gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

大曲の花火2020【延期だけど】

2020-08-31 15:04:00 | 花火

▲オープニングワイドスターマイン

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 花火の町、大曲(大仙市)では春夏秋冬の花火がある。
 だが、コロナ禍の今年はすでに「冬」と「春」と「夏」の花火中止(延期)が発表されていた。落胆。

 しかし、そんな状況下でもほぼ週末ごとにプライベートやシークレットの花火が挙げられていたのも大曲である。花火の打ち上げ数は少ないが、ほぼ毎週上げているんじゃね!?
 この調子なら本来の「夏の章:全国花火競技大会」当日も何か上がるんじゃね!?
 ということに気付いた6月末、ホテルに予約を入れてみた(全国花火競技大会延期の報が出た直後だったので、割と空いていた)

 そして、8月下旬。内容はわからないが花火が上がるだろうという思いで新幹線に乗る。そのころには知人の何人かはすでに現地入りをしており、大体の様子はわかるようになってきた。
 夕方、いつもの土手に行くと、いるいる、人がわらわら…。もちろん、会場には桟敷もイスも設置されていない。だが、通常駐車場になっている箇所には車が止まっているし、フラットな面にイスを置いている人がいるし、斜面の草の上にも人がいる。

 何よりも某テレビ局が高画質映像&音を撮ろうとドセンターに縄ばって、マイクを何本も立てていた。



▲土手の上と下にずらりとマイクが屹立


 これ見たら、地元民は何か今日やるぞって、丸バレだよなぁ…。そもそも前日からTVで「生中継でお送りします!」なんて番宣してたしなぁ…。

 ということで、いつもの場所でスタンバイする。思ったよりも人が少ないのは、せっかくならかぶりつきで見たいと最前列辺りに陣取る人や、風向きから対岸に行った人がいたからだと思われた。
 暗くなるにつれ、明らかに人出が増えてくる。警察も早くから来ていて、車道に立ち止まらないように、人を誘導していく。暑い日中に車に避難していた人もいたので、夕日が落ちると彼らも外に出てきた。

 そして、20時。
 某局の番組は、1時間前から中継を始め、前年の花火を映していた。
 20時過ぎ、今年の花火に点火される。


▲オープニングワイドスターマイン

 日中に筒場もよく見えていたので、ワイドスターマインが来るのもわかっていたが、やはりここでこれを見ることは感慨深い。


 続いては、大曲の花火に出品する花火業者28社による尺玉の打ち上げ。()内が打ち上げの順番。全部はここには上げていないので、飛んでいます。


▲10号(2)昇曲導小花咲四重芯変化菊:新潟県・阿部煙火工業


▲10号(5)さくら咲け:福島県・菅野煙火店


▲10号(7)糸の群滝:静岡県・三猿煙火
 もっと開放して撮る準備しておけばよかった…。


▲10号(9)昇天銀竜万華鏡写輪丸:秋田県・和火屋
 大曲の人たち、これ大好きよね。うわッという声が上がる。


▲10号(11)世界に広げよう、助け合いの輪:山梨県・マルゴー
 表と裏と出全然見え方が異なった花火。裏に行きたかったような…。でもスライド変化はこちらの方がよく分かった。動体で見るときと静止画で見るときで形が違って見えるんだよね、これ。


▲10号(13)紫水晶(アメジスト)をちりばめたペンダント:秋田県・響屋大曲煙火店
 

▲10号(14)五重芯菊先水色銀乱:群馬県・菊谷小幡花火店
 小幡さん五重芯出してきたーー



▲ワイドスターマイン「STAY ALIVE」


▲ワイドスターマイン「STAY ALIVE」


▲ワイドスターマイン「STAY ALIVE」


 尺玉の打ち上げ後半


▲10号(19)ひとときの輝き:東京都・丸玉屋小勝煙火店
 ゆったりと星が伸びていく


▲10号(22)昇曲導付三重芯越後の向日葵:新潟県・片貝煙火工業
 向きばっちりの向日葵! 型物的なものと多重芯を組み合わせた片貝さんらしい玉だ
 

▲10号(23)マドンナブルーの花:長野県・紅屋青木煙火店
 久々に美しいマドンナを拝めた


▲昇銀竜五重芯変化菊:秋田県・小松煙火工業
 そしてぐいぐい小松さんも五重芯!


▲10号(27)虹色のグラデーション:山梨県・齊木煙火本店
 虹~!玉名までは知らなかったので、ここでちゃんと出会えてうれしかったよ。


▲10号(28)昇曲導五重芯変化菊:茨城県・野村花火工業 
 さすがの野村、優勝!

 そしてエンディング…。

▲フィナーレ 特大スターマイン
 フィナーレ、北日本花火興業さんだから、型物出てくるってわかっていたんだけれど、今は花火そのものを見たいがゆえに、今回は型物撮影はパス。でもみんなに笑顔を広げたいという今野さんの思いはしっかり伝わったよ!
 いつもは桟敷のある所も今回は原っぱのままで、人がまばらに座っているのがわかる。


 某生中継の進行に合わせての花火だったので、不自然な空きタイムもあったけれど、まさかこんなに充実した内容になっているとは思わなかった。

 花火が終わると例年のように、こちらの観客席から光のメッセージが始まる。すると、対岸の花火師さんも赤い光を振り返してくれた。
 当日は花火玉出品の煙火店さんも現場で激近で花火の打ち上げを見ていたらしく、想像よりも多くの赤い光が揺れていた。


 こうして2020年の大曲の花火は終わった。
 早くコロナを治めて、来年はちゃんと花火大会出来るといいな…。

21世紀初京都と40年ぶりの花火

2020-08-25 17:01:00 | 花火

▲ホテルの部屋からの眺め。この範囲内に花火が上がると思っていたこともありました…。山の中のライトの光は、京都タワーなどを絡めて撮っていた方でしょうか…。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 西国観音霊場巡りは、近畿地方を中心とする33の寺をめぐるものである。ここ数年は草創1300年ということで、オリジナル朱印や、散華などの特別なものも授与されていた。この期日が今年の年末までとなっていた。ということで遅まきながら、奈良の寺巡りを始めたのが1月のこと。ええ、あの骨折の出来事である。
 骨折の翌々日は京都のお寺をめぐる予定だったが、あまりの足の痛さで断念(当たり前だよ、骨折していたんだよ)。あれで、3月まで入院し、さらに6月の抜釘手術でまた入院。そして世間はコロナでいっぱいになっていた…。とても遠出できる状況ではない。
 が、そろそろ回らねば年末までにコンプリート(結願)出来ない!
 
 そんな時、嵐山で花火が上がるという話を耳にし、会社も仕事がなくて開店休業状態であったため、いざ京都ということになった。
 京都、乗り換えに使ったことはあったけれど、観光で来たのは考えてみれば21世紀初なのでは!? あれ?観光バスで母と廻ったのはいつのことだったかな…。


 初日は、京都南部の寺へ。


▲第10番 三室戸寺 午後の到着だったので蓮の花は散ってしまっていたが、道沿いの百合の花にもてなされた。春の桜やアジサイの時期も美しく彩られるんだろうなぁ…。



▲第11番 醍醐寺 本来の札所は山の中の上醍醐にあるのだが、そこに行くには時間も足も足りなかったので、お気軽に下の三宝院でご朱印を頂戴する(写真の弁天堂手前の観音堂でのご朱印も現状は三方院でということだった)。

 この日は、ここで終了。宿を取った嵐山に向かう。
 山陰本線に乗って出発寸前にゴロゴロと雷音。京都駅付近は雨が降り出していたが、電車はいったん雨雲を抜けて西へ向かう。が、嵐山嵯峨野駅辺りで、ついに追いつかれる。
 ちょっと距離はあるが、駅から宿まで歩こうと思っていたのだが、この激しい雨では無理と判断。タクシー会社に電話する。すると、今出払っていていけませーんという返事。

 Σ(゚д゚lll)ガーン

 雨が止むまで待つか…、と思ったら、個人タクシーがやってきた。雨が降って駅で人が待っているだろうという嗅覚が素晴らしい! 天龍寺前を通過し、渡月橋を渡って、ホテル前につけてもらう。
 今回のホテルは、エレベーターの無いホテル。多分、この土曜日に自分含め3名しか泊まっていなかったと思われる(翌朝の朝食の膳で判断)。

 窓からは、渡月橋がよく見えた。


▲この日はこのイベントが開催されており、雨が降る前はいろいろやっていたらしいが、雨でいったん中断していた。が、雨が上がると子供たちの太鼓の演奏などが始まっていた。花火の告知はないが、ポスターの空には花火が描かれている。そして、数週間前に花火が上がるツイートがあった。


 部屋の窓、二重なのは、真下を大堰川(桂川と別れた水路)が流れており、その川音が結構賑やかなためと思われる。国道と鉄道に挟まれた地で育ったおれには何の問題もないのだが…。
 そして、小さなベランダはついているのだが、腰高窓のために外に出ることができない。床のレベルも違うため、せっかく持ってきた三脚もうまく展開できないことが分かった。まぁ、仕方ないさ。撮れたら撮ろうの姿勢だったから。

 ということで、8時まで食事をしたり(六盛の弁当旨かった)、翌日の寺巡りルートを考えたりしながら、時を待つ。

 

 いざ花火が始まると。レンズを向けていた方向とは全然別の90度の方向から打ちあがった(+_+) お知らせ雷の10秒後が本番だから、あわてて三脚を狭いベランダに出し、勘だけでカメラの方向を定め、勘だけでズーム調整。
 そんな状況でも以下の花火が撮れたのだから、この状況をほめてほしいW


▲人の話によると、約40年ぶりの嵐山の花火だったらしい








▲ひっくり返っているけれど、型物もあったよ










▲屋根はお隣の民家です(空き家かもしれないが)

 わずか3分ほどの花火は無事終わった。

 高級旅館の正面で小倉山をライトアップしている辺りかと思っていたのだよ。まさか下流とは…。まぁ、木をふんだんに使っている周辺だとリスクがあったからだよな。

 ホテル(もちろんバストイレ付きだが)が提携している入浴施設がすぐそばにあるので、そちらに行ってみる。すると、その施設近くで花火関係者が後始末をしているところだった。何故、ここまで下見に来なかったんだ、自分!
 広いお風呂で足の疲れをもみもみし、ホテルに戻ってビールプパァ!してからおやすみなさい。


 翌朝、ご飯を食べて出発。渡月橋を渡り、まだ店の開いていない嵯峨野の通りを経て昨日のJRの駅へ。京都駅で大荷物をコインロッカーに突っ込み、バスに乗って市中寺巡りへ。


▲第16番 清水寺
 清水寺へ向かう五条坂を歩いている時からはっきりわかったが、圧倒的に人出がない。京都の観光客半減レベルではない感じだ。それでも修学旅行生はいるけれど、外国人観光客はほとんど見かけなかった。
 清水寺は、現在舞台下の木組みの改修中で、ある意味めったに見られない姿になっている。こういう数百年ぶりの改修作業で日本の大工の技術などが引き継がれていき、このために寄付や我々の微々たるさい銭や御朱印料が使われるのだなと思うと、寺参りもたまにはしようぜと思う。
 奥の院下の音羽の滝は、コロナ禍では飲むことが禁じられていた(柄杓を回して使うからね)。なお、ここには紫外線で柄杓を消毒する無料設備があるのだが、それを使っても人による密は消毒できないからだと思われる。

 第17番は六波羅蜜寺。ここは空也上人像(口から仏様がぞろぞろ出てくるアレ)が目当て過ぎて、写真を撮っていないW。ちょうど墓参りの家族がいて、お坊様のお経をライブで拝聴できたのはラッキー。

 16~17番は近いから歩くは割とありだが、この後の18番・19番は結構離れている。が、複雑なバスに乗るのも面倒だなと思った自分は何を思ったが、灼熱の太陽の下、歩いていくことにした(確か所要時間30分と出ていたような…)。
 昼時で、腹ペコモードの時にうまいラーメン屋「猪一」に(本当に行き当たりばったりで)たどり着いたのは功徳であろうW ミシュランのビブグルマン獲得店らしい。京都のラーメン偏差値高いな。


▲猪一の冷やしぶっかけそば。冷たくてつぃんこつぃんこする細麺で、美味しかった。凍ったおしぼり(暑い中歩いて到着したから汗だく)いただいて、生き返りました※料理のみ写真OK


 ここで息を吹き返したので、北上して18番に到着。


▲第18番 六角堂 頂法寺。華道家元・池坊ゆかりのお寺

 さらに寺町通を経由して19番へ。本能寺跡も通ったよ。市役所脇の通り、すごく自分のアンテナに引っかかる店が多く、何度も立ち止まって見入ってしまっていた。



▲第19番 革堂 行願寺。ここも街中の小さなお寺である。

 これで、京都市中心部の札所巡りは終了。今回は写経する時間がなかったので、一応全部読経で対応した。まだ人に聞こえる声量で読む自信はないので、めっちゃ小声でお経本を読んでいる。


 おけいはんの乗り場が割と近くにあるようで、そこから東福寺駅へ。秋ならば大混雑の駅であろうが、この時期はグリーンシーズンなので、ガラガラ。なお、行先は東福寺ではない。昨日、京都市南部で行き損ねていたお寺参りである。
 
 東大路通りを渡ると道の名前が泉涌寺道に変わった。そっか、泉涌寺もこの先にあるのかぁとボーっと考えつつ、緩やかな坂を歩く。そしてたどり着いたのは泉涌寺の門。え?泉涌寺!? あれ?観音寺への道はどこで分岐したの⁉ と小パニックになっている時、門内に「ここから150M」の表記を見つけた。
 あぁ、そうなの!? この札所って泉涌寺の境内にあるんだ!!
 緑濃い木陰の坂道をそこからさらに上ると、左手に下る坂道が出てきて、そこが札所の入り口であった。 


▲第15番 今熊野観音寺。泉涌寺(皇室の寺)の境内にあるなんて知らなかったよ。



 本日の予定はこれで終了。あとは帰るだけだなぁと境内で大休止。
 閉鎖されている休憩所の前のベンチで涼む。そしてその休憩所に張ってあった張り紙を見た。そこには「西国33所草創1300年記念事業期間延長のお知らせ」と書かれていた。

 ええ!!
 なんだよ、今年いっぱいじゃなくて延長したのか!! 1年だけじゃなく2年ちょっとという辺り、このコロナ禍がすぐに終わるものではないという、冷静な判断がうかがわれた。
 まだ京都も日本海側の寺などいくつか残しており、大阪、和歌山、兵庫、滋賀、岐阜の寺もあるので、さすがに今年いっぱいは難しいと思っていたんだよね。それが2年もあれば何とか巡れるかもしれないという希望が見えてきた(某配信花火の時に兵庫めぐるつもりだったんだよね…)。
 ということで、この方面の花火情報、どんどんください!! 花火を出汁にお寺参りしてくるから!!


 家の戻る新幹線は19時台なので、今一度東山に戻った。


▲八坂の塔へ行ってみた。ここも本当に人出が少なく、道沿いの店は早々に店じまいしているところだった


 行きも帰りもぷらっとこだまでのんびりと。グリーン車は寝心地いいでっせ(通常料金より安いし)。

小幡さんに会いたくて新幹線に飛び乗った

2020-08-14 00:33:00 | 花火

▲開始直前でもこのレベルの人出。十分ソーシャルディスタンスは取れています。右側はジェットコースター。そして「?」の兄さんが結構な存在感w

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 花火大会が少ないこの夏、ナガシマスパーランド(三重県)の花火は、規模は縮小されたものの、例年通り開催されることになっていた。担当煙火店は日替わりで、能登煙火、磯谷煙火店、菊谷小幡花火店、三遠煙火の4社。あー、小幡さんの花火、今年見に行く機会がなさそうだから、8月16日の小幡さん打ち上げを見に行こうかなぁと思っていた。
 そこに飛び込んできた、8月11日の花火中止の報。
 「花火は本日8月11日まで、以後の花火は中止します」

 ええぇぇぇぇ!! orz

 今から行けば間に合う! だけど翌日web面談が入っていて、その資料がまだできていない。どうしよう…。

 と思いつつも、行く算段を検索している。
 よしまだ1時間は余裕がある。行こう!!

 そして車上の人となる。旧盆シーズンとはいえ、新幹線は気が抜けるほどに空いていた。指定席1車両に10人未満。名古屋で直通行高速バスに乗り換え(乗車3名)、暗くなる前に到着。初めてのナガスパである。
 園内をグルグル回って芝生広場に到着(初めてだし暗くなっているしで全く方向がわからん)。するとそこに顔見知りの面々がいた。暑い中みんなマスクをつけている。

 そこにイケメンさんも登場! 思わずたまむらの手ぬぐいを取り出すw

 そうこうしているうちに日も暮れて、徐々に人が芝生広場に集まる。集まるといっても、十分に間隔が取れているし、入場に際して整理券が配布されているので、施設側が設定している以上に人は入れない。そもそも、この広場以外でも園内で見れる場所はいろいろあるし、園外からだって花火は見ることはできる。


 ということで、打ち上げ開始。


 個々のアナウンスはおじさんの独特なナレーション。曲導が昇る間に玉名とかを読み上げてくれるのはありがたいが、そこでモノクロームとか言われるとめっちゃ焦る(露出が全然違う)。
 


▲ザラと雷を従えて、花火が打ちあがる


▲パステルカラー!


▲八方芯の余韻もいいですね~


▲カラフルな大玉ドーーーン!


▲錦芯のパステルブルー縁がおしゃれ


▲そのパステルブルーが主役となるとこんな感じ


▲カラフルなボタン玉


 そして、子供も大人も喜ぶ型物コーナー

▲ニコちゃん


▲ハート


▲カエルさん


▲ネコちゃん


▲ウサちゃん


▲ドラちゃん


▲た、たしか「アマビエ」といっていたような…


▲忘れ柿系だけれど、色合い的には野イチゴかな。モミジイチゴ辺りが近いかな~


▲羽衣系も好きです


▲モノクローム系統はいきなりだと難しい


▲大きな芯にリンクして小割にも緑があしらわれている


▲八重芯からの和火八方。ええわぁ、ええわぁ。


▲センター部がセキチクみたいな文様


▲三重芯きた!


▲八方芯の小割の鮮やかさがかわいい


▲銀芯オーロラですかね


▲そしてモノクロームキターーーー♡


▲銀の奥に万華鏡が!


▲足元のあしらいもよいですわ


▲銀一色フィナーレ!!


 終了。
 よかった、すっ飛んできてよかったよ。これを逃すと今年小幡さん花火見られないかもしれないと思っていたので、本当に来てよかったよ。小幡さんのご尊顔も拝したし、本当によかったよ。

 帰りの高速バスに乗って名古屋へ戻る。長島って「長い島」と理解したよ。逃げ道がなくってしばらく渋滞。最終新幹線に間に合うかドキドキした。
 無事、最終の一つ前の新幹線に乗って、帰京。帰りも1車両10名未満。さすがのJR東海さんでもこの乗車人数では営業数値が気になる感じだ。



 そして今まで桑名の花火の対岸にあるのが「ナガシマスパーランド」だと思いこんでいいたんだけれど、あれが「なばなの里」だったということを知ったw

(Web面談用資料は翌朝から頑張ってぎりぎり間に合った)


ミニミニ神明の花火2020

2020-08-13 20:29:00 | 花火

▲ワイン花火 ワイングラスの花火も上がったよ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 コロナ禍で花火受難の2020年。オリンピックで10月に回避した神明の花火も、6月早々に中止が発表されてしまった。傷心のまま、抜釘手術に臨んだ次第であった。
 その後、わが身におこった怒涛の出来事でいっぱいいっぱいになったころに知人から連絡が来た。
 「プライベートで花火協賛しませんか?」

 少々迷ったけれど、参加することにした。

 その後、その方から花火のプログラム内容が適宜送られてきて、でも自分は結構大変で、自分がその花火を上げる側にいるということがいまいち実感がないまま時が過ぎた。

 そうこうしているうちに恒例の出向業務も終わり、2週間の夏休みを(主に自宅で)過ごしたのち、当日を迎えた。
 多分日帰りも可能かなとは思ったが、せっかく県外に出かけるのであれば、少しは経済回さないと…と思ってビジネスホテルを取った。そこのチェックインを済ませてから現場へ向かう。現場入り、ビリでした。すんません。

 今東京で一番旬な「萩の調 煌 ホワイト」をお土産に到着したから許してくれよん(あさイチから東京駅で並んだ)

 時間になったので、目立たぬように土手に上がり、スタンバイ。
 当然、河川敷は今年は自然のなすまま。日頃自由席のシートがびっちり敷かれている場所も草ぼうぼう状態。そもそも指定席の階段もそこが「いつもの場所」とは気づかない状態であった(ボーっとしすぎるにも程がある)。



▲レンジャー花火。ニン・ドン・ポン イェイ!
 順番とか向きとか違っているけどw


 この日は、ワイン花火、レンジャー花火、そしてプライベート花火の三段構えであった。もちろんシークレット花火である。
 この時点で土手にいるのは関係者のみ。
 だが、「花火の日」のこの日に土手の上に少ないけれど人が集まっているというのは、人からも見えるため徐々に人が増えてくる。さらに打ち上げ10分前に、町の防災無線で花火が上がることが告知される。今回は大玉込みなので、いきなり花火音が来るとびっくりする人や困る人もいるからという配慮である。
 近所の人がばらばらと土手にやってくる。



▲始まるよ~

 ワイン花火、レンジャー(町のキャラクター)花火と続いて、いよいよである。



▲7号対打ちヽ(^o^)丿 本店玉とマルゴー玉だぁぁぁ(´;▽;`)ウゥゥ


▲10号対打ち(/・ω・)/ 腹に響く振動がたまらん (´^ω^`)


 そして、プライベート花火(ワイドスタマ)が打ちあがる時間。
 ドッキドキしているうちに、3パターンのザラが走る。早い、早いよ!!


▲ワイドスタマ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 快感…( ゚ ▽ ゚ )


 終わったよ、終わったよ。
 超あっという間だったけれど、こんなに素晴らしい花火が見られるなんて、ほんと夢みたい。心臓がバクバクするし、なんか目から汗が…。

 そして安定の撮影クオリティwww(いろいろあっちこっちゃいじってます)


 

▲対岸で打ち上げをしてくださった煙火店スタッフさんが赤色灯を振ってくださっていた。ありがとう! 来年はもっともっとたくさん上げるのを楽しみにしています。(T_T)/~~~

 2020年8月7日 わたしたちの神明の花火は終了した。来年またね。
 そして、取りまとめをしてくださった▲様、お声をかけていただきありがとうございましたm(_ _)m

長岡花火2020

2020-08-05 13:59:00 | 花火

▲ホテルの廊下でも花火が打ちあがっていた、さすが。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 8月2日は夜まで予定がないので、ドキドキ活動。バスに乗る。


▲車窓から望む左岸には何もなく、だれもいない…。


 県立歴史博物館は近くにある馬高遺跡などの県内の縄文土器の展示が圧倒的である。

 それらは展示の一部で、新潟県の歴史&暮らしをまんべんなく紹介する展示内容になっている。古代の役人の日誌からたどるルートなど、なかなか面白い視点。謙信の時代もあるが、それはあくまで歴史の一コマに過ぎない。産業の発展や県内各地の銘品なども展示されており、私より年かさの方などは、懐かしい品物や風景とたくさん出会えるだろう。
 推しは縄文土器だけれどね! 火炎式土器と王冠式土器の見分け方はもう任せて!


▲ドッキドキ(⋈◍>◡<◍)。✧♡(新潟県歴史博物館)


▲ドキドキドキドキドキドキドキドキドキ…。(新潟県歴史博物館)



▲新潟県歴史博物館でもらった縄文土器バッジ。SNSに#新潟県歴史博物館と入れてつぶやくと1個もらえる。5種類あるから、ぜーんぶもらおうと過剰投稿したのは私ですw


 歴博の前の通りを下っていくと、関原の花火の筒場や観覧席があるが、本年は開催中止ということもあり、少々さみしい感じ。とはいえ、いつもは閉館後に到着する馬高縄文館にまだ明るいうちに到着し、中の展示を始めてみることができた。
 遺跡とは土地で、地元の地主などがその発掘に係るのはとても納得する。そうして代々発掘された土器の破片等から大規模な発掘が行われ、さらなる発見につながっていく。考古学とは実に尊い。
 縄文人の村が時代によって移動したりとかも全部今もこの地に残っていて、今も昔も人はここで暮らしている。


▲ドキの過剰摂取でラリるレベル(馬高縄文館)

 あと、土偶、新潟はあまり出てないなぁって思っていたら、馬高遺跡にばっちりあったことを知る。大抵こういうものは依り代で破壊されることで難を逃れるものらしいから(一つの推測)あまり出てこないものなんだろうなぁと思っていたけれど、それが確実にあったことに驚いた。どことなく茅野の土偶と似た雰囲気であった。


 近所の農産物直売所でナスでも買おうと思ったが、ナスが一つもなかった…。長雨が原因なのかな。市内のスーパーいくつか覗いたけれど、本当に梨ナス系が全くないのよ…。仕方なく150円でナマスウリを買って帰る

 暗くなる前に出発! 善光寺街道を西進する。もちろん人様の車に乗せていただいている。日が落ち、真っ暗な中、現場に到着。一般道のイルミネーション越しの池もよさそうだったけれど、近いは正義!で行く。過去の画像を見ながら、もうちょっと左かな、右かなってうろうろしているうちには何やら明かりが…。
 レーザー!? え、え、え!? って思っていたら、建物の後方から花火が飛び出てきた。 











 小型煙火中心だったけれど、レーザーも使った打ち上げだった。レーザー光線はあまりカメラに映らんものだな…。


▲レーザー光線、わかるかな!?

 しかし、この日は大巻があったとは…。




 3日目は月曜日。何故月曜日に定休日の施設が多いのか…。この日チェックアウトなので、昼前にはホテルを出ないとならない。チェックアウトして、各駅停車の電車に乗る。
 終点からバスに乗って何十年ぶりかに水族館を訪れた。
 入り口で今日はイルカショーはありませんと聞いてちょっぴりしょぼん。


▲マリンピア日本海。下から見るエイは愛嬌がある


▲マリンピア日本海。フサギンボはおしゃれ眼鏡


▲マリンピア日本海。クラゲコーナー。加茂水などの影響ですかね、この展示は。


▲マリンピア日本海。水クラゲ以外にギヤマンクラゲと赤クラゲ(写真)がいたよ


▲マリンピア日本海。カマイルカ出産の兆候あり(該当メスは別水槽)とかで、中止とされたイルカショーだったけれど、給仕タイムに飼育員さんとのコミュニケーションでちょっとしたアクションを見せてくれた


▲マリンピア日本海。カマイルカ高く飛びすぎだろ!?問題w

 ペンギン、一時期よりだいぶ減っていた。確か以前は3ケタいたんじゃなかったっけ…。ラッコのいない水槽は寂しかったけれど(3月に最後の1頭が死んでしまった)、丸々としたバイカルアザラシは相変わらず愛嬌っぷりだった。



 そして長岡に戻る。夕日が落ちた直後ぐらいに土手へ到着。1日2日と花火が上がっていることを知っている市民が、大手大橋周辺に集まってきた。やはり、地元の人も花火が上がらないの寂しいだな…。できれば近くで見たいんだね。
 100人以上は見物客いたと思うけれど、みな適度に距離を保って、川の対岸を見守っていた。

 19:30
 何の合図もなく、白い曲導が藍色残る空を駆け上がっていった。


▲8月3日 白菊



▲8月3日 錦冠

 前日と同じ白菊3発と、錦冠1発の打ち上げであった

 打ち上げは前日と同じ内容でした。白菊×3と冠菊×1。決して密ではなかったけれど、土手にはそれなりに人出があって、みなが夜空を見上げていた。


 ひょっとして20時に片貝から花火上がらないかなぁとしばらく土手で待っていたものの、この日は打ち上げはなかった(´・ω・`)


▲なんちゃらムーン

 最終新幹線で長岡を発った。ありがとう、長岡。来年は大花火を上げられるように世の中が平くなることを願って…。




▲長岡駅に張ってあったポスター。打ち上げ花火を手持ち花火に見立ててというコンセプトなのはわかるが、私はこれを見て大変ショックを受けた。ちょっと哀しかった。