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台風の後は春の支度

2010-10-31 21:10:00 | 

▲花火ファンタジア@NARITA花火大会in印旛沼

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 天気は予想よりも早く回復した。
 出かけようかなって思ったときは粉糠雨が降っていたが、支度をしてドアを開けたら、それは上がっていた。

 園芸店へ春の準備に。
 球根3万球!って横断幕がかかっている。いや、さすがにそんなに植えられないさ~。
 せいぜい30球で…。



 チューリップにクロッカスにスイセンにアネモネにヒヤシンスを購入。
 チューリップは毎年全球は咲いていないのだけれど、それでも春の花の筆頭だものね。今年はオランダ球と富山球を買ってみたが、結果はいかに。
 クロッカスはなかなか球根が育たないので結局毎年買っている。ヒヤシンスは水栽培だし…。
 結局球根植物は花が終わってからが大事なんだよね。チューリップは、球根が育つには少々日本の気候があったかいのが難点とか。スイセンはまだ掘り返していないんだけれど、花後に十分栄養を蓄えたとは思えない。植えっぱなしで増えて行くとは言われるが、地面のないベランダではなかなか条件が厳しい。

 それでもやめられないんだよね。

 今年はアネモネが新顔。アネモネはどうも蕊の表情が毒々しくって好きになれなかったのだけれど(実際有毒植物)、「菊咲」という種類ならそのあたりの表情が和らぐのがあって、つい手が伸びた。
 もう植え付け時期の後半だから、早く植えなくてはいけないんだよね~。とりあえず水曜日にアクションだな。
 ヒヤシンスは去年と同じチャイナピンクにしようかと思ったけれど、別なピンク種にしてみた。ピンクと一口に言うけれど、結構濃淡があって、どんな色合いになるのか咲くまでのお楽しみである。


 園芸店までの道筋にオシロイバナの種が散らばっていた。その近所の家で咲いていたものが飛び散ってきたらしい。丸々と太ったものを5粒ほど拾ってくる。
 これは来年春まで取っておく。


 さて、ベランダのアサガオがさすがに弱ってきた。アブラムシが付きだした。とりあえず薬剤を噴き付けたが、早々に撤収だな。
 クレマチスは今年最後の花の時期。あと3輪ほど咲きそうである。それが終わったら、冬に向けての剪定だな。思ったよりいい成長具合なので、この冬にもう一種増えるかもしれない。
 チロリアンランプは、ただいま成長中。赤と黄色の花(正確には花ではないのだが)がベランダを明るくしている。
 ペチュニアはピンクも紫も最終開花といった感じ。もうしばらくしたら切り戻して冬越しの準備である。
 オステオスペルマムは込み入った茎を整理したら、花をつけ出した。1輪咲き終わっては次の1輪が咲くといった感じ。これは多年草なのでそろそろ株の更新をしなくてはいけないのかもしれないが、まだこのままで行けるかな。
 マムの足元にはこぼれ種のスィートアリッサムが満開状態。その横が開いているので、冬の花・ノースポールも買ってきた。ついでに、冬のベランダが寂しくなるのでジュリアンも買ってきた。
 白リンドウはようやくつぼみが膨らんできた。あんまり寒くなるとつぼみのままで開花せずに終わってしまうので、今少し冷え込みを抑えてほしいなぁ、と思ったりする。



台風をカレーで待つ

2010-10-29 21:40:00 | 雑事つれづれ



▲花火ファンタジア@NARITA花火大会in印旛沼

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 そして、この寒さにくしゃみぶっ放しのはなたれ小僧になりーの…。ついでに微熱も出た。




 電車中に一気に冬物(というか、厳寒物?)コートが目立つようになった。
 まぁ、私も出がけに思わず1枚下に着込んだのだが…。

 どうも、東京の寒さに甘えてはイカンという戒めがある。新潟の冬はもっと寒いはずだもの。そういうわけで、私はマフラーも手袋も東京ではしない。実際そんなに堪えない。
 そして冬物厚手オーバーコートは12月まで着ない事にしている。

 雪国生まれの(無駄な)矜持である。だから風邪をひく。




 そして明日は、台風がやってくる。
 関東に直撃か!って勢いで。

 天気予報は土曜も日曜も傘マーク。「雨、暴風を伴う」と。天気予報のお姉さんは、「傘をさしても濡れます」と断言する。

 そんな状況に人々は戦々恐々で、帰りしなに覗いたスーパーは棚がスカスカ。肉も、魚も野菜も棚が見えるほど人々の買い占められている。
 おそらく、レンタルビデオ店もものすごい勢いで貸し出されているんだろうなぁ。

 そんな人々の熱気にあてられて、肉も魚も野菜もついでに米も、ついついたんまり買い込んでしまった。
 とりあえず、カレーは作る予定だったので。

 最近の店のカレーライスって、インドとかタイとかに偏っていたり、はたまたレストランカレーなんて上品ぶったりしていて、「おうちのバ-モンドカレ-」的なものがない。

 まぁ大抵の人は「おうちのカレー」は家で食べるものなのだろうが、一人暮らしはそうするにはそれなりの覚悟がいる。
 「3日3晩カレーで行くぜ!!」という気合。
 いや、無理して連続して食べなくてもいいんだけれどさ。ほら、カレーの匂いって、何食食べても食べたくなるものじゃない?

 横浜勤めの時はこういうときに「とりあえず合格点」なお店があったんだけれどなぁ。

 まぁ、明日夜ぐらいは大なべでカレーをクツクツ煮ていることだろう。
 あ、ちなみに「バーモンドカレー」ではない。S○Bの缶入りカレーパウダーからルーを作るんだよん。



 でも明日は本当に出歩けないのかなぁ。
 ようやく春ベランダへの準備ができそうで球根類の買い出しに行こうと思ったのだが…。
 とりあえずは早めに起きて、早めに行動しようっと。




木枯らし→冬→柑橘類→お菓子

2010-10-26 21:00:00 | 雑事つれづれ

▲尺玉連発@NARITA花火大会in印旛沼
 キラ芯ステンド。パステルカラーだね。

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 この間まで汗をかいていたような気がするんだけど、今日「木枯らし1号」が吹くかもって実感がない。ベランダではまだアサガオが咲いているしね…。

 って、今のところまだ「木枯らし」認定はされていないみたい@気象庁。近畿地方は宣言したようだね。


 で、こう寒くなってくるとついつい気になる柑橘類のピール。昨年買ったまま放置してカッチカッチになった文旦の砂糖漬けをバキバキ齧りながらカモミールティーを飲んどります。だって今日日向夏のピールを買ってきたんだもの。もちろん、宮崎物産館で。
 今年は萩の光圀本店から夏ミカンの砂糖漬けをお取り寄せしちゃおうかなぁ~。もちろん、夏ミカン丸漬けも一緒に。
 http://www.e-hagi.net/mitsukuni/

 それにしてもこの店のコレって「決まりもの」があるのって強いね~。こうやって東京から買おうかと迷わせるだけでもその存在感に感心する。
 ・夏ミカンの丸漬け=光圀本店@萩
 ・千成最中=千成最中本舗@巣鴨
 ・のり巻き=志乃多寿司@人形町
    ここは本当は稲荷寿司なのだけれど、私はのり巻き派
 ・マカロン=ピエール・エルメ@伊勢丹(笑)
 ほら、私でもこれだけのこだわりがある。

 たぶん、まだほかにもあるような気がするのだが…。



花火の駅

2010-10-25 20:56:00 | 花火

▲尺玉連発@NARITA花火大会in印旛沼
 椰子芯のステンド菊だと思ったが、よく見ると変化星だ!

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 週末の疲れなのか、すっかりダルダルな月曜日。


 23日は実家に帰る前に長岡の花火鑑賞士に会いに行った。長岡で「まちの駅」として、「花火の駅」を開いている方である。

 http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/s-center/machi/nagaoka.html#ng08
 http://www.hanabi-chuetsu.co.jp/blog/index.php?e=17

 そこは花火のミニ資料館であり、花火の写真も飾られている。そこで見た三尺玉の写真。どこからどう見ても長岡の三尺だけれど、記憶にない。
 だいぶ前の嘉瀬さんの玉だという小割点滅。かつての長岡三尺のバリエーションの多さを目の当たりにする。色千輪とか結構上がっていたんだ~。
 今の長岡三尺って黄金すだればかりだものね。確かに長岡らしいし絵になるけれど、こういうバリエーションがあってもいいなぁって思った。

 片貝みたいに黄金すだれの日とそうでない日に分けてもいいのかもね。そうなると阿部さんとか瀬沼さんとかが苦労するんだろうけれど…。
 阿部さんは今年新色三尺を出してきたからまぁいいけれど、瀬沼さん頑張ってくれないかなぁ~。ぜひ瀬沼さんに千輪物をがんばってほしい気持ちがある。

 というのは、私が少しだけ関わっているスタマの内容を千輪に変えてほしいっていう野望があるからなんだよね。そのスタマは瀬沼さんのところだってわかっているからさ~。
 あそこも娘が継いで若い血が入っているんだから、これからグイッと伸びてほしいよ。

 やはり花火のマニアックな話は楽しい(笑)。うっかり閉館時間を過ぎても話し込んでしまった。まだまだ花火の奥は深い…。


6年目の10月23日(土)

2010-10-24 21:47:00 | 新潟県中越大震災

▲6年目の妙見道路崩落現場
 普通の通勤道路に戻っているが、右手から落ちてきた大岩のシルエットだけが「あの時」を物語る。

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 6年目のその瞬間、あの場所に立っていたのは私一人だった。

 朝から各駅停車に揺られて小千谷へ向かう。
 国境の山々の紅葉はやはり遅い。震災1週間後に湯沢で見た紅葉がやけにきれいだったことを思い出す。目立つのはナラ枯れの茶色い帯。ドングリのなる木である。クマが里に下りてくることは夏のころから分かっていた。

 小千谷の手前の旧川口町では、黄色いハンカチが揺らめいている。震度7の町・旧川口町では黄色いハンカチが復興の象徴となっている。
 いったん小千谷を通り越して長岡へ。

 所要を済ませた夕方、長岡のイベントのある会場に向かう。
 そこでは竹の中にろうそくが仕込まれており、今まさに点火が始まったばかりだった。

 ちょうど良い時間にバスがあって、それに乗り込む。小千谷に入って最初のバス停で降りる。そこは2人の犠牲を出したあの有名な場所である。日中は献花台が置かれ、黒服の係員が待機していた。だけど夕闇迫るこの時間、それは撤去作業中だった。
 闇に溶けていく大岩のシルエットはあの日のままである。この道は地元の人の通勤の道で、この日のこの時間もたくさんの車が行き来する。ここで右手のアンダーパスに潜っていくと、被害が大きかった東山や旧山古志村へと続く道となる。街灯の少ない道をヘッドライトをつけて車が何台も山を上っていく。
 やがてその瞬間が訪れる。
 県道沿いのバス停でただ一人の黙とう。

 その2分後に来たバスに乗って小千谷駅方面へ。
 小千谷でももう公式の慰霊行事は縮小されており、駅前は日常の風景。6年前に大きな被害を受けた家が撤去され、そこがぽつんと抜けている。6年間放っておかれた川向こうのビルもようやく撤去の方針が決まったらしい。
 家に向かう途中、ちょっと寄り道。
 明日のイベントの前夜祭として、キャンドルが点されているという場所に向かう。




 あの夜、実家に最も近いここに近在の人が集まった。だけど度続く余震に、この建物も危ないかもしれないと、寒空の下に出されてしまった母たち。電気もガスも水道も電話も全部途絶したあの晩、正確な情報はほとんどだれも持っていなかった。
 満月が上る綺麗な夜空はあの時を思い出させるとキャンドル傍に立つ人が言う。

「だんだんイベントが小さくなっていくけど、やっぱりこの日だけは特別なんだ」という声も聞こえる。

 震災後に生まれた甥っ子が母と一緒に来ていた。一緒に実家に帰った。