだから、普通にバスに乗っているのだろうけれど…。新潟駅で新幹線チケットを現金で買ったのは覚えている。で、ちゃんとホームの番線を確認し、2号車の自由席通路側に座ったのも覚えている。
 東京までは爆眠だったのだろう。

 新幹線から乗り換えて、ちょっと乗り過ごしたが無事に最寄駅に到着。フリー切符が自動改札からまだ出てきたので、終了しました~と駅員に渡すぐらいの理性も残っている。
 8時前に帰宅。即寝た。



 新幹線の車内誌に「トランヴェール」がある。これがクライアントさんが好きだから、私がJR東管内で出かける際は必ずお土産にしている。
 だけど、今回は

 「アー 持ってくるの忘れた~」

って思っていたら、ちゃんとカバンに入っていた。妙なところは記憶の範疇外で冷静な行動をとっている私である。

 それにしても会場で買ったおせんべいはどこに放置してきたのだろう…。
 


週末は新潟へ 前編

2012-03-20 11:54:00 | お出かけ

▲国境の長いトンネルと抜けると雪国で、夜の底が白くなる「土樽駅」
 あれ、想像より雪が少ないな…。

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 ウィークエンドパスで新潟へ。往復するだけでお得な切符である。
 土曜日の予定は夜だけなので、各駅停車でのんびり旅。新宿から湘南新宿ラインに乗って高崎で乗り換え、水上で乗り換えで約5時間で小千谷に到着である。
 2月までの豪雪情報もようやく収まったので、県境付近の運休もないだろうと挙行した。


 ウチのベランダもそうだが、関東地方も総じて花が遅い。色味のない雨の関東を抜ける。さすがに水上付近にだけは雪が積もっている。
 清水トンネルを抜けると新潟県土樽駅。あれ、雪が少ないなぁって言うのが素朴な感想。雪国生まれの雪の多少は通常人の常識とはかけ離れているのであしからず。
 湯沢界隈のスキー場は週末だというのにガラガラであった。うーん、スキー&スノボ人口激減だなぁ。私もスキーを止めて10年以上たつ。

 魚沼盆地に霧が立つ。





 春の訪れである。
 空気は暖かいのに(手袋不要であった)、地上に大量に残る雪に冷やされて、地表付近で一気に白くかすむ。八海山もスキー場も酒蔵もすべてミルク色の霧の彼方である。

 小出や堀之内辺りの方が、県境付近よりよっぽど雪が多いなぁと思いつつ、小千谷に到着。実家の近所の残雪は2メートル近くあるので、完全雪靴で来たのだが、道には雪は全然積もっていなかった。


 一応彼岸の入りなので、実家で土産のひよこまんじゅうを供える。ひよこは九州銘菓とは知っているが(ちゃんと本社も訪問したもん)、東京もれっきとした工場がある東京土産である。
 しばし甥っ子姪っ子と全力で遊んだ。


 夜、飲み会に出かける。
 長岡の「花火の駅」主催の「2L写真展出展者パーティー」である。
 私は比較的あちこち飛び回っているが、あちこちでお目にかかる方はやはり東京近郊の方が中心。長岡まつりを見ていると、新潟の花火撮りさんもたくさんいるんだけれどなぁと思いつつ、なかなか接点がないままであった。
 今回はそんな方々とお近づきになれる好機であり、長谷川館長には素直に感謝したい。
 会場には、「花火の駅」で展示されていた写真も持ってきていただき、展示の雰囲気を味わえた。

 のこのこ東京から出向いて行った(酒の陣とか新潟清酒達人検定との抱き合わせではあるが)若輩者を受け入れて下さって、ありがとうございます。

 また、どこかでお目にかかりましたら、お気軽にお声をかけてくださいな。
 とりあえず、長岡まつりの日には干乾しになって土手に並んでいますから…。