▲長岡の白菊は戦災の被害者から、今に至るさまざまな慰霊のために打ち上げられる
遅ればせながら、熊本地震の早期復興と被災された方の生活の早期再建をお祈りします。
当初は新潟県中越地震を彷彿とさせる展開を見せた熊本地震は、最初、14日の震度7が前震とされ、その後、16日深夜に再度記録された震度7が本震とされた、今までに見たことのない大災害となったのは周知のことである。
暗い時に発生する地震は、被災の全容が見えないから怖い。
案の定、16日の朝には崩れ落ちた斜面や押しつぶされた家々が映し出され、10月24日の朝が思い出された。
今日、余震は1000回を超えた。中越地震が2年で記録した回数を約2週間で超えたことになる。
神戸、中越、東北とさまざまな地域で発生してきた大災害は、今後また別なところで発生しうるものである。それが日本である。
次は自分がや被災者になるかもしれない、という危機感を、忘れずにいることが必要だろう。そのために何をしたらいいのか…。
いくつか気になった点を自分への戒めとして記録しておく
●安易なリツィートをしない
善意によるRTは大勢の人の目に触れる。だが、それは震災エリアのごく一部の人に向けての情報である。A町にいる被災者はB町の情報を得ても動くことができないのだ。そして大量の情報の中にB町の情報が埋もれていくリスク。もはや大量のRTは情報テロであるといっても過言ではない。
少なくとも12時間以上前の情報はRTする必要があるか、特に非被災地の人は情報をきちんと精査する余裕を持ちたいものである。すでにその情報古くなっている可能性が高いからである。
●情報の真意を確かめる
悪意のある、あえてウソの情報も流れた。センセーショナルかも知れないが、それが本当かどうかツイッターができる環境にある人はネットで調べることもできるはずである。
●あわてて物を送らない
配送方法がない、配送する道がない、配送する人がいない(地元の人はみな被災者…)。もしどうしてもモノを送りたいのなら、自分でトラックを仕立てて、少品種大量物資(仕分けるのが負担にならないように)を荷台に詰め込んで、自分で運転する。
●政府・公的機関の支援は我々の税金で行われている
だから、一生懸命働いて経済活動をして、税金を納めることが実は震災復興支援となる。
東日本大震災でも言ったが、一時の自粛で得た1億円は1億円でしかないが、その1億円で経済活動をすればもっと増えるのだから、より支援額が増えることになる。
首都直下型地震が来たら、被災者多数過ぎ、政府機関被災しすぎてパニック必至である。せめて水は倍量キープしなければなぁとセブンネットやアマゾンを見る今日この頃である。
▲昨年のやつしろの花火より。今年は、元々行かないつもりでいた(毎年は無理)。来年はきっと行くからね…。
▲昨年の長岡のフェニックス。今年は熊本への思いも込めてきっと…