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ぎおん柏崎まつり海の大花火大会

2014-07-28 21:41:00 | 花火

▲まだ夕焼け残る空に上がる10号玉。片貝らしい引きの長い冠菊

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 ここ3年ほど豊田おいでんに浮気していた私。ガッツリかぶったことは少ないけれど、移動の体力や、新潟に来たら自動的に実家に立ち寄ることになるスケジュール調整が難しいのである。
 ということで。久々の柏崎である。


▲スターマイン。大好きな紅点滅千輪がふんだん


 2009年当時、会場近くにはまだ中越沖地震で被災した方の仮設住宅があった。今はそれも無くなり、駅前には再開発の集合住宅が建ち、ブルボンの新社屋が建設中である。
 ついでに言えば、以前は「ぎおん柏崎海の大花火」だった名称が「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」に少し変化した。「ぎおん」の名を冠することから察せられるように、元々は柏崎の八坂神社の祭礼である。まぁ、神社の祭礼チックだと「政治と宗教」というものに抵触するためこうやって名称が変わることはよくある話である。



▲海空スターマイン。要は斜め打ちってこと。
 〆の千輪段落ちが、某煙火店を彷彿とさせる

 久々の週末開催となるため、気合いを入れて小千谷の実家を3時半に出発。4時に到着した時は、すでに路上にまで列が伸びていた。最後尾で椅子を置いて、ウロウロ。朝焼けに柏崎刈羽原発(停止中)の灯りが浮かび上がる。
 ブルーシート規制外エリアは、ビニールテープと石できっちりと区画取りされている。なんと約20日前から場所取りが始まっていたらしい。
 あんまり早くからそれをやると、規制区画以外も規制されちゃうぞ。


▲ベスビアス特大ワイドスターマイン

 夜明け前は海風が心地よかったが、お日様が上るとその直射日光にじりじりと焼かれて一気に汗が出てくる。日傘で日差しを避け、なるべく動かずにやり過ごそうとする。
 6時ごろに夜行バスでやってきた友人と合流。お疲れ様です。
 トイレを借りにコンビニに行くと、もうすでに行列が凄いことに…。



▲ベスビアス大会中空スターマイン

 7時の開場で砂浜へ飛び出す。大抵の方は砂浜最前列か、フラット石畳エリア前列に行くので、カメラ向きの席は少々で遅れても何とかなる。それでも、普通に電車で行くとなかなか場所がないけどね(信越線が根性なくて、開場前に着かないのが悩みである)。
 それにしてもここは超大型三脚が多いなぁ。撮る人も脚立の上に立って撮るから、高所恐怖症の人は無理である。

 そういえば、スピーカーの配置が変わっていて、少しいい感じになっていた。
 もともとミュージックスタマ的なものがないから、音響にこだわる必要がないのよね。そもそも私はミュージックスターマイン推しではないから。

 花火は音まで腹で受け取って楽しむものである!



▲ブルボン提供 超ベスビアスワイド海中空スターマイン
今年はプチシリーズ推しで、キャラクターのクマの型物が最初に舞った。その後、海中空花火へ一旦移行し、最後にワイドと海中空の競演という、もうどこをどう撮ったらいいの!!って感じの展開であった。もうあとは魚眼しかないな…。


 日差しが服を通り抜けて痛い感じに早々に撤収。恒例のネットカフェお籠りである。
 しかし、暑い。駅までにタオルがしっとりである。駅向こうに出てみると、そこにミスド発見! あのふわふわかき氷を今こそ食べるぞ!っとダラダラ汗を流しながら入店すると「発売停止中」とのこと。冷たいものが手に入らないガッカリ感で滝汗と化す。
 カレーパン(実はミスドのカレーパンは好き)とガリガリの氷イチゴでクールダウン。1時間ほどまったりするが、なかなか汗が止まらない。
 
 実はこの日の新潟は異様に暑く、県内全域において37度を記録するところ多数であった。それって、微熱じゃん! 普段の体温が低めの私が一番苦しい発熱帯である(逆に38度を超えるとしゃんとする特殊体質)。


▲尺玉100発 1,500メートル一斉打ち上げ。これが全部入るレンズ選定が柏崎には肝要である。でもつい曲導部で位置調整をしてしまうため、100本の曲導を撮り逃すことが多い

 ミスドの目と鼻の先のネットカフェに到着。初めての利用なので会員登録からスタート。また新たな会員カードを手に入れてしまった。花火の行く先々のネットカフェを制覇しつつある私である。
 禁煙席がすでに満席なのは痛かったが、マッサージいす席に納まる。
 昨年12月に愛知県のネットカフェで読んだ漫画の続きをゲットして、マッサージスイッチオン! 
 昼食もここで食べて(野菜系が全くなくて驚く)、少しウトウトして、ジュースも飲んで味噌汁も飲んで…。結局12冊ぐらい読んだかな(『月刊少女野崎くん』はジワジワ来る)。
 覚悟を決めて外に出る。
 ふと我が身を見ると、紺色のカットソーに白い模様が…。塩が吹いている~。汗が蒸発して塩が残っている状態である。



▲超ベスビアス海中空V型スターマイン
 あれ、向こう側への打ち込み方が変わった? 保安距離問題なのかな…。

 駅前はさすがに人通りが多くなってきた。有料となったプログラムをゲットして、海までトコトコと歩く。日は傾いたとはいえ、暑いぜ。
 朝場所取りしたところに着いたが、即冷たい飲み物が欲しくなり、買い出しへ。しかし、すでにぬるい飲み物しかなく…。酒処の新潟であるからして、いろんなアルコールも扱っているが、さらに汗をかく要因になるだけなので、あきらめた。
 おとなしく日没を待つ。
 
 だんだん人が戻ってきて、目の前が結構人でいっぱいになったころ、やはり立って撮ろうといきなりセット替えする私。座って撮るのも楽だけど、気持ちが立てと言っている。



▲超ベスビアス海空V連打打ちワイドスターマイン

 きれいな夕焼けの後、太鼓が始まって、そのフィニッシュにいきなり尺玉7発が上がる。聞いてないよ~! まぁ、一応撮ったけれど。
 その後、メッセージ花火が上がって、そして偉い人のあいさつがあって、いよいよ打ち上げ開始。
 大玉の雄片貝煙火である。大玉の見せ方がきっちりと分かってらっしゃるので安心して見ていられる。まぁ、越後の煙火店はどこも尺が基本だから、その辺りは手慣れたものであるけれど。




▲ベスビアス特大ワイドスターマイン

 港の突堤4本を使って広い会場に右に左にと打ち分ける柏崎の花火は、意外と風の影響を受けて煙が滞留しやすい。日中はもったりとした煙の動きで心配したが、いざ本番となると煙が上方へと引き上げられて、結構なクリアな視界となった。
 あれ、コレ、近年まれに見る良コンディションじゃない?

 気づいたらテンションあがりまくりである。
 まぁ、私はひとりでニヤニヤしているぐらいだが、後方の巨大三脚のお兄さんが何だか雄叫びを上げている。




▲大型ベスビアス海中空スターマイン

 最初は律儀に単発花火も撮っていたのだが、次第に撮らなくなってくる。普通のスタマもあんまり食指が動かない。ワイドスタマとか、海空中花火とか、しかもそこにふんだんに尺玉がまぶされていて、その尺の玉も実は進化している。そんなものを正面で見せられると、脇の花火がどうしてもね…。それでもおさかな芯は忘れずに撮ったけれど(実はこの型物芯は結構好きだったりする)。
 そんな花火ばっかり見ていると花火の「贅沢病」になってしまうところが悩みどころだ。



▲超ベスビアスワイドスターマイン

 玉の複雑さとか色使いとかではもっとすごい煙火店もある。でも生まれてこの方こういう越後の花火を意識しないままに見て育ってきた私には、打ち上げのテンポとかゆったりとした引き先の動きとかが実に精神安定剤なのである。
 興奮しつつも、穏やかな心持になるのは何故だろう。



▲日本一の海上三尺玉二発同時打上

 楽しいなぁ、花火! おもしろいなぁ、花火! もうそんな小学生の感想みたいになってくる。


▲柏崎市民一同


▲怒涛の尺玉300連発 ハート芯漣菊


▲怒涛の尺玉300連発 続いてスマイル芯(^ー^)


▲怒涛の尺玉300連発 分砲千輪連打
 

▲怒涛の尺玉300連発 ここで見られてうれしい、大柳火! 一番気合い入ったぜ


 花火終了後、柏崎駅で危険な混雑をかいくぐり、信越線→上越線へ。しかし後続の列車が遅れているということで、長岡駅で25分待機。小千谷駅に着いたのが24時であった。
 スイカで出ることができて、プチ感動。


鎌倉花火大会(初)

2014-07-25 02:49:00 | 花火

▲夕暮れの材木座海岸。この辺りは空いていて、のんびりとした雰囲気

 実は初めての鎌倉花火。
 見てみたいなぁって思った時は、すでに平日開催に移行していた。首都圏は人が多すぎるのが一番のネックよね、場所に対しても警備の人に対しても…。
 今年も平日に行われた訳だが、どうも仕事的にそれほど忙しくないようだ…。ということで、午後半休を取ってカメラを持って鎌倉に向かう。



▲10号鎮魂の花

 鎌倉駅に着いたのはもう午後4時を回っていた。すでに駅前は混雑の様相で、人の動きが明らかに海岸へ向かっている。その流れに乗って行けば花火会場に着く。
 が、すでに正面の海岸は満杯ということで、途中で材木座方面へと誘導される。まぁ、最初から材木座方面に行くつもりだったからいいんだけれどね。

 鎌倉は大学時代から寺めぐりをしていてほとんどの寺を回った。だから材木座周辺も何回か来たことがあるはずなのだが、もうすっかり忘却の彼方である。



▲10号鎮魂の花

 ちょいと住宅街で方向を見失ったが、何とか海岸に到着。
 まだ海水浴客が泳いでいる時刻。

 風が海から思いっ切り陸に向かって吹いているので、角度を変えようとズンズン逗子の方に歩く。結局、海岸の一番端っこまで来てしまった。まぁ、正面には台船があり、その奥に稲村ケ崎が見えるし、奥にはうっすら江の島も見える。
 何よりも人が少ないのがいい。しかも足下砂じゃないし…。
 ということでここに落ち着くことにする。


▲スターマイン

 ひとつ失敗したのは、ここまでプログラムの配布(販売?)を全然見かけなかったこと。そのうちどこかで手に入るだろうとタカをくくっていて、またもや失敗してしまった。
 まぁ、プログラムラインナップ自体は事前に入手していたからいいんだけれどね。
 霞んだ鎌倉山の向こうに夕日が沈むのを、おにぎりを咥えながら見送る。

 17時に海水浴は終了となり、その辺りから花火観覧客が続々と集まってくるのが顕著。とはいえ、この端っこはそもそもの人口密度が低いので、お互いに気にならない空間を開けながら各自が好きに座っている。


▲匠の花火 昇曲導付三重芯変化菊

 打ち上げ時間が近づいてきて、いきなり時間前に花火が上がる。
 鎮魂の花火。
 まだ青青しい空に白い花が手向けられ、海に溶けていく。

 そして開幕。
 しかしここまで放送の音が聞こえてこない。波の音がうるさいぐらいだ。

 花火がやおらに上がるのを追いかける。
 で、気づいた。この位置、水中花火を真横から見る感じなんだ…。花火の広がりが感じられず。同じ個所で半円が開く。その花火が小さくなったり大きくなったりするのは、花火を投げ入れる船が近づいたり遠のいたりしているのだろう。

 まぁ、打ち上げ花火がクリアに見えればいいから…。



▲匠の花火 紅芯緑ランタン

 時折上がるスターマインも横から重なっているからか、どうも飛び気味。あとで人の写真を見てワイド展開であったことを知る。
 ここは、由比ガ浜の町明かりや、会場に浮かぶヨットの灯りがユラユラ見えるのがいい。江の島の灯台も時折光を発している。
 コンディションが良ければ、富士山も見えるのかもしれないな。



▲匠の花火 ひまわり千輪菊


 花火の内容はずいぶん落差がある感じだな。
 いい花火もあるんだけれど、腐った玉も結構あって、見ていてガッカリすることもしばしば…。
 隣のオジサンが、鎌倉は金がないから花火がいまいちなんだよねぇって言っていた。オジサンのおすすめは逗子らしい。


▲匠の花火 昇小花付夜空のコサージュ

 アナウンスは聞こえないが、花火リストを見ながら追いかけて、何となくほぼ進行はつかめていた。だがなんだか間が空いている。何かトラブルがあったのかな?
 って、あとからやはりトラブルがあったことを知る。

 ということで、最後のパートに入る。
 そしてあっさり終了。
 うーん、やはり予算が少ないのかな…。


▲匠の花火 立体きのこ 
 なぜこれ?

 帰り道、大して急がずに駅に辿り着いた。鎌倉駅は既に入場規制中。途中のバス停で「逗子行き」待っている人の列に加わればよかったのかな…。
 駅で人込みのひとりとしてゆるゆると進み、20分もしないうちに駅に入ることができた。ホーム上にはすでに横須賀線が停車している。一番前の車両まで行けばまだ空いていた。そこで帰宅ルートを検索し、大船で東海道線に乗り換えることにする。
 大船で電車を乗り換え、新宿でもう一度乗り換えて帰宅。



▲匠の花火 波響の詩

 初の鎌倉花火の感想は、期待しすぎはよくないのかもなってこと。
 仕事が忙しくないときにこんな感じで顔を出すことにしよう。つまりは仕事優先ってことだな。
 あと、逗子マリーナ辺りで一度見てみるのもいいかなって…。





▲錦先緑飛遊星といった感じ。これ、昨年の片貝でも見たが、ひょっとして流通もの!?


▲パステル芯と親星の輝度が違いすぎて苦戦


▲ポカものの星が色変化


▲水中花火はこちらからはほぼ同じ場所に上がる感じで広がりがない




▲グランドフィナーレスターマイン。花火の右側が由比ガ浜の灯り、左側はヨットの灯り


雷と花火~東京競馬場花火大会

2014-07-21 23:11:00 | 花火

▲この日を象徴する1枚。撮ろうと思って撮れるものではないショットですな。

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 連休中日は、東京競馬場の花火へ。
 最近は、どこの花火情報誌にも載っていないけれど凄い花火だってことで悪目立ちしているようで…。もともとは地元還元的イベントみたい。

 まぁ、ネット全盛のこの時代、全く内緒でやるなんてことは不可能なので、ちょっとアンテナの張っている人ならすぐ分かってしまうもの。しかも今年は府中市制60周年ということで、市の方で大々的にメッセージ花火を募集していたから、結構早い段階でその日付は分かってしまっていた。

 昨年は、前情報もよく分からないまま行ってしまい、場所取りに致命的なミスを犯したのでそのリベンジ。
 やはりよい席は早い時間に行かなければ確保できないということで(見るだけなら直前でもOK)、10時前に到着。スタンド自由席の最前列をゲットする。まぁ、ほかにもいい席はあるんだけれどね。
 そしていったん帰宅。前日の後片付けなどをする。
 時々東京アメッシュをチェックし、雨対策も練る。アメッシュ的には16時過ぎまで目立った雨雲はなかったが、出がけに雷音があったので、カッパと傘を持って夕方出発。現地着は開始2時間前だった。
 席に着いて空を見上げると、怪しい雲が…。そんな様子をネットに上げているうちに細かい雨が降ってきた。
 これはヤバイっ! と濡れてもいい荷物だけを置いて屋内に撤収。
 東京競馬場には前面ガラス張りの席もあり、花火の時間帯もそこから見ることができる。そこに移動して雨の様子を見る。


▲明らかにゲリラ豪雨的雲が競馬場を覆う。この直後、向こう側が見えないほどの雨が降り、場所取りしているシートがめくれるなど突風も吹いた。

 まぁ、雨雲さえ通り過ぎれは打ち上げされるだろうと高をくくっていたのだが、1時間たっても雨が止まない。むしろ雷がやってきた。
 こりゃ、ひょっとしたら止めるかなって思っていたころ…
 「開始時間を20分遅らせて花火大会を行います」というアナウンス。偉いぞ、東京競馬場&府中市&丸玉屋小勝煙火店&玉屋(&関係の皆々様)

 しかし、開始10分前になっても雨はやまないので、カッパをかぶって席に戻る。
 そして19:40に打ち上げ開始。最初は府中市制60周年記念のメッセージ花火。プロポーズ花火などもあったりして、結果が気になるところである。
 雨はまだ止まないが、大屋根から落ちてくる雨のしずくが、照明を浴びて光のシャンデリアのようになっていてきれいだった。

 そして花火本番。雨もだいぶ小止みになってきた。

 しかし、まだ会場正面がピカピカしている。まぁ、光と音のタイムラグから少なくとも30キロ以上離れていて、しかも雷雲はこの現場から離れつつあるから大丈夫だろうと思う。

 だが、雷雲は結構活発で、思いがけないショットがたくさん撮れてしまった。
 ある意味凄い花火大会となった。




▲ノイズじゃないよ、雷だよ


▲これもいいタイミングで落雷


▲ニコちゃん花火、雷を見るの図


▲型物花火で、ピンクがすべてハート花火


▲3~5号と小さい玉が多いので、シャッターを開けっぱなしで数を稼ぐ










▲大屋根にかかるのが敢えてポイント




▲グランドフィナーレ始まる


▲第3コーナーから第4コーナにかけての小型煙火と、中央部のトラ吹き出しで作る富士山、そして打ち上げ花火


▲だんだん自分の煙で見えなくなるのよね

 打ち上げ終了時には、雨は上がっていたが、まだ遠雷は光っていた。
 そして最後にこんなオチが…。



▲最も近い駅は「府中競馬正門前駅」です

 まぁ、私は是政駅利用だから何の問題もなかったけれどね。


最後のたまむら花火大会(今の会場で)

2014-07-20 12:46:00 | 花火

▲広幹道開通記念花火 特殊演出スターマイン 虹ロード
東毛広域幹線道路開通記念の花火。たまむらスマートICとも直通となって非常に便利になったのだが、それによって花火打ち上げ場所が変更となるという皮肉も…

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 3連休は花火2連チャン。さすがに最初から3連チャン飛ばすほど体力がない(お財布の)
 
 初日はたまむらへ。
 初めて電車&バスで行ったが、現場到着10時ぐらいなのに、三脚がほとんどない(@Д@)。
 おいおい、現会場での打ち上げは今年が最後なんだぞー、とか、広幹道祈念花火とか少しパワーアップしているんだぞーとか思ってみたが、やはり泣く子と天気には勝てないってことか…。皆さん神様の方なのね、多分。
 と思ってネットを見てみると、その頃の伊勢は雷雨に見舞われていたという。この3連休、天は人々を遊ばせるつもりはないらしい。


 この日、大きなお友達のたまり場「両水」はいつもの場所が撤収されいた。遊具の移動に伴う撤収なのか、この日はいい年をした大人がそれらを占拠するので苦々しく思われていたのかは謎である。
 いや、こんな天気の中、朝から駆けつける好き者って、おいらたちだけですぜぇ。

 それが証明されたのが夕方。いつもならレジに大行列ができ、サッカー台に人々が群がっている時刻、レジがガラーンとしている。外は猛烈な雨だからである。それでも早めにやってきた人々は両水に避難していたが、明らかに人数が少なすぎる。
 当然この日は花火系食品の売り上げは最悪で、なんと花火開始前に半額シールが貼られる始末。花火終了時にもそんなのが残っていたので、半額スイカとかいろいろ買い込んできましたよ、私。


 それでも花火開始時にはかなり雨が弱まり、予定通りの打ち上げ開始。


▲開幕スターマイン。さすがにまだ水滴が付く。煙も滞留気味で乱反射および花火隠し。


▲故・田口氏追悼花火。誰??って思ったら、たまむら花火の功労者とのこと。あ、お祭り善治さん的存在? この型物花火がたくさん上がったのだが、白芙蓉なのかなぁ。お好きだったのかしらん。


▲時々風が吹いて、花火が見える。


▲大スターマイン。最初は和火の柳ばかりだったので思いっ切り絞り開放で撮っていたら、その後の本体は思いっきり明るい花火で間に合わなかった。小幡さんの暗い花火と明るい花火の間のない打ち上げ方は、撮り手としては好きではないし分かっているのにまたやられたorz いいもん、和火好きだもん!




▲おなじみの型物コーナー。ハートやニコちゃんをはじめ、ドラネコやカエル、ネコ、ブタ、アン○ンマンなどが上がった。

 この後にぐんまちゃん花火も上がったけれど、今年はタイミングがずれた。さらにその後のたまたんスターマインは、通常花火にまぶされて上がるので、どうしたらよいものやら…。



▲広幹道開通記念花火 特殊演出スターマイン 虹ロード のスタート
左側中ほどに赤い四角が点々とあるのが、その道路(のフェンス)。この日は、開通前の道路が観覧場所として開放されていた。



▲10号玉


▲大スターマインから


▲大玉競演から


▲大玉競演から


▲小幡さんらしい色使いだな。多分7号玉と思われる


▲10号玉5発①


▲10号玉5発②


▲10号玉5発③ これはこれで盆がでかくていいな


▲10号玉5発④ よく見ると八重の変芯変化菊なのね


▲10号玉5発⑤ 四重芯変化菊

多分、煙の彼方で開いた10号がもう一つの四重芯だと思うことにする(全く判別不能だった)


▲Dream of 38,000


▲Dream of 38,000


▲Dream of 38,000 最後は銀一斉。当然飛びます


 ちなみに来年以降の打ち上げは、現在の場所から少し離れたところとのこと。やはり大きなスーパー(ベイシアか?)がそばにあるので、溜り場はそこで確定かな(笑)

河口湖山開き花火

2014-07-06 17:35:00 | 花火

▲本日は指定席に富士山おらず…。雲も低く垂れこめて街の明かりを映している

 一月ばかり断花火だったので、久々。
 ということで、天気は良くなさそうだと思いつつ、河口湖へ。1月以来である。あの後、大雪が降って、冬花火は軒並み中止となっていた。
 案の定、富士山は低い雲の中にどっぷりと浸かっている。歓迎の雨も降っているし…。


 冬場はほとんど観光客がいなかった河口湖もそれなりに観光客が来ている。何しろ駅前の「ほうとう不動」が営業しているのを初めて見たよ。冬はいつも閉まっていて、つぶれているのかと思っていた。
 それにしても富士山の外国人人気って本物なのだな。明らかに日本語以外が飛び交っている。中国韓国系はどこの観光地も同じだが、ヨーロッパ系言語も聞こえてくる。夜、花火について聞かれた人もヨーロッパ系の人だった(珍しくカタコト英語が通じた)

 富士山が出ないと分かっていても、とりあえず大池公園へ。冬場足元が悪くて駅から歩く気にならないところである。一応富士山構図を確かめつつ(富士山いないけど)…。

 花火開始20時までの時間つぶしに、八木崎公園へ行ってみる。
 昔(てっ! 約20年ぶりだよ)、仕事で行ったような気がするのだが、記憶の中とちょっと違っているような…。
 ラベンダーはなかなかな咲きっぷりで、会場一帯にいい香りを振りまいている。物販売り場の屋台コーナーでは閉店直前の半額投げ売りが行われており、富士宮焼きそばと中津唐揚げを押し付けられる(本日の夕食)。


▲最初は箱ものダブル

 それでも時間が余ったので、一応船津の方も下見。
 この開山祭の花火は、船津の方が開催主体のようで、積極的にアナウンスが行われている。駐車場も満杯で、湖岸の階段に家族連れなどがすでに座っている状態。

 筒を確認。
 って、冬場とほとんど同じ気がするのだが…。冬は10分、今回は30分。だが、どう見ても同じセットのようで…。
 本店の偉そうな人も今日は畳岩の方にいるよ

 だけど、畳岩は岸から近いから、3号・4号だよね。一回りして大池公園に戻る。ひっそりとしたものである。
 三脚をセットしても周りに誰もいない30分前。過疎りすぎだろ。


▲小型煙火と飛遊星で形にはなるが…

 そうこうしているうちに人が少しずつ集まってきて…。でもやっぱりがらがらである。そして20時打ち上げ開始。
 最初はちまちまと畳岩で小型煙火スタート。仕方がないが、遠い。

 だけど、あそこは打ち上げ場所が近すぎて画になりにくいのは、冬花火の経験が物語る。


▲柳物が落ちるのを待っていると、必然的にいろんな花火が入ってくる

 一応何段かにパートが分かれているような気がするが、静寂な大池公園は花火の音(と子供の騒ぎ声)しか聞こえず…。

 ……予算、だいぶ削られているんじゃない!?



▲牡丹に蝶。鹿と猪はまだですか~

 終盤になって(おそらく)5号が混ざりはじめる。横位置では入らなくなったので、縦に振る。まぁ、元々富士山が入ってこないから横である必然性は1ミリもなかったんだけれどね。


▲4号千輪は寂しすぎるので、3枚ほど合成してみました

 打ち上げ直前に少し強かった北風が止んだのだが、そのため煙が滞留する状態。まだたっぷり湿度もあるしね。そして、弱く風向きが変わる。



▲結構いろんな煙火店さんの型物が上がっていたが、撮る側にやる気がないので…。って却ってきれいじゃないか!?

 なんか、見覚えのある型物(ハート、星、桃、カエル、ネコ等々)が終盤に上がってきたが、終盤でそれ!?という状態。姿勢制御がうまくいかなくって、なんだかわからないものもあったし。まぁ、モモは山梨名産だからいいけどさ(あ、桃買ってくるの忘れた)。


▲終盤になってようやく聖礼花。でもちっちゃい。でも畳岩で見るより近い分ましか…。


▲色違い


▲ということで、聖礼花系はこの日は3発


▲フィナーレは錦冠。縮小したら色が変わったが、もう直すのも面倒くさい


 一応きっちり30分で終了。でも、消化不良感が…。

 女子飲み会の方に参加するべきだったかなぁと電車に揺られながら考えた。