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時すでにお寿司(遅し)篠田の花火

2023-05-18 20:55:04 | 日記

 昨年までは圧倒的に中止・延期が多かった花火界隈。さすがに2023年はあちらもこちらも花火が復活していく。

 そんな状況下、まだ行ったことのなかった「篠田の花火」が開催されると言うことで、新幹線で西へ向かうゴールデンウィーク。篠田の花火は、滋賀県にある篠田神社で行われる。一旦新幹線で京都まで行って、在来線で戻る。近江八幡は、2,3年ほど前に訪れたことがある。そのときは西国寺めぐりがメインだった。元々は篠田の花火をターゲットにしていたのだが、まだコロナが猛威を振るっていた頃だったので、イベントは軒並み中止となっていた。

 本年になり、コロナが以前よりグッと治まってきたと言うことで、篠田の花火が開催されることとなり、速攻駅前のホテルをゲットした。

 篠田の花火はゴールデンウィークまっただ中に行われる。観光客も復活し、新幹線はなかなかの盛況であった。早々にグリーン席ゲットしていたので快適~♪

 ホテルに荷物を預けて、前回チャレンジしなかった近江牛のしゃぶしゃぶを堪能してから篠田神社へ。まだ昼過ぎだから、人出もまだすくない。とりあえず、場所を押さえて、あとは夜まで待ったりと。篠田神社のすぐ横には、東海道新幹線が走っていて、新幹線に乗っていると一瞬だけ篠田神社を望むことができたりする。

その新幹線の向こうにある田んぼでは、打上げ花火がセットされていたが、以前と位置が変わったらしく、結構遠いというか、境内からだと微妙にずれているところとのことで、まぁ仕方ない件がぽろぽろ。

 それでも初めての現場であるので、飽きもせずうろうろしたり、友人とまったり話したりして、夕方を迎える。

 

 まだ暗くなりきらない内から花火打上げが始まる。ほぼ90℃の角度に上がるので、首はずっと右を向いたままになる。

 

 

 

右側は本部?アナウンスが行われていた。

 

 

 

 

 

 

 ▲境内の入り口にセットさえていたナイアガラの滝

 

 

▲手前側から火縄が走り、板絵の火薬に着火、くるくるくるくると回り始める

 

 ▲やがて板に描かれた火薬に火が移って、フィナーレへ...。

 

 以前から見に行きたかった篠田の花火、まさかの縮小パターンであった。それでも伝統的な花火で描く板絵を見ることができて、ようやく溜飲下。

 翌日は善峯寺に行き、京都をうろうろしたあと東京に戻った。

 篠田の花火、おそらく元の規模には戻らないのだろうが、ようやく見ることができてよかった。


大曲の花火春の章 2023

2023-05-12 21:34:38 | 日記

 コロナがようやく落ち着きを見せて、通常モードに戻った大曲の花火「春の章」

 ゴールデンウィークの新幹線チケット争奪戦に負けた自分は、久々の夜行バスでの遠征となる。朝、秋田駅に到着し市場で朝ごはんを食べようと思ったら、市場会場より早く到着してしまったらしく、まだ店が開いていなかった(´・ω・`)。仕方なく、えきのそばやでギバサそばで朝ご飯。奥羽本線の時間に合わせて大曲へ向かう。

 あさイチから(夜から並んでいた人もいたらしい)のスタンバイで行列ができており、その列に合流して、入場開始となる夕方までただただ待つ。周囲には花火マニアしかオランで、話は当然花火談義。

 そうこうしているうちに夕方になり、入場開始。

 いつものように斜面に三脚を立てて場所確保。暗くなるまで、またぐだぐだする。コロナが収まりつつある状況なので、飲食屋台もにぎわい、お酒も解禁。もちろん、要所要所に殺菌アルコールは設置されている。

 やがて、一般客もたくさんやってきて、春の章としては過去一の観客数ぐらいになったかな。

 鳥海山はまだ白雪をいただいており、残雪に朱色が刺した後、夜のとばりが降りてくる。

 そうして、春の章が始まる。今年は雨が降らなくてよかったよかった。

▲オープニング花火

▲標準審査玉(北日本花火興業:今野貴文)。翌日の花火師イベントで「優勝」と言われていたそうだ

(標準審査玉は競技には含まれないのが惜しい)

▲競技第1号:とんぼの楽園(千葉県 高城煙火店 :高城渉)

 センターのとんぼがくっきりと。

 

花火と音楽で巡る世界紀行[Rock Around the Clock(和火屋)]

メインは右側で、左側はおそらくウェディング花火。山の中腹にホテルがある

 

 

▲競技「Monochrome Come Again」(菊屋小幡花火店:小幡知明)

 青年部ご卒業だそうで、今後の活躍が楽しい。

 

▲競技 「青き星空に咲くラベンダー」(小松煙火工業:伊藤航也)

 

▲競技 昇曲導付五重芯鬼グラデーション(福山花火工場:土屋善信)

 昨年の常総新花火で初めて観覧した千葉の煙火店さんなんだが、この鬼のような発色グラデーションにはもううなると言うか、息をのむというか…。

▲フィナーレ花火ー世界の花火 日本の花火(大曲の花火協同組合+カナダのFireworks FX)

 

 今年は雨にも降られず、ケムケム攻撃もあまり気にならず,よかった。

 夏以外は町中も割と静かな大曲。友人と居酒屋で食事を取り、駅前ホテルで就寝する。

 帰りも新幹線争奪戦に負けていたのだが(ゴールデンウィークでしたからねぇ…)、ダメ元で駅の券売機をいじってみたら、なんと席が空いていた!! スムーズに東京まで帰れてよかった。