gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

冬は入院の季節!?

2022-03-28 15:21:00 | 雑事つれづれ
 自分、皮膚が弱い。お日様に当たってもダメ(だから真夏でも長袖)。また、歩きすぎるのもよくない(ボーっとしていると、10キロ20キロ歩いていることがままある)。それは分かっているのだけれど、体調がイマイチだと、これが大きな痛手となる。
 3月半ば、いつものようにアトピーのかかりつけの皮膚科に行くと、かかりつけ医が「あ、これは入院レベルです。今すぐ入院の手続き取りますから…」と。ふぇ!? 入院!? 確かに患部は真っ赤になっているし、熱を帯びていて痛いし…。え、でも今から入院!? しかも、あの骨折でお世話になった病院!? え、バスじゃダメ!? 今すぐタクシーで行け!? いや、急に入院しろと言われましても、最低限行先の病院の診察券取りに家に帰らないといけないし…。
 まぁ、それだけ重症化していたというわけなんだけれどさ…。取り急ぎ、目的の病院にタクシーで向かう。11時までにという時間内には着いたが、さすが地域基幹病院のひとつ。12時過ぎても呼ばれない。あんなに急がせなくてもよかったんじゃね!? と検査用の血を抜かれつつ思った。

 1時過ぎにようやく診察室へ。患部を見た医師が、これはすぐに入院してもらい、抗生物質を打ちましょうと即決。こちらの返事もよく聞かないままアッチュー間に入院ということになった。
 事前に掛かり付け医の方で、「個室入院」と聞いていたので、それだけは阻止しようと(だってお高いんですもの)、「絶対大部屋でお願いします!!!!!」としつこくお願いし、無事大部屋となる(前回の骨折入院時もいろいろあったのよ、個室上乗せ問題)。と、ここまで来てようやく荷物を取りに自宅へ返される。が、ここで痛恨の忘れ物をし、三度自宅にタクシーで戻るという事態になり、まぁバッタバタの入院であった。
 そんなこんなで、大部屋の一角、ベッドの上のみが我が牙城となり、荷物をロッカーに入れてベッドに横になる。それを見計らってか、点滴一号がやってくる。
 その日より朝昼晩夜中と点滴で薬剤を入れ、体内の炎症を抑えるという治療が始まる。1回の点滴に約1時間かかるが、そのうちにもう少し早く終える方法を知る。が、血管に点滴針を刺したままなので、2日に1回はそのルートを変える必要があり(血管がボロボロになりますねん)、みるみる腕が赤班で埋まっていく。しかも血管も徐々に固くなっていくので、痛みに強い自分でも「結構痛いぞこれ」って思うレベルであった。

▲腕に刺されたままの点滴針

 点滴開始後、数日は特に患部の変化は現れなかった。足は赤く腫れたまま。
 嘉瀬翁花火を見逃し(協賛してました)、しょんぼりとしていること、主治医が、「お、ずいぶん足の斑点がキレイになっているじゃないか!?」 と初めてポジティブな感想を述べた。その翌日も、「これは今週末に退院できるかも…、土曜か日曜に…。」
 そこで、もう一押し!! 「先生!母が入院していて25日に新幹線のチケット取っているので、退院はできれればもう1日早い金曜日にお願いできませんか!!」と…。実際、母は白内障の手術していたし、片貝の新作に合わせて新幹線チケットを取っていたので、うそはついていない。
 主治医は、経過次第だねとだけ言って一旦退室したが、翌日、翌々日と点滴の効果が明らかに出てきたことで、本当に金曜日の退院が確定した\(^o^)/

 今回、体内の原因菌を一応駆除したことになるので、しばらくは再発しないでおくれよ。
 



富士山花火(富士山見えたよ→語弊)

2021-12-19 11:51:00 | 雑事つれづれ

▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)
 まだ暮れ切らない空に、花火が上がる。しかも野村玉(もったいない)。観覧車の左下の光は多分スキー場yetiの光(もう滑れる模様)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 静岡の煙火店「イケブン」さんが「富士山花火」を催すという情報が秋に飛び込んできた。場所は…えっ!? あの前年の「絶景花火」とほぼ同じ場所じゃね!?
 瞬時に、霧に覆われた前年の残念なシーンが思い浮かぶ。いや、あそこでやるのは無理じゃ…と思うのは仕方ない。
 時期も近いし、会場も近いし…。何でそんなところで花火チャレンジをしたがるのだろうという疑問が浮かんだ。

 気にはなるが、ちょっとペンディング。が、意外な面から行く気になる。
 イケブンさんだけではなく、野村さんと片貝さんも参加という情報。野村さんはともかく、片貝さんがこんな感じの打ち上げに参加することが珍しい(と感じた)。
 片貝さんが富士山に来るとなるとこれはいかねば…という謎の義務感(笑)で、一気に行く気になった。

 幸い、この花火、東京からのバスツアープランも設定されており、車ナシの自分には実にありがたい仕様であった。ということで、ツアーを申し込む。
 開催日が近付くにつれ、天気予報をあちこち確認し、どうやら前年のようなこと(霧で花火がほとんど見れなかった)にはならないらしいことを確信して、当日を迎える。

 新宿からは3台のバスが出発。昼を挟む移動なのに、車中での飲食厳禁(コロナ対策※水分補給や飴等は可)で、途中のSAは10分のトイレ休憩のみ。昼ごはんなしで、14時前に現地に到着する。
 
 自分の観覧場所がゲートから一番遠い場所(なお花火は近い)だったので、とりあえず山登り(会場のぐりんぱは富士山の斜面に展開している遊園地なので、必然的に斜面を登ることになる)。購入したエキサイティングエリアは一番標高が高い場所で、ひたすら坂道を上り、とどめの階段を上って到着。とりあえず三脚を置いて、ウロウロする。
 ここでプレス対応のお姉さんが、特定の場所(公式カメラマンエリア)以外なら三脚どこでも大丈夫ですよと言われ、後方に三脚を立ててみたのだが、これは後程別のスタッフに地べたに座って撮れと矯正された(まぁ、そういう風に書かれていたし)。
 どうやらプレス対応のお姉さんと注意したお姉さんは別系統の仕事らしく、連携が取れてなかった模様。まぁ、初回だからそんなことが発生しても仕方ない。

 ウロウロしてとりあえず観覧車が見える場所に三脚を置く。

 この花火の画期的な点は、打ち上げ開始が16:30ということ。冬だから、暗くなったら打ち上げるというスタイル。ちなみに終了予定は18:00。
 実際の16:30はまだ結構明るかったんだけれどさw

 会場にはフードカーが数台来ていたが、どこも30人ぐらい並んでいたのでパスした。まぁ、リュックにおやつ(前日まで山の温泉に行っていたので、煎餅とかチョコとか)仕込んでいたしw

 場所もウロウロしたけれどとりあえず定め、特にやることも無くなって、ただ時間が過ぎるのを待つ。結構ウロウロしていたらしく歩数計は2万歩超えていたけど。
 とりあえず、富士山は正面には見えていたけれど、角度的に自分の場所からは終始山頂に雲がかかっている状態だった(下のほうが良く見えていた模様)


 まだ空が結構明るい16:30に太鼓の演奏が行われ、そのまま花火の打ち上げ始まる。


▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)徐々に暮れてきて、後半にはしっかり見えるように。なお、富士山は観覧車の向こうの雲の向こうに…心眼で見るのです。稜線は見えるんだけれど、山頂だけお隠れあそばしていた(以後ずっとこの状態)


▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)


▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)


▲花火一幕(野村花火工業:一〇八の輝き~黄昏時に富士のすそ野に浮かぶ108の花火)



▲花火二幕(イケブン:「火」ignis「大地」terra)



▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 まさかのニャンターマインからのネコが単発で!


▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 夜空より早く片貝星が瞬く


▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 バリエーション豊富な千輪も


▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 八方も美しく


▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 星芯がバッチリ正面を向いて、またたくシリウス


▲花火三幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 千輪のバリエーションがこの後に続く


▲花火二幕(片貝煙火工業:富士の霊峰に日本の安寧を願う)
 スターマインの締めに千輪再び



▲花火四幕(イケブン:「光」lux 「愛」amare)


▲花火四幕(イケブン:「光」lux 「愛」amare)



▲花火五幕(野村花火工業:一つ一つの美しさが人々の心の記憶に…)


▲花火五幕(野村花火工業:一つ一つの美しさが人々の心の記憶に…)


▲花火五幕(野村花火工業:一つ一つの美しさが人々の心の記憶に…)


▲花火六幕(イケブン:「水」aqua「未来へ」futurum)


▲花火六幕(イケブン:「水」aqua「未来へ」futurum)


▲花火六幕(イケブン:「水」aqua「未来へ」futurum)

 最後の3枚の花火は、動画で見るとこんな風(https://youtu.be/4OTYn3rrZqw)になっていて、前から横から後ろから、トラ花火が一斉に上がって花火に取り囲まれた。後ろからの花火には正直ビビった。エキサイティング自由席の「エキサイト」の意味がよく分かった瞬間だったw



 帰路も、バスで新宿までバスで楽々(海老名までトイレ休憩がなくて焦った)。
 シリーズ化を目論んでいる花火らしいが、来年以降のさらなるブラッシュアップが期待できる。

 富士山花火と銘打ってあって、確かに富士山が目の前にそそり立っていたのだが、自分が見ていたエリアからは雲が山頂に湧き上がっていて、山頂が終始見えることがなかった。これが下の方の席だったり角度を変えたりすれば富士山頂が見えて、タイトル通りになった模様だが(それらの素晴らしい写真はネットにたくさん出回っています)、一番近くが故に富士山山頂を見られなかった。まぁ、富士山の稜線は見られたので(前年はそれすら見られなかった)、一応富士山花火の名目はアリ。
 個人的には富士山にそこまで執着はないので、別に大した問題ではない。花火さえ見られれば十分である。

常総の花火特別版

2021-12-13 22:30:00 | 雑事つれづれ

▲いきなり上玉が3発上がる

 「常総の花火」はその質の高さで人気の花火。茨城の有名な煙火店のほか、全国から選りすぐりの煙火店が参加する関東有数の花火大会である。が、ここもコロナ禍で2年連続の中止となってしまった。
 そんな中、クラファンで常総の花火を上げるという話。ホイホイ課金しました。
 しかし、打ち上げ日は告知されるものの、打ち上げ会場はシークレット。うーーん悩ましい~。

 しかし、蛇の道は蛇。

 得た情報を基に、駅から30分ほど歩いてその場に立つ。風下予報だったけれど、これ以上歩くのはもう嫌だぁという感じで、そこに三脚を立てる。
 結果としてはそれでよかった模様w

 真っ暗な中、右手の方から火が噴き出す。
 いきなり3発打ちなんて聞いていない!! 


▲そして、次はあの五重芯ががががががががががが!! しかも2発上がったよ!! 

 なんなの、なんなの!? 通常の常総は8号玉なのに、この尺玉大盤振る舞い何なの!? 


▲上中下とえらいこっちゃ


▲怒涛の400mワイドスターマインでつかみはOK!!(野村花火工業)

 そして、芸協の対打ち。見たかったんだよ~。秩父での対打ちが無くなっちゃって、飢えていたんだよ~芸協対打ち!!(CANONさん、復活していいのよ)


▲昇曲付天空のユートピア(秋田県 今野義一)


▲里山の忘れ柿(群馬県 小幡知明)


▲昇曲付虹色のグラデーション(山梨県 齊木克司)


▲猛きオリオンの涙(山梨県 齊木智徳)


▲昇朴月四季の彩艶(新潟県 本田正憲)


▲昇朴付マドンナブルーの華&夕映えの椰子(長野県 青木昭夫)


▲昇木葉付マーガレットの花(長野県 篠原茂男)


▲昇小花八重芯ステンド牡丹(静岡県 田畑朝裕)


▲昇曲付スノークリスタル(愛知県 磯谷尚孝)


▲ワイドスターマイン(山崎煙火製造所 ※埼は正しくは山編に立可なのだが、このブログはこの字を入れると全面的に化けるため別字)


▲ワイドスターマインでフィナーレ!! 田んぼの真ん中にある小さな神社がいい感じにシルエット化


 いやぁ、15分とは思えない、素晴らしい濃度の花火でした。常総の本気を見せてもらったぜ!! 
 風下になるかと思ったけれど、いい具合に煙が流れてくれた感じ


冬の湯河原花火大会

2021-12-13 00:44:00 | 雑事つれづれ

▲花火打ち上げ前、オリオンが夜空に打ち上げられていた

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 伊豆半島では結構花火が上がるところがあるのだが、やはりコロナで近年は寂しい。熱海は頑張っているが、その手前の湯河原はコロナだけではない事情で大規模な花火を上げられなくなっていた。
 湯河原の花火は海上に台船を浮かべ、そこで花火を打ち上げるというものだった。その台船の具合が悪くなったらしく、現在は使えないらしい。
 確か湯河原の台船って、花火開始の3日前だったかに東京湾から曳航を始めるものだったように記憶しているのだが…。何らかの事情でそれが使えなくなったらしい。

 ただの細長い鉄の平らな船なのだが、これが結構お高い。

 ということで、今回の花火は、陸上で打ち上げることになった。


 が、湯河原は海辺まで民家や商業施設、国道などがあり、且つ砂浜はめっちゃ細長い。そんな状況のどこで花火を上げるのだろう!? と思ったら、海っぺりの湯河原海浜公園で上げるという。

 え!? 隣なんか建物あったよね。隣、中学校だよね。道挟んだところ建物でいっぱいだよね…。スペースを見てみてもそれほど広くない。これは尺は無理なのは理解したが、保安距離的に5号も上がらないのでは…。

 案の定、4号玉までだと知る。

 そして、場所が場所だけに見る場所が少ない(ほっそい砂浜海岸からだと角度がイマイチ)。さて、どこで見よう…。
 こんな時にはグーグル先生。マップであっちこっち見てみたら、眺めのよさそうな高台に気付く。ってか、そこ車から見る場所としておすすめポイントだった。車は持っていないが、どうやら三脚を立てられる場所がありそうなので、そこを目指すことにした。
 駅から東海道線をくぐって、急な坂道を上る。夏じゃなくてよかったよ。

 目的地に着いたら、先客が数人。その隣に三脚を設置。

 確かに眺めが良い。真下に東海道線があり、その向こうに町が広がり、奥に海がある。もちろん海は真っ暗で見えないが、海浜公園はしっかり見えそう。

 真っ暗中、人様の話を伺っていると、知っている人が複数いることを知る。ひっそりと闇に溶け込んでおくw
 
 19時以降はドライブイン花火系(町公認)の人々が続々と後方の道に列をなし、花火を待つ。

 左上空に大きなオリオンが瞬く中、打ち上げ開始でございます!!


▲台船が使えなくなったため海浜公園からの打ち上げ。建物がそばにあるため、4号玉までしか打てない、


▲海浜公園でも海っぺりの方に筒を設置し、少しでも保安距離を確保しようという意図を感じる


▲本店さんらしいカラフルな色使い


▲暗めの和火からのカラフルな色への変化


▲紫色も本店さんはよく使う。難しい色でもある。


▲パステルカラー


▲八方物の引き先が赤で止まる聖礼花カラー


▲聖礼花カラー


▲右の玉の濃い発色


▲ブリティッシュ聖礼花…だったっけ?


▲カラフルな扇がぶわっと


▲変態扇も大きく開く


▲フィナーレは濃厚な原色の扇と金冠

 15分という短い時間でかつ遠花火ではあったが(この日は200mレンズ使用)、本店さんらしい花火をしっかり見れて幸せだった。

57年ぶりの五輪の輪

2021-07-28 22:54:00 | 雑事つれづれ

▲予行飛行時の白いスモーク

 前回の東京五輪が1964年。大河ドラマ「いだてん」でも描かれたオリンピックだ。
 私の両親は、東京で出会い、結婚を機に同郷である新潟に帰ってきた。1963年あたり。東京オリンピックの前だったらしい。自分が生まれたのはオリンピックから何年か経ってからだったので、どうせなら見てから帰郷すればよかったのに…。
 当然あの年のブルーインパルスも見ていないし、当時はカラーテレビも持っていなかったからその様子も見ていないはずだ(うちは割と遅くカラーテレビ導入したので、子どもだった私の記憶にもモノクロのテレビが残っていたりする)。

 東京でブルーインパルスがカラースモークを引いて飛ぶのはこの1964年以来だという。
 

 確かに、昨年コロナ禍の医療従事者応援という名目でブルーが飛んできた時は白いスモークを引いていた。自分も自宅のある建物の高台からそれを目にした→前年の記録

 東京オリンピックは、コロナ禍で1年延期され、2021年夏に開催されることになった。その開会式の日に、ブルーインパルスが1964年以来の五輪をカラースモークで描くという。

 それは見たい!

 だが、コロナが治まらない現状はあの高額チケットを手に入れた人すら会場に入れない「無観客開催」となった。とはいえ、メインスタジアム辺りは人が密集するだろう思われることで、地図をじっと見て、どこで見ようか思案する。

 なんだかんだと東京住まいの方が田舎暮らしより長くなっているので、何となく目星をつけて21日(その日に予行演習が行われる噂が出た)に出かけて、スタンバイ。
 同じことを思う人は当然いて、それでも界隈にいたのは10人ちょっとだったと思う。
 結局その日は空振りとなる。

 翌日、再度同じ場所に出かける。
 前日より明らかに人出が増えている。それでもまだかなり余裕がある状態。周囲の人が持つ無線機から、どうやらこの日はテイクオフしたらしいことを知る。

 そしてキターーーー!! 


▲予行なので白いスモークを引いたブルーインパルスが北から南方向へ一直線に飛んで行った。

 その後、左に旋回し、後方のビルの陰から出てきたブルーは、5つの輪を描き始める


▲雲の白さにスモークが溶け、また風が割と強くて、何となく、輪っか?という感じに(そしてこちらのレンズが対応できない近すぎた~)

 orz



 ということで、2日後の本番リベンジを心に刻む。

 2日後の23日は東京五輪開会式である。この日、ブルーインパルスは先日と同じコースを飛び、1964年の東京五輪以来のカラースモークでの5つの輪を描くことになる。
 メインスタジアムに近い新宿御苑は、朝イチから大勢の観客が集まった。そんな状況を見て焦った。とりあえず、先日よりも早く家を出る。だいたい同じ場所ではあるが、より視界が開ける方に行ってみる。そこにはすでに先客がいたが数人といった感じ。これなら大丈夫だなって、持参したイスを広げて時間が過ぎるのを待つ。

 いい天気だ、ブルー日和だ。

 しかし、その後、四ツ谷の土手の上は大勢の人が集まり、後から後からやってくる人が土手から押し出され、自分がスタンバっていた前に続々と入ってくる。道を挟んだ反対側の草ぼうぼうのところにも人が分け入り始める。なお、この場所は某重要施設の近くのため、警官による警備が行われているのだが、藪に人が入りだしたため、おまわりさんも藪の中に入らねばならない状況に…、



 そして、展示飛行が始まる。コースは先日と同じだ。


▲これが一番黒スモークが分かるショット


▲角度が変わると黒ってそう見えないのよね(上の写真と並びは同じ)


▲東京タワー方面へ向かうブルー


▲後方からメインスタジアム方向に飛び、散会。5機が大きな輪をそれぞれスモークで描く。


 なお、この日も雲が浮かび、風も若干強かったようで、くっきりとした輪っかはしっかりとは見えなかった。でも、色とりどりのスモーク痕は空に浮かび上がり、わずかな時を経て空へ溶けていった。

 ひょっとしたら、これが最初で最後のブルー五輪になるかもしれないと思うと、若干センチメンタルになった。